こんにちは。
今回は、「洗脳されない人の特徴は?対策とメディアの嘘を見抜く方法」というテーマについてです。
この世には「洗脳されやすい人」と「洗脳されにくい人」とが存在していますが、もともと人というのは洗脳されやすい一面を持っているのだといいます。
しかし、少しの心構えや工夫をすることで、洗脳されにくい人になることも可能なんですよ。
人を洗脳するのは、宗教関係や悪徳商法などの犯罪ももちろんあるのですが、私たちが日ごろ身近に関わっている「メディア」も、洗脳される一つに含まれます。
インターネットをしている方は、真実の情報を調べて知ることができると思うのですが、インターネットをしない中高年の方などはテレビや新聞の情報を100%信じているでしょうから、かなりの確率で洗脳されていることが考えられます。
そこで今回は、洗脳されにくい人の特徴や対策、またメディアの嘘を見抜く方法などについてご紹介したいと思います。
もくじ
洗脳されない人の特徴は?
まずは、洗脳されにくい人にはどのような特徴があるのでしょうか。
それは、主に以下のことになります。
①得た情報を鵜呑みにせず、常に疑問を持って考える人
自分が得た情報をそのまま信じるのではなく、本当にこの情報は正しいのかと自分で調べ直したり、多角的に物事を見て判断できる人は、洗脳されにくいといえます。
日本人は「人や物事をはじめから疑うのは良くない」と教えられて育ってきた方が大半だと思いますが、しかし物事に対して疑問を持ち、自分の目で確かめて正しい情報を知り得ることは、なんら悪いことではないのです。
②インターネットをしている人
①と関連してきますが、テレビや新聞ばかりを見聞きするのではなく、インターネットを使ってあらゆるところから情報を得る環境にある人は、洗脳されにくいといえます。
反対に、テレビや新聞しか見ていない人は閉鎖的な環境の中にいますので、そのメディア情報がすべてだと思ってしまっているため、頑固な洗脳状態になっている可能性が高いでしょう。
③ある程度の予備知識がある人
世界情勢や教育関係、医療関係、何でも良いのですが、ある程度の予備知識がある人は洗脳されにくいでしょう。
メディアが情報操作的な報道をしていても、「それはおかしいのではないか?」と気づくことができるからです。
反対に、予備知識がまったくなくテレビのみから情報を得ようとしている人は、テレビの思うままに洗脳されていくこととなります。
例えば、「コロナには納豆が効果的」とテレビ番組で放送していたとして、予備知識がまったくない人は『そうなんだ!さっそく買いに行こう!』となりますが、予備知識がある程度ある人は『確かに発酵食品は腸内環境を改善して免疫力をアップしてくれると言われているが、だったら同じ発酵食品のヨーグルトやキムチじゃ駄目なのかな。なぜ納豆に限局するのか、ちょっと調べてみよう』となるのです。
こういう視聴者が増えれば、洗脳をする側もいい加減な情報は出してこられなくなると思います。
④意思が強い人
悪く言えば「頑固」な人は、洗脳されにくいと言えるでしょう。
自分自身の意思が一貫して強く、周囲からの情報を一旦耳に入れて参考にしたとしても、やはり最後は自分で調べて納得した内容しか信じないような人です。
または、周りの雑音にも動じることなく、自分の意思を信じて淡々と調べたり学んだりすることができる人です。
⑤相談相手や意見を交換し合える場所がある人
テレビにしか話し相手がいないような人は、どんどんテレビに依存した生活になっていきますから、同時にどんどん洗脳されていくでしょう。
一方、家族や友達、職場の同僚や習い事の仲間でも誰でもいいのですが、自分の得た情報について意見や知識を交換し合ったり、相談できる相手がいる人というのは、洗脳されにくいといえます。
洗脳されないようにする対策は?
