豆知識

サーファーにハゲはいないって本当?海水が髪にいい5つの理由

「サーファーにハゲはいない」

と耳にしたことはありませんか?

実際、海に通うサーファーの多くはフサフサの髪を保っている印象があります。

これは単なる偶然ではなく、海水が頭皮や髪の毛に良い影響を与えている可能性があるのです。

アトピーや水虫にも効果があるとされる海水の力は、育毛や薄毛対策にも関係しているのでしょうか?

この記事では、「海水が髪にいい」と言われる理由を、5つの視点からわかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

サーファーにハゲが少ないって本当?

見た目だけで判断してない?

「サーファーにハゲがいない」といっても、統計があるわけではありません。

あくまで見た目の印象や経験談が中心です。

しかし、実際に海に通う人たちは健康的な髪を保っていることが多く、それがこの言葉のもとになっているようです。

とはいえ、全員が薄毛ではないとは限らず、肌質や生活習慣によって個人差はあります。

「絶対ではないが傾向はある」というくらいの認識が良いでしょう。

実際に薄毛が少ない理由は?

薄毛が少ないと感じられる理由には、以下のような要因が考えられます。

  • 海水による頭皮の清潔さ
  • 紫外線による殺菌効果(ただし強すぎると逆効果)
  • サーフィンによる全身運動と血行促進
  • ストレスの少ないライフスタイル

特に、塩分やミネラルを含んだ海水が、頭皮環境を整える働きをしている可能性が高いとされています。

海水が髪や頭皮にいいと言われる理由

塩の殺菌作用が頭皮を守る

海水に含まれる塩分には、軽い殺菌作用があります。

頭皮の表面には常に皮脂や汗があり、そこに雑菌が繁殖するとかゆみや炎症、フケの原因になります。

海水で頭皮を洗い流すことで、こうした菌の繁殖を防ぐ効果が期待されます。

また、塩分が毛穴を引き締めるため、頭皮の清潔感が保たれやすくなります。

毎日使うには刺激が強すぎる場合もあるため、軽くすすぐ程度にとどめるのが良いでしょう。

ミネラルが髪の成長をサポート

海水には、マグネシウムやカルシウム、カリウム、亜鉛などの天然ミネラルが豊富に含まれています。

これらは皮膚の代謝や毛根の活動に必要な成分であり、髪の成長を内側から支えてくれるとされています。

特に亜鉛は、髪のもとになるケラチンの合成に必要不可欠な栄養素です。

海水に自然に触れることで、これらの成分が肌から吸収され、健やかな頭皮と髪を保つ手助けをすることが期待されます。

なお、2021年に発表された『International Journal of Dermatology』の研究では、海水に含まれるマグネシウムや亜鉛が、皮膚バリア機能の維持や湿疹症状の緩和に一定の効果を示すとされています。

スポンサーリンク

海水で薄毛予防につながる5つの理由

①殺菌作用で頭皮の炎症を防ぐ

海水の塩分は、菌の繁殖を抑える力があります。

これにより、頭皮のかゆみや赤みといった炎症を防ぎ、毛穴を健康な状態に保つことができます。

炎症が長引くと毛根がダメージを受けやすくなるため、予防的な効果があると考えられます。

②ミネラルで髪に栄養が届きやすい

ミネラルは、頭皮の代謝を助ける働きを持っています。

新しい髪が生えるためには、毛根の細胞が活発に働く必要があります。

ミネラルが足りないと、毛が細くなったり、生えにくくなったりします。

海水に含まれる自然なミネラルは、これらの栄養を補い、健やかな毛の成長を促す手助けになります。

③皮脂バランスが整い毛穴が元気に

脂っぽい頭皮は毛穴が詰まりやすく、薄毛の原因になります。

海水には皮脂を落とす作用があり、毛穴をきれいに保つ効果があります。

ただし、落としすぎは逆効果になるため、頻度は週に1~2回ほどが理想的です。

洗浄力が高い分、保湿も忘れずに行うことが大切です。

④血行がよくなり毛根に栄養が届く

海水浴やサーフィンは、全身の血行を促進します。

血のめぐりが良くなることで、毛根にしっかり栄養が運ばれ、髪が育ちやすい状態になります。

また、冷たい海水での刺激が、頭皮の血流を一時的に活発にする効果もあると考えられています。

⑤ストレスが減って抜け毛も予防

海の音や波の揺れは、自律神経を整える効果があると言われています。

ストレスは抜け毛の大きな原因のひとつなので、海で過ごすことでリラックスし、髪にとっても良い影響があるとされます。

サーフィンを趣味にしている人たちは、自然とストレスが少ない生活をしている傾向があり、それが髪の健康にもつながっているのでしょう。

逆に注意すべき海水のダメージもある?

紫外線や塩分で髪がパサつくことも

海水には良い効果も多いですが、長時間の接触は逆効果になることもあります。

塩分によって髪の水分が奪われると、パサつきや切れ毛の原因になります。

さらに、海での活動は紫外線の影響も大きく、髪のキューティクルが傷つく可能性があります。

良い面と悪い面の両方があることを理解しておく必要があります。

海水後の正しいケア方法は?

海で遊んだあとは、必ず真水で塩分を洗い流しましょう。

その後は保湿効果のあるトリートメントや頭皮用ローションで、しっかりケアすることが大切です。

週に1~2回程度の海水接触であれば問題になりにくいですが、頻繁に海に入る人は髪や頭皮のケアを習慣にするようにしましょう。

スポンサーリンク

まとめ:海水と髪の関係を正しく知ろう

自然の力で髪も心も元気に

「サーファーにハゲはいない」という言葉の背景には、自然の中で健康的に過ごすことの大切さがあります。

海水の成分やライフスタイルの影響によって、髪や頭皮の状態が改善されることは十分にあり得ます。

適度なバランスがカギです

ただし、海水の力に頼りすぎるのも危険です。

髪や頭皮の状態を見ながら、必要なケアを続けることが重要です。

自然の恵みを上手に取り入れて、健やかな髪を保ちましょう。

🔗 この記事を読んだ人はコチラも読んでいます
▶️ キントン水とは?体に良い効果をもたらす海水はワクチン後遺症にも効く?

投稿者プロフィール

ベビーカステラ
元看護師です。
現在は在宅ワークにて、過酷な看護師生活に終止符を打ちました。
世の中のなぜなに?や、ホットな耳より情報をお届けしています。

-豆知識

Copyright© 年中ハッピー!くらしに役立つ便利手帳 , 2025 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.