豆知識

おとり物件とはなぜなくならない?理由や見分け方3つについて

本ページにはプロモーションが含まれています

 

年明けから年度末にかけては、新年度からの新しい生活に向けて新居を探したり引っ越しをする方も多いのではないでしょうか。

私の子どもは去年に引っ越しをして、今は社会人として働いているのですが、他県ということもあり新居探しは親も一緒におこないました。

その時にはじめて、「おとり物件」なるものを知りましたよ。

おとり物件は、まだまだ広くは知られていないのではないでしょうか。

これを知っているかいないかで、今後の新居選びに影響が出てくると言っても過言ではないと思いますので、今回は「おとり物件」の見分け方や対策などについてお伝えしたいと思います。

おとり物件とは?

おとり物件とは、空き物件として掲載しているにもかかわらず、実際には取り引き対象外の物件のことをいいます。

取り引き対象外の物件というのは、主に以下の3つ

●掲載している物件が実際には存在していない架空物件

●実在はしているが、すでに契約が終了している物件、又は空きがない物件

●はじめから取り引きする意思がない物件

に分けられます。

おとり物件が存在する理由、なくならないのはなぜ?

おとり物件などという物件がなぜ今も存在してしまっているのか、新居を探す側としては困ってしまいますよね。

おとり物件が存在する理由、なくならない理由としては、主に

「契約済みの物件の取り下げ忘れや遅れ」「呼び込み目的のため」があります。

①契約済みの物件の取り下げ忘れや遅れ

自分の会社が管理している物件が契約終了となった場合には、担当者が掲載されていた物件を自分で削除できるのですが、他社(個人)が管理している物件の場合は、契約が決まってもその旨を不動産会社に連絡しないのが一般的なんだそうです。

そのため、他社(個人)が管理している物件の場合は、契約が決まったかどうかを定期的に確認する必要があるため、気付かれずに掲載され続けることがあるのです。

②呼び込み目的、紹介したい物件に誘導するため

この場合は、架空の物件などと認識しているにもかかわらず、不動産会社があえて掲載しているものです。

これらの物件を使って呼び込みを図ったうえで、来店直前になって「たった今契約が終了してしまいました」などと言って、紹介したい他の物件に誘導していくというケースが多いと言われています。

以下の記事によりますと、賃貸物件検索サイトを利用した人のうち約半数にあたる46・8%がおとり広告に「遭遇したことがある」と答えています↓↓

(前略)「おとり広告」は物件が存在しなかったり、実際には取引する意思がなかったりする物件を指す。既に契約済みなどの理由で取引対象にならない物件を掲載しているケースもある。

公益社団法人、首都圏不動産公正取引協議会のポータルサイト広告適正化部会によると、同部会が把握したおとり広告は2018年度には2212件あったが、22年度は126件と大幅に減少した。しかし、安心はできない。

不動産情報サイトの「LIFULL HOME′S」を運営するLIFULL(東京都千代田区)の調査によると、賃貸物件検索サイトを利用した人のうち約半数にあたる46・8%がおとり広告に「遭遇したことがある」と答えた。

激減したはずのおとり広告に、なぜ「遭遇」してしまうのか。LIFULLは「利用者をだます目的の悪意がある広告は減ったものの、最近は契約済みの物件の取り下げが遅れるなどして消費者の不満要因となっている」と説明する。

配信

引用:不動産サイト「おとり物件」に注意 激減したはずが、なぜ遭遇?(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 

ヤフコメにも、実際に「おとり物件」に遭遇したという声がたくさん寄せられていましたよ。

おとり物件に振り回された経験があります。内見当日、物件近くまで行った所で「たったいま契約が決まった」と言われました。そこから慌ててまた物件探しになり、その日の内に3軒ほど見て1軒に絞り契約しましたが、数日後にまたそのおとり物件がオススメに表示されるようになり、2年経った今も尚表示されています。駅チカ、条件良好、なのに相場よりちょっと安いという特徴があるようです。今思えばその物件にしなくて良かったと思える点がいくつかあるため後悔はありませんが、当時は悔しかったです。

不動産会社は一人ひとりの社員にノルマがあるんだろうなと思う。見たい物件があって当日会社に訪れた際に「ついさきほど申し込みが入りまして…」とか言われて愕然とし、もう帰ろうと思ったこちらの気持ちにも関わらず別に頼んでないのに他の物件を紹介してくることがあった。その後もういいですって感じで帰ってもメールでしつこく連絡してくるから本当にノルマが厳しいんだろうと思う。

