こんにちは!
今回は、「蟻の退治方法には酢が有効?家の中に寄せ付けない予防策も!」というテーマについてお話させていただきます。
小さな蟻が家の中にまで入ってきて、不快な思いをしたことはありませんか?
私はあるとき、ふとキッチン台を見たところ大量の小さな蟻が列をなして歩いていたことがあります。
あのときのゾゾッとする不快感は、今でも忘れられません。
蟻は体が小さいので家の中に入ってきやすい虫だといえますが、できることなら寄せ付けたくないですよね。
ましてや小さなお子さんやペットがいる場合には、誤って口にしてしまっては大変です!
そこで今回は、蟻を家に寄せ付けない予防策や、酢を使った退治方法などについてご紹介したいと思います。
もくじ
蟻の退治方法には酢が有効?
結論から申しますと、蟻の退治方法に酢は有効です。
理由につきましては、蟻はもともと酸っぱい物が苦手でして、酸性の酢をかけられると動けなくなってしまうのです。
同じような理由から、酢のほかにもレモン汁やクエン酸などの酸っぱい物も有効です。
しかし、レモンやクエン酸はいつでも家庭に常備されている物ではないため、すぐに使える手頃な物という点でいいますと、酢が一番有効なのではないかと思います。
蟻は、ある日突然侵入してきます。
必要な時に使えないと困ってしまいますからね。
蟻を退治する酢スプレーの作り方
では、実際には酢をどのように使用して蟻を退治したら良いのでしょうか?
蟻を退治する「酢スプレー」の作り方は、とっても簡単で誰でもすぐに作れてしまいます。
準備するものは、
・酢
・酢と同量の水
・スプレーボトル(100均などで売っている物や中古の物で可能)
たったこれだけです。
作り方は、酢と水をスプレーボトルに入れてよく混ぜたら出来上がりです。
作り方も何もないほど簡単ですね。
酢スプレーを使用するときの注意点
酢は自然の物ですので、私たちに害はないのですが、だからといって水で薄めず原液を使用することはやめておきましょう。
酢を原液で使ってしまいますと、室内のニオイの原因になったり敏感な人は刺激になったりしてしまいます。
また、蟻を見つけてシュッとスプレーするときは、蟻が動けなくなるまで何回かスプレーすることをおすすめします。
その方が確実だからです。
その後は、ティッシュペーパーなどで蟻を取り去り、さらに布巾などで酢の残りをよく拭き取っておきましょう。
床や家具の変色や臭いを予防するためです。
蟻を寄せ付けないための予防策は?
蟻を寄せ付けないための予防策としては、どんな対策があるのでしょうか?
酢スプレーを予防的に使う
お酢の臭いが嫌いな蟻に対しては、退治するときだけではなく、お酢を使うことで予防対策もできるのですよ。
蟻が侵入してきそうな場所にシュッとスプレーしておきましょう。
効果はそこまで長く続きませんから、定期的にスプレーすることおすすめします。
餌までの通り道の「ニオイ」を消す
蟻は「蟻酸(ぎさん)」という酸を出して、ニオイによって餌までの通り道を残していくといわれています。
だから蟻は、よく列を成しているのですね。
ですから、そのニオイを消して予防するという方法もあります。
しかし蟻酸のニオイは、水拭きや乾拭きしただけでは消すことができません。
そのような時は、以下の方法で拭いてみてください。
・お酢で拭く
・アルコールティッシュで拭く
・ハッカ油を混ぜた水で拭く
・熱湯で拭く
甘い物や食べ残しを放置しておかない
たいていの方が知っていることだと思いますが、蟻は甘いものが大好物です。
お菓子類やジュースの食べこぼしがないか確認し、掃除を徹底することが大事になってきます。
また、お菓子のみならず白米やおかずの残飯にも群がりますから、生ごみは放置しないでビニール袋に入れて口をしっかりと縛り、ゴミ箱に処分しましょう。
ハッカ油スプレーを使用する
蟻は、ハッカ油やミントなどの香りも苦手ですので、ハッカ油スプレーを散布して予防することもできます。
ハッカ油スプレーの作り方については、以下の記事をご覧ください。
なお、ハッカ油スプレーは蟻だけではなく、様々な虫の忌避剤として効果が期待できますから、1本あると重宝するかと思います。
ただし、ペットや小さなお子さんがいるご家庭では要注意です。
家の周りの蟻の巣を駆除する
蟻を家の中に招き入れないためには、家の周りの蟻の巣を駆除することも重要です。
家の周りに蟻の巣がありますと、たとえ家の中に侵入してきた蟻を退治しても、また再び蟻が侵入することになりかねないからです。
家の周りの蟻の巣を駆除するには、専用の薬剤を使うのがおすすめです。
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「アリの巣コロリ」は、置き型タイプの薬剤です。
薬剤には甘い黒みつが配合されていますので、吸い寄せられた蟻は仲間にも餌の在処を教えます。
よって、たくさんの蟻が群がるのですね。
薬剤は、蟻が吸いやすいゼリー薬剤(ジノテフラン)ですので、蟻は速やかに巣に運び込みます。
※アカカミアリ、アルゼンチンアリ、ヒアリにもおすすめです。
巣に持ち帰った薬剤は仲間にも分け与えられますので、したがって巣にいたすべての蟻に効果を発揮するという仕組みなんですよ。
まさに、手を汚すことなく抹殺・・・恐ろしいほど優れた薬剤ですね。
使用する際には、取扱説明書をよくお読みになってくださいね。
家に侵入してくる小さい蟻とは?
家に侵入して食べ物に群がる蟻の多くは、たいていとても小さな蟻です。
そんな小さな蟻は、
・ヒメアリ(雑食性で食欲旺盛、人間にも噛みついてくる)
・イエヒメアリ(雑食性で衣類に穴を開けることもある)
・ルリアリ(室内外問わず電化製品に巣を作ることがあり、最悪故障の原因にもなる)
この3種が主だといわれています。
小さいからと言って侮れませんし、たいていは集団で侵入してきますから油断ができません。
おわりに
我が家は以前、子供がアイスを食べたときに、床にアイスが垂れたことを誰も気が付かず、ふと見ると無数の蟻が垂れたアイスに群がっていたということがありましたよ。
怖いのは、その後きちんとアイスを拭き取り掃除したにもかかわらず、時間が経つと再び行列ができていたんですΣ(゚Д゚)
きっと、蟻酸までは拭き取っていなかったため、それを頼りに仲間が再び現れたのでしょう。
しばらくの間は怖くてたまりませんでしたよ^^;
蟻は、小さいからと言って侮っていると、痛い目に遭う生き物です。
そうなる前にしっかりと対策をし、寄せ付けないようにしたいですね。
では今回はこのへんで。