こんにちは。
今回は、「テレビ消せばエアコンの1.7倍の節電効果は参考程度に?野村総研が注意喚起」というテーマについてです。
まだ6月だというのに、毎日危険を感じるほどの暑さですね。
史上最速での梅雨明けも手伝ってか、今年の夏は本当に恐ろしいことになりそうです。
さてそんななか、少し前に政府が節電することでポイントを付与するとか言っていましたね。
月に換算すると数十円程度のポイントなんだとか汗
「それだったらエアコンは切らずに快適な暮らしを取るよ」と言う人が大勢いそうですね。
また先日は、野村総研が11年前に出した「テレビ消せばエアコンの1.7倍の節電効果」という趣旨のレポートが話題になっており、ツイッターでも「テレビを消そう」と一時大賑わいになっておりました。
ところが、その野村総研が「話題になっているのは11年前のレポート。当時と今では家電の性能が異なる。参考程度にとどめてほしい」と注意を呼び掛けているそうですよ。
参考程度に、、、ですね。
果たして、昔のテレビと今のテレビとでは、どちらが消費電力が大きいのでしょうか。
調べてみました。
もくじ
テレビ消せばエアコンの1.7倍の節電効果は参考程度に?野村総研が注意喚起
「テレビ消せばエアコンの1.7倍の節電効果」──政府が企業などに節電を呼びかける中、野村総合研究所(野村総研)が11年前にまとめた、節電に関するレポート内容がTwitterで注目を集めている。これに対し野村総研は「当時と今では家電の性能が異なる。参考程度にとどめてほしい」と注意を呼び掛けている。
※2022/06/28 配信記事
引用:野村総研、「テレビ消せばエアコンの1.7倍の節電効果」レポートに注意喚起 「11年前とは家電の性能が異なる」 | ニコニコニュース
話題になっているのは野村総研が2011年4月にまとめた「家庭における節電対策の推進」という調査レポートで、このレポートによれば、
「主な節電対策を講じた場合の1軒あたりの期待節電量」は696Wと設定、このうち「使用するエアコン台数を減らす」では130Wの節電効果があると明記されています。
また、「テレビをこまめに消す」ことに関しては220Wの節電効果があるとも明記されていました。
つまり、使用するエアコンの台数を減らすより、テレビをこまめに消した方が1.7倍の節電効果があるという計算になります。
しかし野村総研は取材に対し、
「話題になっているのは11年前のレポート。レポートを手掛けた担当者は既に辞めている上、当時と今では家電の性能が大きく異なる。電力の使用状況も当時のものなので参考程度にとどめてほしい」
と注意を呼び掛けているとのことです。
ツイッターの反応は?
上記の記事に対して、ツイッターではどのような反応があったのでしょうか。
一部ご紹介します。
言うて、エアコンは消したら生命に関わるから弱くするのが限界で…
テレビは消したところで生命に何の影響もないからやっぱりテレビを消して線を抜くが一番なのでは?
でも、テレビが点いているより消した方が節電になるのは事実だから消すわ
昼のエアコンは命を守る為に役立つけど 昼のTVは基本役に立たないから消していいと思う
柄が違うだけの識者気取りの芸人と 柄が違うだけのコメンテーターとかいうのを連れてきて
それで同じ内容のニュースを同じように展開するだけ
なんの意味があるのか全く分からない
普通に考えてさ、こんだけ暑いのにテレビつけてエアコン消す人いるのか?
節電しろっていうんだものエアコンと扇風機は生命線なんだから、テレビ消すでしょ。
電力のために民放は昼の放送やめたらいいんでない?
生放送やめたら節電になるでしょ
テレビ消してスマホでつべやニュースやアニメ見てる方がよっぽど節電になると思うのでテレビもう捨ててもいいかもとか本気で思ってますわ
テレビはオフにして困るものでもないしそれにつけてるとテレビ自体が熱を放って部屋を暖めてるからね、節電という観点で見ればオフにするのはメリットしかない
日中テレビ見てる層は、高齢者が多い=家電も頻繁に変えない=11年前の家電なんか当たり前に使ってる
節電以上にテレビを見ることは心の健康面でかなりマイナス。ニュースは都合の悪いことは流さない。バラエティは下世話すぎる。テレビは線から抜いて見ない方が良いと思うけどな。
野村総研「テレビ消せばエアコンの1.7倍の節電効果!テレビを消せ!」
視聴者「テレビを消します」↓
野村総研「当時と今では家電の性能が異なる。参考程度にとどめてほしい」
視聴者「テレビを消します」↓
篠原修司「11年前の自分の罪を償うために書きました」
視聴者「テレビを消します」
TVやめたら時間の節約できるのでオススメ
しょうもないニュースホントに無駄
私が見た限りでは、「そっか!じゃあ、いままで通りテレビはたくさん観てもいいんだね!」などという声はなく、ほとんどが「でも必要無いし節電できることには変わりないからテレビは消すわ」という声だったように思います。
昔のテレビと今のテレビ、消費電力が大きいのはどっち?
昔のテレビと今のテレビとでは、どちらが消費電力が大きいのでしょうか?
10年前の液晶テレビと比較してどれくらい省エネが進んでいるでしょうか。
32V型の場合、2010年製の液晶テレビの消費電力は87kWh/年なのに対し、2019年製は57kWh/年です。約35%の省エネのテレビに進化しています。40V型の場合で見ても、2010年製の液晶テレビの消費電力は156kWh/年なのに対し、2019年製は83.8kWh/年です。約47%も削減されています。
電気代で比較すると32V型の液晶テレビでは2010年製と2019年製では電気代が年間810円安くなります。40V型の液晶テレビの比較では、1,950円も安くなります。(電気代:1kWhあたり27円)
上記の記事を見てみますと、昔のテレビより今のテレビの方が省エネ化が進んでいるようですね。
家庭の中でテレビが占める電気使用量は高いほうなので、古いテレビを使い続けているよりは、買い替えなどして最新のテレビに替えた方がお得ということになりますかね。
家庭におけるテレビの電気使用量の割合は8.9%で、毎日使う冷蔵庫、照明器具の次に電気使用量が高い家電となっています。テレビはブラウン管テレビ、プラズマテレビ、液晶テレビ、4K液晶テレビなど時代とともに変化・進化を遂げていきましたが、家庭のテレビの占める電気使用量は高いままです。
ただ、これは「使用した場合」の話であり、古い機種だろうが最新機種だろうが使わなければ節電できることには変わりないですよね?
だったら、私はこれまでもテレビはまったく観ていませんでしたから、これからも観ないでおこうと思います。
一日中観ていなくても、なんら支障はありませんので。
では、今回はこのへんで。
>11年前とは家電の性能が異なる
11年前と異なり4Kテレビが主流で 4Kは同サイズの機種よりも消費電力が大きい という注意喚起が必要ではないだろうか?※4Kテレビ→消費電力250W~400W
観たい番組のテレビを視聴するのは自由だが
悪質なテレビ局が問題視される昨今につけっ放しするのは電力の無駄
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