世の中のこと

食用コオロギの会社が倒産したのは時期尚早のせい?理由は5つある

こんにちは。

今回は、食用コオロギの会社が倒産したのは時期尚早のせい?理由は5つある」というテーマについてです。

 

未来の食糧危機を救うスーパーフードとして、日本でも急速に食用のコオロギ食や昆虫食が推進されてきましたが、2024年1月17日付で長野県茅野市に本拠を置く食用コオロギ養殖の「株式会社クリケットファーム」が倒産しました。

そもそも昆虫食は、国連の食糧農業機関(FAO)が「世界の食糧危機の解決に、栄養価が高い昆虫類を推奨する」との報告書を2013年に発表したことで関心が高まり、のちに日本でも大手企業がコオロギパウダー入りの食品を販売したり、近い将来給食にも取り入れていく?!などという話もあり一時話題となっていましたよね。

そんなコオロギ食や昆虫食ですが、2024年に入って早くも陰りが見えてきたと言うのでしょうか。

ニュース記事には「時代尚早だったせい」とありましたが、果たしてそれが理由なのか?

SNSには、様々な声が寄せられていましたよ。

個人的には、時代尚早のほかにも理由があると思いました。

食用コオロギの会社が倒産したのは時期尚早のせい?

「食糧不足を救う」として注目を集めている、食用コオロギの会社が倒産した。

新規参入から、わずか3年で破産手続きを始めたのは、長野県茅野市に工場を持つ「クリケットファーム」。

(中略)昆虫食は、2013年に国連の食糧農業機関(FAO)が「世界の食糧危機の解決に、栄養価が高い昆虫類を推奨する」との報告書を発表したことをきっかけに、まず欧米で関心が高まった。日本では2018年に国内初のコオロギパンが発売され、2020年に無印良品のコオロギせんべいが「爆売れ」した。

クリケットファームは、そんなブームの最中である2021年に設立され、2024年に倒産している。内田氏は「イノベーションを志すチャレンジは拍手を送りたいが、想像以上に需要がなく、時期尚早だったのではないかと分析している。

配信

引用:【独自】食用コオロギの会社が破産…その真相とは 経済ジャーナリストが分析「SDGsというきれい事だけではビジネスはできない。ベンチャー投資ブームが終わった」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース

2020年に発売された無印良品のコオロギせんべいは「爆売れ」したのですね。

物珍しさから買う人が多かったのでしょうか。

ヤフコメの反応は?

上記のニュース記事に対して、世間からはどのような反応があったのでしょうか。

一部ご紹介します。

『「まだ時代が早かったのかなという感じ」だと分析した。』

と言うか、そんな時代はいつまで待っても半永久的に来ないだろう。

コオロギを食べる必要性がある程に食料事情がひっ迫したら日本経済は壊滅し流通網も寸断されている。

生産も供給も不可能となっているはずである。

「環境」とか「脱炭素」とか「SDGs」とかの枕詞を付けたら誰かが資金を出す流れは今後も続くだろうけど、大半は水の泡と化すと予想される。

 

結局のところ、仮に昆虫からタンパク質が摂取できるのであれば、先人たちは食べてるわけです。(イモムシを食べたり、イナゴを食べる文化があるように)それをしてこなかったということは、それなりの理由があるからで、やっぱり歴史は大事だなということを再実感できる内容だなと思いました。

 

まぁ仕方がないかな。別にコオロギを食べるという事を考えるのがね。ソレなら綺麗な水で育てたザリガニの方が良い。フランス料理にもうザリガニは出てくるくらいだし、鳩やどじょうの方が良い。あの黒い昆虫だと家の中を這い回るGの方を想像してしまうから受け付けない。イナゴや蜂の子を食べる人達も居るから解らなくもないけど、俺は嫌だ。もっと違う物を考えるべきだと思う。

 

日本の自給率は20%もないとは言え、そこら中に食料が溢れているし、廃棄ロスは世界1位。

そんな国にコオロギによるSDGsはまだ早かった。

世界中が差し迫った食糧危機にならない限り、まだこのビジネスは早かったですね、

おそろくそのような時代になれば、一粒食べればカロリー、食物繊維とかが十分に接種出来るような夢のような物があると思う。

それだけまだまだ先の未来と思う。

 