今の家を決める際にもいくつか候補を当たったが、なかには「その物件は契約済みとなりました…」と言われたことは何度かあった。

俺の中で不満は、SUUMOを検索しててもそうだけど、同一の物件が複数の仲介業者により重複して出てくることだな。

それと物件の地図が不正確で、所在地がはっきりしないこと。

このあたりは業界全体に対する不信感を増幅させてると思う。

私も20年前くらい、おとりに引っかかった経験あります。 見に行けるような口調で不動産屋に出向いたら、鍵が手に入らない云々とかで違う物件を紹介され、

「私はこの物件以外は興味無いので鍵が手に入る日に来ます」というと、難癖付けられ結局見に行けず、店を出てからその物件がある住所を歩いたら、なんとそのビルがありませんでした。

今はGoogle Mapがあるから出かける前に調べることができて良いですよね。

おとり物件の見分け方や対処法

おとり物件の見分け方や対処法には、どのようなものがあるのでしょうか。

これを知っておけば、おとりなのかどうか事前に知ることが出来るでしょうから、今後の新居探しに大いに役立つかもしれません。

①極端に安かったりお得過ぎないか、その地域の家賃相場を知っておく

その地域の家賃相場と比べて、極端に安かったりお得過ぎるサービスやキャンペーンを提示している場合は、おとり物件の可能性があります。

今はインターネットで簡単に地域の家賃相場を調べることができますので、事前に確認することをおすすめします。

②現地での待ち合わせ(現地案内)を希望してみる

本当に実在する物件で、尚且つ契約してもらいたい物件であるなら現地での待ち合わせにも応えてくださるはずです。

ですので、問い合わせの段階で「現地での待ち合わせ」を希望してみて、もしも頑なに拒んだり「まずは来店を」などと返してくる場合には、おとり物件の可能性があります。

③住所や細かい条件が詳しく書かれているかチェックする

おとり物件の場合、住所が市町村や丁目までしか書かれていなかったり、清掃や鍵交換などの費用が記載されておらず「要問合せ」などと書かれていることがあります。

このような場合、架空物件であったり取り引きする意思がない物件の可能性がありますからチェックしましょう。

オンラインの物件探しサービスを利用するのも対策の1つ

大手の不動産方法サイトは「おとり物件」が掲載されている場合がありますので、オンラインの物件探しサービスを利用するのも一つの手かと思います。


↑↑「イエプラ」は、東証スタンダードに上場している企業が運営しているオンラインでの物件探しサービスで、仲介手数料が基本0円なうえに、ネット未公開の物件も紹介してもらえるんです

やり方はとっても簡単で、希望条件等を入力すると担当者が条件に合ったお部屋をいくつも紹介してくれ、気になった物件はオンライン内見や現地案内も可能です。

利用者数はすでに117万人を突破しており、個人情報の管理の徹底やセキュリティ対策も万全ですから、ネット上でも安心して利用することができます。

イエプラでのやりとりは全てチャット(電話も可)で来店は不要ですから、忙しい人や遠方の人にもうってつけなサービスとなっています。

また、営業時間は午前9時30分~深夜0時で、定休日は年末年始のみですので、仕事やアルバイトが終わったあとや週末でも対応してもらえるのは有難いですね^^

⇒業界初「チャット不動産」いままでの不動産サイトでで満足できない方限定 詳しくはコチラから

おわりに

私の子どもが新居探しをする時は、はじめは何も分からず大手の賃貸紹介サイトで探したのち、記載のあった不動産会社に希望物件を問い合わせたところ、まだ空いていると言われ「まずはご来店ください」の一点張りでした^^;

遠方なので可能ならオンライン内見をと希望したのですが、「来店したのちご案内できます」と言われました。

仕方ないか~と思っていたところ、おとり物件の存在を偶然知ることとなり、急いでそこはキャンセルしてオンラインの物件探しサービスを利用することにしました。

イエプラはチャットの返信が早く、オンライン上でも安心してやり取りすることができましたよ。

お陰様で、おとり物件らしき部屋に捕まることもなく良い物件を見つけることができ、今でも快適に過ごしているようです^^

ちなみに、最初に問い合わせた物件(大手賃貸紹介サイトに掲載されていた物件)をイエプラの担当の方に確認してもらったところ、実在はしていたのですが掲載されていた2階の部屋は空いておらず、1階が空室になっているとのことでした汗

分からないものですね。

今後の参考にしていただけたら幸いです。

おとり物件に引っかかることなく、良い物件が見つかりますように。

では今回はこのへんで。

 

理想の部屋を見つけるならイエプラで↓↓

投稿者プロフィール

ベビーカステラ
元看護師です。
現在は在宅ワークにて、過酷な看護師生活に終止符を打ちました。
世の中のなぜなに?や、ホットな耳より情報をお届けしています。

-豆知識

Copyright© 年中ハッピー!くらしに役立つ便利手帳 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.