こんにちは!
今回は、「ミノムシ(蓑虫)のスピリチュアルメッセージは?夢の暗示についても」というテーマについてです。
ミノムシ(蓑虫)は、私は子供の頃よく見かけましたね。
中身が気になって、覗いてみたりもしたものです。
最近はあまり見かけないのですが、なぜなんでしょう!?
しかも、枝などで身を包むだなんて、考えてみたらとっても不思議な生き物ですよね。
そんなミノムシには、どのようなスピリチュアルメッセージがあるのでしょうか?
今回は、ミノムシの持つスピリチュアルメッセージや夢の暗示についてご紹介したいと思います。
もくじ
ミノムシ(蓑虫)のスピリチュアルメッセージは?
ミノムシ(蓑虫)が持つスピリチュアルメッセージには、
「何も変化を起こさないまま過ごすのですか?」
「そのままであなたは幸せですか?」
「誰かに助けを求めてもいいのですよ」
などがあります。
ここで、ちょっとミノムシの特徴や生態についてご紹介しますね。
ミノムシは「ミノガ」という蛾の幼虫です。
最近ではヤドリバエという寄生バエのせいで数が激減し、絶滅危惧2類に登録されています。
だから今ではあまり見かけないのかな!?
そして、羽化しても飛び回るのはオスの方だけなんです。
メスは、成虫になっても翅や脚がなく、ウジ虫のような姿をしています。
そして、サナギの殻の先端を押しあけ、体全体はほぼ中に入ったままの状態で、オスと出会うとすぐに産卵を始め数千個も卵を産みつけます。
それから2~3週間後、幼虫が孵化する頃には、メスは蓑から落下して干からびて死んでしまいます。
なんて儚い人生、、、
じゃあ、オスは幸せなのかといいますと、ミノムシのオスもじつに儚い一生を送ります。
ミノムシのオスは成虫になってから外で飛び回るものの、それはメスを探し子孫を残すためだけのものであり、メスに出会っても出会えなくても口が後退していて無いので餌が食べられず、そのまま死んでいきます。
ちなみに、ミノムシのオスメスどちらも成虫は口が後退していてありません。
私はミノムシの生態を知ったとき、本当に悲しくて切なくなりました。
繁殖のためとはいえ、なんのために産まれてきたのか、、
とくにメスは、世の中の様子を一度も見ることなく死んでいくなんて。
飛び回って花の蜜を吸ったり美味しい獲物を食べる虫だっているのに、なんだか本当に「儚い」ですね。
そんなミノムシは、私たちに「殻を破って外に飛び出し、世の中を見なさい」と教えてくれているのです。
ミノムシが夢に出てきたら何を暗示している?
藁(わら)や枝で巣を作って身を覆っているミノムシは、夢の中では「不安な心」や「停止」を表しています。
ミノムシは、冬を越すために枝や藁などを使って頑丈な巣を作ることから、これから来るであろう問題に対して、悶々とした心や悩める時間を過ごすことを表しているのです。
全体的に良くない夢のように感じますが、夢の内容によっては吉凶が分かれますので、ここではシチュエーション別にご紹介したいと思います。
ミノムシを追い払う夢
ミノムシを追い払う夢は、抱えていた問題や悶々とした不安感が取り除かれることを暗示しています。
不安な心を象徴しているミノムシを追い払うということは、問題や不安感を払拭できることを意味しているのです。
大きなミノムシが現れる夢
大きなミノムシが現れる夢は、小さかった悩みがどんどん大きくなることを暗示しています。
夢の中のミノムシが大きければ大きいほど、悩みの大きさの度合いが大きく、物事を悲観的に捉えている場合があります。
ミノムシが羽化する夢
ミノムシが羽化する夢は、不安感や疑いの心が大きくなることを暗示しています。
抱いていた不安な気持ちが悪い方向へ向かうことを意味しているのです。
払拭するためには、一歩前進する勇気が大事です。
ミノムシが体に付く夢
ミノムシが体に付く夢は、今までの不満や腑に落ちなかった考えが、やがて表面化することを暗示しています。
自分の体についていた場合だけではなく、自分以外の誰かの体に付いていた場合も同じ意味となります。
ミノムシの蓑の中身が空っぽの夢
ミノムシの蓑の中身が空っぽの夢は、抱えている不安や悩みが取り越し苦労に終わることを暗示しています。
ミノムシの蓑が大きければ大きいほど、抱えていた不安の度合いも大きかったということになります。
ただし、夢の中の季節が春などの暖かい季節であった場合は、抱えている不安や悩みに対する良くない噂が広まることを意味していますので、注意しましょう。
ミノムシが刺々しい蓑に覆われている夢
ミノムシが刺々しい蓑に覆われている夢は、周囲に対して強い不信感を抱いていることを暗示しています。
鋭い棘は、強い不信感や警戒心を表しています。
したがって、蓑が刺々しいということは周囲不信感を抱き、内側に閉じこもろうとする気持ちを表しているのです。
さらに、刺々しい蓑に触れて怪我を負う夢だった場合は、思わぬトラブルに悩まされる恐れもあります。
ミノムシの蓑や蛹がキレイな色をしている夢
ミノムシの蓑や蛹がキレイな色をしている夢は、平凡な毎日に変化が起こり、小さな楽しみが見つかることを暗示しています。
蓑やサナギがキレイな色をしているのは、新たな自分へと変貌することを表しているのです。
おわりに
昔は、少し道を歩けばすぐに見つかるくらいミノムシに遭遇していたのですが、最近ではめっきり見かけなくなってしまいました。
絶滅危惧種に分類されていたとは、、
しかもミノムシの一生も、じつに儚いですよね。
ミノムシに限らず、蛾の成虫のほとんどは口が後退しているため、羽化しても一切餌を食べることなく死んでいく種類が多いのです。
そんな儚い一生を送るミノムシに遭遇することがあったら、しっかりとスピリチュアルメッセージを受けとり、今後の生活に活かしていきたいですよね。
間違っても、遊び半分で蓑を剥がしたりしないでくださいね。
儚く短い一生を、せめて安全に過ごさせてあげてください。
それでは、また。