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こんにちは!
今回は、「ヤスデは毒がある?駆除方法と大量発生の原因について徹底解説」というテーマについてです。
庭で土いじりをしていますと、時々ヤスデを見かけることがあります。
脚がたくさんあるヤスデは、ムカデと似ていて見た目が気持ち悪く、ときには室内に入ってくることもありますから本当に不快です。
ところで、ヤスデもムカデと同様、毒があるのでしょうか?
もしも毒を持っているのなら、なおのこと気を付けなければなりませんね。
そこで今回は、ヤスデの生態や大量発生する原因、駆除方法などについて徹底解説したいと思います。
もくじ
ヤスデには毒がある?
ヤスデはムカデのように強い顎は持っておらず、よって直接噛んで攻撃してくることはありません。
しかし、安心はできませんよ。
ヤスデは噛んでくることはありませんが毒性は持っているんです。
ヤスデの体節の側面には、「臭腺」と呼ばれる器官があり、刺激などで自分に危険が及んでいると感じると、この器官から非常に強い悪臭「臭液」を分泌させます。
臭液のの主な成分は青酸やヨード、キノン、ペンズアルデヒドで、運悪く手についてしまうと、その悪臭はなかなか取れません。
ですから、見つけてもむやみに踏んだり触ったりしない方が身のためです。
なんだか、カメムシみたいですね。
また、場合によっては皮膚にヒリヒリとした痛みを感じたり、臭液がついた手で目をこすってしまいますと、結膜炎などを引き起こす原因になります。
悪臭を放つ「臭液」は、あくまで外敵への撃退のために分泌しますので、見つけても触らずそっとしておくのがいいですよ。
昔は狩猟用の矢毒にも使われていたという記録が残っているんですが、日本に生息しているヤスデの毒性は、そこまで強くはないようです。
しかし、むやみに刺激したりはしない方が良さそうですね。
ヤスデの生態や特徴について
ヤスデとは、多足亜門ヤスデ網に属する節足動物の総称です。
体は、頭部が丸い円柱型をしており、頭部の先端内側には一対の触角があります。
胴体の上方の表面は硬い殻に覆われていますが、ムカデのような強い顎は持っていません。
色は赤っぽいものや黒色、グレーや茶色など様々なヤスデがいます。
ちなみに日本に生息しているヤスデの種類は、200以上いるといわれているんですよ。
そんなにたくさんいるんですね!
しかし、住宅街で見かけるヤスデはほんの一部の種類のみで、ほとんどは森林などで生活をしています。
ムカデと似ているが全く違う生き物
一見ムカデと似ているのですが、ムカデは肉食であるのに対して、ヤスデは腐植食性、またヤスデは1つの節に脚が2対ありますが、ムカデは1つの節に1対しか脚がないなど、系統的に全く異なる種類の生物なのです。
さらにヤスデは動きがゆっくりなのに対して、ムカデは動きが速いのも特徴の1つだと言えます。
また、何かに触れたり刺激されると、悪臭とともに体を丸めて自己防衛をします。
ヤスデは害虫?益虫?
ヤスデは成虫になると、落ち葉や石の裏で朽木、菌類を食べて生活をしています。
したがって、自然界では重要な分解者としての要素が強く、排泄された糞の中で微生物が増加し、栄養が多い糞となって土壌を形成しますから、緑の成長に影響を与えているのです。
見た目が不快だったり悪臭があるため、「不快害虫」とされているヤスデですが、一方で栄養が多い土壌を形成してくれる「益虫」でもあるといえます。
繁殖
ヤスデは、9月頃に150個~300個もの卵を産み付けます。
孵化した幼虫は、約半年のあいだ土中で生活し、脱皮を繰り返すことで体節を増やし成長していきます。
そして、越冬を終え6~7月頃になると、成虫となって地上にも現れるようになってきます。
ヤスデが大量発生する原因は何?
ヤスデが大量発生する原因には、以下のことが挙げられます。
①梅雨に雨量が多い
ヤスデは、とくに梅雨の期間に雨が多く降った後などに大量発生することが多いとされています。
それはなぜなんでしょうか?