色々と食べ比べてみたことがありますが、コオロギやウマオイムシは美味しくないです。

バッタ系の虫だとイナゴが一番美味しいです。

とは言え、日常食というよりは珍味といった感じですから、ゴリ押しして普及するものでもないでしょう。

 

虫食うよりも、まずは食料の廃棄率を下げることからしませんか。

ファストフードとかコンビニとか、廃棄量はとても多いですね。

便利な世の中はいいですが、例えば作り置きはし過ぎないとか、多少不便になっても、虫食うよりはましです。

 

面白い事業だったかもしれないが食用コオロギが必要な時代が来た時は農業も畜産・水産も破綻に近い状況でないと食べない、その時は地球と人類が終焉を迎える直前みたいな状況だろう。

 

研究するぶんにはいいと思うけど、給食で出したり押しつけがすぎて炎上してませんでしたっけ(この団体かどうかは知りませんが)。

必要に迫られたら食べる人もいるかと思いますが、アレルギーを起こす可能性があるゲテモノを、わざわざ日常食には取り入れないです。それよりも永続的な食料確保のため、環境保全や食品ロスをなくす方法を日々、考えましょう。

食用コオロギの会社が倒産した理由は5つあると思う

食用コオロギの会社が倒産した理由は、時期尚早のほかにも理由があると思いました。

①時期尚早、食べ物が何もないくらいの危機にならないと難しい

たしかに地球が滅亡するくらいの危機に直面し、食料も途絶えて草と虫くらいしか無い世の中になったとしたら、その時は虫も食べるかもしれませんが、今は物価高騰で生活が苦しいと言いながらも一応食べれてはいますし、そこらへんに食べ物が溢れているようにも見えますので、あえてコオロギや昆虫を食べるという意識にはならないと思います。

②そもそも日本にコオロギを食べる文化がない

海外にはコオロギを食べる文化がある国もあるでしょうが、日本には昔からそのような文化はなく、今からその文化というか価値観を変えていくのはかなり難しいのではないか、と思います。

昔から一部地域で食されてきたイナゴや蜂の子ならまだ分かるのですが、、、

③見た目がどうしても無理

コオロギは、どうしても見た目がゴ●ブリに似ているため、生理的に受け付けないという人も多いのではないでしょうか。

たとえパウダーにしていたとしても想像してしまいますから、私はパウダーでも厳しいかな汗

④衛生的な問題が払拭できない

たとえばイナゴは稲を食べて育った昆虫ですが、コオロギは雑食で汚い場所にも生息していると聞きます。

養殖のコオロギは汚くないかもしれませんが、でも養殖か野生かなんて食べ物に入れてしまったら分からないですよね((+_+))

それに、数年前に内閣府がコオロギの注意喚起をサイト上に掲載しているのですが、本当に衛生的に大丈夫なんでしょうか。

⑤アレルギーの問題が払拭できない

甲殻アレルギーを持っている人は、コオロギが入っている食品は要注意ですね。

しかし、なにやら物騒なことが以前話題になっていました。

消費者庁 「原材料として使われた場合はコオロギの表示はされるが、コオロギの成分が醤油等の調味料に入れられた場合は、成分表示にコオロギと記載する義務はなくアミノ酸等の表示でいい」

これですと、重度の甲殻アレルギーの人は「調味料」に要注意になってしまいますね。

重度の場合、アレルギーって本当に怖いですよ。

おわりに

コオロギ食や昆虫食が推進されるようになってから、様々な情報を見聞きしてきましたが、私はいまだに食べてみようという気にはなりません^^;

タンパク質を摂る目的なら、大豆製品の方が日本人の体に合っているのではないか?

しかも、年間70トンもの大量のおからが廃棄されているんだとか。

だったら、コオロギや昆虫食を推進する前に、この大量のおからを使って食を考えていった方が、よっぽど日本人には好感触なんじゃないか、と思いました。

私は大豆製品大好きなので、おからを使った食品なら購入を考えるけどな(゚∀゚)

今後どうなっていくのか、これからも注目していきたいと思います。

では今回はこのへんで。

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投稿者プロフィール

ベビーカステラ
元看護師です。
現在は在宅ワークにて、過酷な看護師生活に終止符を打ちました。
世の中のなぜなに?や、ホットな耳より情報をお届けしています。

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