こんにちは!
今回は、「ツバメの巣は縁起がいいって本当?理由や糞対策についても!」というテーマについてです。
よく、ツバメが巣を作ると縁起が良いだとか、ツバメが巣を作った家は繁栄するだとか聞いたことがある方も多いかと思います。
それって本当なのでしょうか?
しかも、なぜツバメが巣を作ると「縁起が良い」ということにつながるのでしょうか?
そこで今回は、ツバメの巣の縁起にまつわるお話をしたいと思います。
もくじ
ツバメの巣は縁起がいいって本当?
結論から申し上げますと、ツバメが巣は縁起が良いというのは本当なんです。
それはなぜかと申しますと、ツバメは闇雲に巣を作っているわけではなく、快適な場所をちゃんと選んで巣を作っているんですよ。
ということは、ツバメに巣を作られる家や建物というのは、ツバメに快適な住まいだと認められた証拠なんです。
なぜツバメの巣は縁起が良いと言われているのか?
では、なぜツバメの巣は縁起が良いといわれているのでしょうか?
これは、ツバメが巣を作る家の条件が関係しているのです。
ツバメが巣を作る家や建物の条件としましては、
・活気のある人の出入りが多い家や建物
・明るくて風通しの良い家や建物
であるといわれています。
もちろん、それぞれに理由がありまして、活気のある人の出入りが多い家や建物に巣を作ることで、人の目に多く触れますから、よってカラスなどの外敵から身を守ることができるのです。
ですから、裏のお勝手口などには決して巣を作りません。
しかし玄関は玄関でも、ひっそりとした玄関には作らず、人が多く出入りする玄関を選んで巣を作るのです。面白いですね。
さらに、明るくて風通しの良い家や建物というのは、=清潔を保っているということであり風水学的には吉相です。
また、巣が作られたことによりこまめに糞の掃除をすることになりますから、風水的開運術である「家をきれいに掃除する」ということを自然と実行することとなります。
ツバメは、こうした明るくて風通しの良い吉相の家を選んで巣を作っているということになりますね。
ということは、ツバメが巣を作ると縁起がが良いのではなく、ツバメは縁起が良い家にしか巣を作らないというのが本当の意味なのです。
ツバメが巣を作る家にはどんな幸福が?
ツバメが巣を作った家は、
・繁栄する⇒商売繁盛、豊作、金運が上がる
・夫婦円満・家庭円満になる⇒子宝に恵まれる
・災難が起こらない⇒火事が起こらない、病人が出ない
などといわれています。
素晴らしい!是非とも我が家にも作ってもらいたいものです。
繁栄するのはなぜ?
上記でも述べたのですが、ツバメが巣を作ることにより必然的に糞の掃除をこまめにすることとなり、よって家や建物の清潔が保てることとなります。
そうしますと、風水学的に掃除が行き届いたキレイな家は運気がどんどん上昇していきますから、商売繁盛や豊作、金運上昇などにつながっていくというわけなのです。
夫婦円満・家庭円満になるのはなぜ?
ツバメが人の家に巣を作るのは、子育ての間だけです。
子育ての様子が人の目に見える、珍しい習性をもつ野鳥でもあります。
一生懸命に子育てするツバメの様子は、とても微笑ましいものですよね。
そんな一生懸命に子育てする親ツバメと、可愛い雛たちが日に日に大きくなる様子を間近で見守ることで、家庭内が円満になったり、母性が育ち妊娠しやすい状況になることが考えられています。
災難が起こらないのはなぜ?
ツバメに限らず、動物には自然災害などの危険を察知する予知能力があると言われています。
ツバメの場合ですと、火事を出すような家には巣を作らないと言われています。
一説によりますと、ツバメは喉の色が赤いことから、「火」に結びつけられるようになったともいわれています。
しかし、これは言い換えれば、『ツバメが巣を作る縁起の良い家からは、火事など出ない』という意味でもあります。
ツバメはなぜ毎年同じ場所に巣を作るのか?
ツバメの成鳥は、「同じ巣に帰る」という帰巣本能を持っているといわれています。
毎年のように巣が作られるという事は、そこがツバメにとって安心で縁起の良い場所であるという証です。
ありがたいことですね。
ツバメの巣を撤去すると運気が下がる?
ツバメの巣は、縁起が良く運気が上がるありがたいものだということが分かりました。
しかしそうはいっても、やはり玄関先が糞で汚れてしまうのは衛生的に嫌だとか、または鳥が苦手だという方もいらっしゃると思います。
そうなりますと、いくらツバメの巣が縁起が良いといわれても、ストレスを抱えて我慢するのは逆効果かなと思いますので、撤去するしかありませんね。
そうなったときに1つ気がかりなのは、ツバメの巣を撤去してしまうと運気が下がるなどの悪影響が出るんじゃないかということです。
これは、ツバメの巣を撤去したからといって、運気が下がるなるようなことはありません。
なぜなら、「ツバメが運気の良い家を選んで巣を作る」のであって、「ツバメの巣が作られたから運気が上がった」というわけではないからです。
ただし、注意点があります。
ツバメの巣を撤去するのは、巣作りの段階(卵を産む前)にしてください。
卵や雛がいる巣を撤去してしまいますと、「鳥獣保護法違反」にあたり罰せられますので注意してくださいね。
ツバメの糞被害を最小限にする方法
ツバメの巣はそのままにしておきたいけど、でもやっぱり糞の被害は最小限に抑えたい!という方が、じつはほとんどだと思います。
どんなに縁起が良いといわれても、ツバメがかわいと思っても、糞は糞ですからね^^;
そこで、ツバメの糞被害を最小限に抑える方法をご紹介したいと思います。
ダンボールや箱を設置する
ツバメの糞が落ちて来る場所はだいたい決まっていますから、その場所にダンボールや箱を置いて糞をキャッチするという方法です。
糞を受けることができますので片付けが楽ですし、毎日取り換えれば清潔を維持できます。
スワローサポートを使用する
スワローサポートはツバメの巣の下に設置することができる優れものです。
見た目もスッキリしていますので、設置しても視界的にうるさくありません。
・アルミテール50cm付
・両面テープ付き
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床に置くタイプもあります。
招き猫がツバメバージョンになっていて、中吉大吉などと書かれておりお茶目なデザインです。
なんだか、より運気も上がりそうですね。
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ツバメの習性・豆知識
毎年3~4月頃になると、ツバメは暖かい土地を目指して日本に飛来してきます。
1日の飛行距離は、なんと300㎞以上なんですよ!!
まさに、体力の塊ですね。
日本に到着した後は、縁起の良い家や建物に巣を作って子育てを行い、冬が近づくと再び暖かい場所を求めてフィリピンやマレー半島、ジャワ島などの南国へと飛び立ちます。
しかしツバメのなかには、日本で越冬する「越冬ツバメ」といわれる種類もいます。
ちなみにツバメの巣は、泥や枯れ草に自分の唾液を混ぜて、固めて作るんですよ。
前からあった巣を再利用する場合は、1~2日ほどで完成させ、一から作る場合は1週間程度で完成させます。
おわりに
ツバメが巣を作ると縁起が良いのではなく、ツバメが縁起が良い家を選んで巣を作っているということが分かりましたね。
ツバメに選ばれたときには、ありがたく子育てや成長を見守りましょう。
糞の問題だけが少々厄介ですが、しかしツバメは農作物に被害を及ぼす害虫を食べてくれる益鳥でもありますから、やはり珍重すべき生き物なのですね!