雨が例年より多く降ると、落ち葉の下や土中で生活しているヤスデたちは水に沈んでしまうため、溺死しないように地面に出てきます。
そして、場合によっては家の塀や室内にまで侵入してきてしまうのですね。
②一か所にかたまる習性がある
庭のコンクリートの角などに、ヤスデが集団でかたまっているのを見たことはないでしょうか?
私は庭の手入れをしているときに見たことがあり、それはそれは気持ちが悪かったです。
ヤスデは集団でかたまる習性があります。
これは、天敵から襲われるリスクを下げるためなんですよ。
このような大量のヤスデを見てしまうと、大量発生した!と思われても仕方ありませんね。
③環境が変化した
庭の手入れやリフォームなどをして、ヤスデたちの今までの環境が変化したときに、大量発生することがあります。
自分たちの住処が荒らされて、ビックリして出てくるのかもしれませんね。
ヤスデの駆除・予防方法
①庭の手入れ
庭の落ち葉や草を定期的に掃除をして取り除くことで、ヤスデの生活場所をなくすことができます。
また、ヤスデは湿った環境が好きですので、庭の水はけを良くしたり、可能なら日光が当たっていない場所も乾燥できると良いですね。
②薬剤を使用する
ヤスデが侵入しそうな場所や発生しそうな場所に、薬剤を使用する方法です。
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こちらの商品「お庭の虫コロリパウダー」は、ヤスデがいそうな場所にパウダーをまくだけで寄せ付けませんし、害虫に直接かけてすばやく殺虫することもできます。
また、雨が降っても固まりにくいので効果が持続し、ニオイも少なく土にまいても目立たないのも嬉しい点です。
ヤスデが地上に出てくる前の、5月上旬までには散布するようにしましょう。
使用する際には、説明書をよくお読みになってくださいね。
【対象害虫】
ヤスデ、ナメクジ、ダンゴムシ、ワラジムシ、ムカデ、ゲジゲジ、カメムシ、カタツムリ、クロアリ、アカアリ、
アルゼンチンアリ、ゴミムシ、ハサミムシ、タカラダニ
③プロの業者に依頼する
上記の方法をしてみても状況が改善されず、むしろどんどん発生してくるなど悪化しているようなら、プロの業者に依頼した方が良いでしょう。
庭で見かけるのも嫌ですが、室内でも見るようになったら絶対に嫌ですからね。
様々な害虫駆除を請け負ってくれます。
【害虫駆除110番】は、様々な害虫駆除を請け負ってくれます。
さらには365日24時間営業で、 全国どこでもいつでも対応してもらえますから、困った時には一度相談してみるのも一つの手段だと思います。
ヤスデが室内にいた時の駆除方法
万が一、ヤスデが室内に侵入してきたとしても、むやみに潰したり刺激を与えてはいけません。
強烈な悪臭を放つからです。
そんなときは、「瞬間凍殺ジェット」をおすすめします。
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瞬間凍殺ジェットは、ヤスデなどの不快害虫を-85度で凍らせて瞬殺することができるんです。
害虫の動きをすばやく止めることができますので、駆除が簡単にできますよ。
しかも殺虫剤を使用していないので、お子様やペットのいるご家庭でも安心して使用することができます。
ヤスデやカメムシなどはもちろんのこと、蛾などの飛ぶ虫にも効果を発揮します。
私も持っているのですが、1本持っておくと、いざというとき本当に助かりますよ。
おわりに
ヤスデは土壌を栄養豊かにしてくれる半面、悪臭を放つ毒を持っていることから、やはり家には寄せ付けたくない虫です。
その見た目も手伝い、室内で見かけたら本当に心臓が止まってしまうくらいうろたえそうです^^;
ですのでヤスデには申し訳ないのですが、あまり関わりたくない虫ですので、適した予防や駆除方法で寄せ付けないようにしたいものです。
⇒タカラダニの発生原因は?駆除方法や寄せ付けない予防対策についても
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