メディアに洗脳されないためには、上記でも所々で述べてはいますが、まずはメディアの情報を鵜呑みにせず、自分で調べて学ぶことが大事になってきます。
テレビの役割には、
・国民に対して印象操作、情報操作をする
・国民の関心が政治に向かないようにする
・国民にスポンサーの商品やサービスを買わせる
などがあります。
国民の関心が政治に向かないようにするためだなんて、とても恐ろしいですよね。
まさに洗脳装置です。
メディアの嘘を見抜く方法
①権威の法則に騙されない
テレビ番組ではよく、なんちゃら大学の教授だとか大学病院の医師だとか、有名っぽい研究者などをゲストに呼んでコメントを発しているのを見かけると思うのですが、これは「権威の法則」といって、大学教授や医師、研究者などの権威を持った人がそれらしい発言をしていますと、私たち視聴者は信じて疑わない現象が起こるのです。
「こんなお偉いさんが言っているのだから、正しいんだろうな」といった具合です。
肩書に弱い人は、余計疑わないでしょうね。
ですから、テレビ番組でお偉いさんが自信満々に意見を発していても、それが絶対に正しいとは限らず、むしろ私たち視聴者を誘導している場合がありますので、騙されないようにしましょう。
本当に有益で正しい情報を発してくださっているかは、自分で調べ直してみれば分かることです。
②社会的証明の法則に騙されない
社会的証明の法則とは、「多数派の意見は正しいに違いない」と、心の中に刷り込みをすることをいいます。
つまり、大勢が選んだものに流れやすい習性を生かして、テレビでこぞって特定のものを推せば、その後世間でも人気が出たりするのです。
最近で言えば、気味が悪いくらいのバイデン推しが分かりやすいですね。
コメンテーターや番組MCたちが、揃いも揃って皆バイデン氏の事を持ち上げ、トランプ氏の事を悪く言っています。
テレビしか見ていないお年寄りなどは、連日のように放送されるバイデン上げ報道を見て、「バイデンは頑張り屋で良い人」「トランプは酷い人」というイメージが定着しつつあるかと思います。
私の親がまさにそうでしたよ。
社会的証明の法則によって、多数派は正しくて少数派は誤りだという流れができてしまうワケなのです。
ですから、テレビ番組でコメンテーターたちが、皆不自然に一つの事に対して推しているときには、むしろ疑った方がいいのです。
実際にバイデン氏とトランプ氏は、真逆ですからね。
騙されないでください。
③スピン報道を見抜く
スピン報道とは、政府が水面下で内密に法案などを可決させたいときや、国民がある事柄に対して騒いでいるときなどに、国民の意識をほかに向けさせるよう、どうでもいいがビックリする内容を放送してメディアに関心を向けさせることをいいます。
たとえば、分かりやすいのが芸能人の薬物や不倫問題です。
これは、「○○の薬物使用が明らかになりました!」「○○の不倫が明らかになりました!」と、ホヤホヤのネタかのように報道しているものの、じつはずいぶん前からネタはあがっていることがほとんどです。
しかし、スピン報道の時に利用できるようすぐには報道せず、しばらくは見て見ぬふりをして泳がせておき、時期が来たらあたかもホヤホヤのネタですと言わんばかりに報道するというわけなのです。
場合によっては、スピン報道用の芸能人を準備しておくために、ハニートラップを仕掛けてわざと芸能人を嵌めることもあるといいます。
恐ろしい世界ですね。
また、「今日もこの人の不倫の話かあ」と、執拗なまでに時系列を並べたりして、毎日同じネタで正直うんざりするときってありますよね。
べつに不倫した人の時系列なんて知りたくないよ、、、ってかんじです。
しかし、このように毎日同じネタばかりを放送しているときには、水面下で重大な法案などが決まろうとしていたり、国民が騒いでいるのを鎮めようとする目的があると言われています。
少し前には、俳優の三浦春馬さんがお亡くなりになった際、ファンが不審〇だと疑念を持って騒いでいた時に、伊勢谷友介さんの薬物報道がなされました。
たいてい芸能人の薬物や不倫問題のネタが報道されたときには、何か目的があるのかもと疑ってみた方が良いでしょう。
おわりに
ジャーナリストで政治評論家の竹村 健一さんは、
マスコミが、芸能ネタなりスキャンダル事件を連日連夜、執拗に報道している時は注意しなさい。国民に知られたくない事が必ず裏で起きている。
とおっしゃっています。
まさにスピン報道のことを言っていますね。
リスクを冒してまで真実を報道するメディアはほぼ存在せず、忖度されまくっていたり都合のいいように塗り替えられているのです。
メディアはそんな世界ですから、自分で調べて学ぶことが重要となります。
この先はもっとネット社会になりますから、メディアが隠しきれるのは今のうちのような気もしますがね。
私はもうテレビは見なくなりましたが、情報は十分に得られます。
正しい情報を知り、国力を高めていきましょう。