害虫駆除・対策

ゲジゲジが家に出る理由は?意外な特徴や予防対策についても

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こんにちは。

今回は、「ゲジゲジが家に出る理由は?意外な特徴や予防対策についても」というテーマについてです。

 

ゲジゲジは脚がたくさんあり、個人的には見た目が気持ち悪い虫だと思っています(>_<)

大きいものから小さいものまで様々ですが、どんなに小さくても本当に苦手なので、私は絶対に出会いたくない生き物です。

しかし、ゲジゲジはムカデやヤスデと見た目は似ているのですが、じつはなんと益虫でもあるのですよ。意外ですね。

ところで、ゲジゲジはなぜ家に出るのでしょうか?侵入経路は?

今回はゲジゲジが家に出る理由や、意外な特徴や予防対策などについてご紹介します。

ゲジゲジが家に出る理由は?

ゲジゲジが家に出る理由は、ズバリ「家の中にゲジゲジの餌となる虫がいるから」です。

普段は基本屋外にいますが、エサを求めて家の中に入ってくるのが主な理由です。

ゲジゲジは肉食性の虫で、主食は主にゴキブリや蜘蛛、ハエ、蛾、カマドウマ、蚊などの小虫です。

動きがとても素早く、また長くて本数のある脚を活かした跳躍力も非常に高いので、地を這うゴキブリや蜘蛛などは難なく捕まえられますし、低空飛行しているハエや蚊、蛾などもジャンプして捕まえることができるんですよΣ(゚Д゚)

ゴキブリやハエだって、かなり動きが俊敏ですよね!?

そんな虫を難なく捕まえるって・・・どんだけすごいんだ!

ちなみに、ゲジゲジがとくに活動が活発になる時期は6月~9月であり、この時期は好物のゴキブリの幼虫が繁殖する時期でもありますので、ゲジゲジは好物を求めて家の中へと侵入してきやすくなります。

ほかには、気温が下がりだす秋の終わりごろになりますと、越冬場所として暖かい家の中へと侵入してきたりもします。

ゲジゲジの侵入経路

ゲジゲジが好む場所としましては、湿気の帯びているジメジメした場所を好みます。

具体的な場所を挙げますと、

・湿った落ち葉や石の下

・草むら

・家の床下

・洞窟

このような場所を好むのですが、家の中の水回りというのも湿気を帯びているため、とくに湿気を帯びる風呂場ではよく目撃されたりします。

しかし、だからといってゲジゲジは、そういった場所を特に好んで侵入しているというわけではありません。

ゲジゲジの体は柔らかくて垂直の壁もスイスイ登ることができますので、侵入できる隙間があればどこからでも侵入が可能なのです。

主な侵入経路は、

・網戸やサッシの隙間

・窓の隙間

・玄関ドアの隙間

・換気扇やエアコンの室外機からダクトを伝って

などなど、ほんの少し隙間があるだけでも侵入が可能です。

ゲジゲジの意外な特徴

私たちは日ごろ、「ゲジゲジ」と呼んでいますが、正式な標準和名は「ゲジ(蚰蜒)」といいます。

日本に生息するゲジゲジの種類では、体長20mm~30mmの「ゲジ」と、体長45mm~60mmの「オオゲジ」の2種類が主となっています。

ちなみに、よく見かけるのは小さめの「ゲジ」の方です。

①ゲジゲジの移動方法、脚について

ゲジゲジの移動方法の特徴は、体をくねらせて移動するのではなく、たくさんの長い脚をしっかりと動かし、直線的にかつ素早く行動します。

また、天敵である鳥に食べられそうになったときや、人間に捕まえられそうになるなどの危険が迫ったときには、脚を自切してその場から逃れようとするのも特徴です。

切れた脚はしばらく動きますから、天敵が気を取られている隙に逃げるのです。

その後、脚は脱皮によって再生するのですが、しかしゲジゲジの脚がすべて揃っている状態というのは、なかなかお目にかかれないようです。

②ゲジゲジの繁殖について

ゲジゲジの産卵時期は6月~11月まで継続的に行われ、しかも1回の産卵数は100個~300個!

そして15日~20日で孵化します。

幼虫は、なんと脱皮を15回以上も繰り返して、約2年かけて成虫となるのです。

なお、ゲジゲジの寿命はおよそ5年~6年といわれています。

③ゲジゲジは害虫か益虫か?

ゲジゲジはゴキブリやその幼虫、蜘蛛やハエなどの害虫を捕食してくれますので、そういった意味では「益虫」であるといえます。

また、肉食性ではあるものの捕食時以外では比較的おとなしく、ムカデのような攻撃性はありませんので、私たちに直接的な害はないのです。

しかもゲジゲジは几帳面できれい好きなので、害虫を捕食するときは羽まで残さずきれいに食べてくれるのですよ。

そして捕食が終わると、汚れをきれいに落として磨きます。病原菌を運んだりもしませんから、衛生害虫には含まれないのです。

しかし、残念ながらその見た目が気持ち悪く動きも素早いため、人に不快感を与えることから「不快害虫」としても扱われています。

なんとも、不運な虫ですね(ノД`)・゜・。

④ゲジゲジに毒はある?

ゲジゲジはムカデとは違い、滅多なことがない限り攻撃してくることはありません。

そして、毒があるかどうかについてですが、ゲジゲジは捕食する際に必要な微弱な毒があるとされています。

噛まれることは滅多にないにしろ、万が一噛まれてしまったとしても、毒性は弱いのでムカデよりは安心して良いでしょう。

しかし、素手の状態で噛まれた場合には、その患部が細菌感染しないように十分に水洗いし、消毒をしてください。

気になるようなら必ず皮膚科に受診し、適切な処置を受けましょう。

とくに、子供さんの場合は念のため皮膚科や小児科の受診をおすすめします。

ゲジゲジの予防対策

いくらゲジゲジがゴキブリなどを食べてくれる益虫だといわれても、やはり見たくないし家には近づけたくない!という人も多くいるかと思います。

ゲジゲジが家に侵入したり大量発生しないようにするためには、日ごろの予防策が重要になります。

①こまめに掃除をする

ゲジゲジは、ゴキブリやハエなどの害虫が多く集まるところに寄ってきます。

生ごみを溜め込んでいたりしますと、ゴキブリやハエが大量発生し、結果ゲジゲジも家の中へと侵入してきてしまうのです。

ですから、日ごろから掃除をきちんと行い、生ごみは溜めないですぐ捨てるなどの対策が大事です。

②湿気をなくし、風通しを良くする

ゲジゲジは高温多湿を好みますので、湿気をなくして風通りを良くすることも大切です。

室内は定期的に換気をし、日ごろから空気の入れ換えを意識して行いましょう。

また、湿気が溜まりがちなクローゼットや物置なども、定期的に扉を開けて換気や掃除をし、乾燥させておきましょう。

屋外では、庭の落ち葉や雑草は放置しないでこまめに拾って手入れをし、湿気が溜まりやすいプランターや植木鉢の下などは、時々位置を変えたり直置きをしないようにします。

ほかには、レンガや大きめの石の下などの土にも湿気が溜まりやすいですから、使用していない時は片付けた方が良いでしょう。

③アロマオイルを使用する

ゲジゲジが嫌がるアロマオイルの香りで侵入を予防するという方法です。

水で薄めたアロマオイルをスプレーボトルに入れ、ゲジゲジの侵入経路に散布します。

ゲジゲジが嫌いなアロマオイルの香りは、

・シナモン

・レモングラス

・ヒノキ

・スペアミント

などがあります。

いずれも手に入りやすい香りかと思いますので、どれか1つ持っておくといいと思います。

時間が経つと香りが弱まったりなくなりますので、定期的に散布しましょう。

なお、小さなお子さんやペットがいる場合には取り扱いに注意してください。

④物理的に侵入できないようにする

ドアや窓

玄関のドアや窓は開けっぱなしにしないように、また可能ならば隙間を埋めたり目が細かいネットを張るなどして、侵入を防止しましょう。

換気口

ゲジゲジは壁を登ることも難なくできますので、換気口を伝って家の中に侵入することもできます。

ですので、換気口には目が細かいネットなどを取り付けると効果的です。

排水溝

ゲジゲジは排水溝からも侵入してきますので、風呂などの水回りは要注意です。

排水溝用のネットを使用したり、使用していない時には栓をするなどしましょう。

床下

意外にも家の床下は高温多湿になりやすいので、ゲジゲジが多くいる可能性があります。

室内に入ってこられないよう、隙間をテープなどで塞ぎましょう。

殺虫剤を使用する

ゲジゲジの侵入経路に殺虫剤を散布するのも効果的です。

予防のみならず、駆除にも効果を発揮します。

使用する際には、説明書きをよくお読みになってくださいね。

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ゲジゲジの数が極端に多い場合はどうしたらいい?

上記の侵入対策や駆除を行っても一向に改善がなく、さらには明らかに発生数が多いなどの異変時は、プロの害虫駆除業者に任せるのも1つの手段です。

家の周囲をくまなく調査したうえで確実に駆除してもらえますので、今までのストレスから解放されることと思われます。

【害虫駆除110番】は、様々な害虫駆除を請け負ってくれます。

さらには365日24時間営業で、 全国どこでもいつでも対応してもらえますから、困った時には一度相談してみるのも一つの手段だと思います。



おわりに

私は脚が多い生き物が苦手でして、ゲジゲジも鳥肌が立つくらい苦手なのですが、じつはおとなしくて害虫を食べてくれる頼もしい虫だったんですね。

それなのに、なぜあんなにも気持ちが悪いビジュアルなのかな。

かわいそうとしか思えません。

今度ゲジゲジに出くわしたら、ほんの少しだけ観察してみようと思いました(>_<)

とはいえ、さすがに家の中に侵入されるのは御免ですから、適した予防対策をして快適な毎日を送りたいと思います。

では今回はこのへんで。

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投稿者プロフィール

ベビーカステラ
元看護師です。
現在は在宅ワークにて、過酷な看護師生活に終止符を打ちました。
世の中のなぜなに?や、ホットな耳より情報をお届けしています。

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