こんにちは。
今回は、「マスクは何日で交換?外側に食中毒を起こす細菌セレウス菌検出のケースも」というテーマについてです。
興味深い記事を見つけました。
その記事によれば、街の人に『あなたはどれぐらいの頻度でマスクを交換していますか?』と質問したところ、「少しの時間しか使わない」「もったいない」などの理由で、同じマスクを何日も使う人が少なくないようです。
なかには、1週間に1回くらいしか交換しない人も、、、!
また、ある研究ではマスクの外側には食中毒を起こす細菌「セレウス菌」が検出されたということです。
色々思うことがあったので、ご紹介しますね。
もくじ
マスクは何日で交換?外側に食中毒起こす細菌セレウス菌検出のケースも
街の人に聞きました。 あなたはどれぐらいの頻度でマスクを交換していますか?
街の人は 「仕事の時と外出する時は、とりあえずマスクをしておこうかなという感じで」
Qマスクを変える頻度や捨てる頻度は?「1日1回ぐらいですね」
街の人は 「1回きりでは捨てずに、何回か使ってから捨てる感じになりました、春以降は」
Q日をまたいでも?「日をまたいでも使うことありますね」
街の人は 「あんまし変えないですね。1週間に1回ぐらい変えるけど」
Q不織布マスクでも?「はい、1日では捨てないですね。あんまり長時間していないので。ちょっと汚いなと思ったら捨てる程度で、あんまり考えていないです」
「少しの時間しか使わない」「もったいない」などの理由で、同じマスクを日をまたいで使う人は、少なくないようです。
2022年にプラネットが行った調査(調査人数:2645人)では、
不織布マスクを交換する頻度に関しては
「1日に何度も交換する」(5.1%)
「毎日交換する」(53.0%)
「2~3日に一度交換する」(27.0%)
「4~6日に一度交換する」(5%)
などの結果が出ました。 半数以上が毎日交換していますが、およそ3割の人は2日以上同じ不織布マスクを使用しているようです。
マスクの交換頻度について、医師の見解は… 武本クリニック 武本祐 院長
「マスクは使用する時間が長ければ長いほど表面にウイルスなどが付着する可能性が高まりますので、環境によってはマスク表面に付いたウイルスが繫殖しやすくなるので、定期的なマスク交換が感染予防上重要だと考えています」
武本医師は感染予防上、清潔なものを使用するのが望ましく、たとえ数分、数十分であっても、毎日の交換を推奨すると話します。
一方、不織布マスクに付いた「菌」についてはこんな研究結果も… 近畿大学医学部の研究グループが使用済み不織布マスクの内側と外側の細菌・カビなどの真菌について調べた結果、内側に付着していた大部分は皮膚の常在菌などの通常病気を起こさない菌でしたが、外側には「セレウス菌」という糞便の中にいる食中毒を起こす細菌も検出されたということです。
また、マスクの使用日数が長いほどカビなどの真菌の数は増加。一方、細菌の数は増加しなかったということです。
配信
引用:「マスク」ほとんどしなくなった…でもマスクは毎日交換すべき? マスクの外側に、糞便の中にいる「セレウス菌」検出のケースも(BSS山陰放送) - Yahoo!ニュース
ヤフコメの反応は?
上記の話題に対して、世間からはどのような反応があったのでしょうか。
一部ご紹介します。
基本1日1回だけど
着けっぱなしや着用時間が長い場合は、途中で交換する
今は気軽に手に入るし、コロナの頃に買ったのが余ってるから使わなきゃ。
マスクが効果無いとかのたまうコメを見かけるが、花粉症持ちには列車内や混んだ室内は着けていた方が呼吸が楽な時が多いんだよね。
アレルギー+インフル等予防のため秋から春はコロナ前からマスク着用してます。夏もアレルギー反応が出てきたので夏も使えるマスク探しはじめたらコロナ禍になりいろんなマスク流通するようになりありがたい。
マスクしてない人もなんとも思わないので、マスクしているのも好きにさせて欲しい。
マスクから、セレウス菌ってのが検出されたのだろうし、毒素型の食中毒なのだろうけど、マスクをしてない人も毎日セレウス菌で食中毒になってはいないのだから、あんまり神経質になることはないと考えます。マスクから食中毒検出を大げさに報じて、注目されたいだけに感じます。
コロナ禍でのマスクの使い方がどれだけ不衛生だったかということ。
飛沫飛沫を気にしすぎてマスクを異常につけ続けた結果、それ自体が媒体となり病気を広めていた可能性もあるし、予防効果よりもそちらを検証するべきでしたね。
やりすぎは何でも毒であると聞いたことがありますがまさにその通りだと思いますね。
何をどう説明しても、マスクをつけていれば安心という人は、それでいい。
どうやってもマスクが嫌いだという人も、無理につけることはない。
今はそういう時代。
ちなみに私は、触覚障害があるので、マスクをしていると苦しくなる。
つけることで安心する、つけないことで楽になる。
どっちも同じように、個人を尊重すべき。
バスタオルを替える目処について議論していた記事を思い出した。
毎回変える人、洗濯物が増えるから数回は使う人などそれぞれ。
要は個人の潔癖度合に委ねられる気がします。
菌やカビは免疫の弱くなっている人が気にすること。セレウス菌を気にし出したら、花見など屋外飲食やバーベキューなんか行ってられない。
私もマスクは数日使っていて捨てていた。
病院に行くときとか人混みの多い場所に行くときは替えのマスクを持ってゴミ袋に捨てたりはするけど普通なら同じのを何日も使っていた。これからは毎日変えるようにします。
不織布のマスクをシャツのポケットに入れたまま洗濯してしまって、たたむ時洗い上がったのに気が付いた。キレイになったし、また使えるかと思ったけどやっぱりゴミ箱行きにした。少しなら再使用するけど、さすがに一晩経ったら使いたく無いかな。菌の増殖とか怖いし。
セレウス菌はどこにでもいるから。腸内・糞便・土壌そこらへんどこでも付着してる。
駅弁の食中毒でも検出された菌だけど、少数なら検出=即害 ではないし、記事でもさらりと触れてるようにマスクはセレウス菌が増殖する環境では無いので、人間の通常の免疫力に太刀打ちはできない。
菌にしろ真菌にしろウィルスにしろ、少数ならどこにでもいる。
要は大増殖する(した)ような環境になってるか否か、そこが大事。
マスクは個人の自由なので好きにしたらいい
私はマスクもバスタオルも使ったらその都度交換するので、バスタオルはさておき使用したマスクを何日も使い続ける人がいることに驚きました。
マスクをするかしないかは個人の自由なので、そこに関しては好きにしたらいいと思っているのですが、どうせつけるならキレイなほうがいいのでは?とは思いました。
セレウス菌に関しては、菌やウイルスはそこらへんにウヨウヨいるのでマスクの外側に付着するのは珍しいことではないのかなと思いましたが、珍しくないことだとしても何日も使い続けることによって弊害は少なからずありそうな気はしました。
ただ、上記のニュース記事には
環境によってはマスク表面に付いたウイルスが繫殖しやすくなるので、定期的なマスク交換が感染予防上重要
とありましたが、細菌は人や動物から離れても生存・増殖が可能ですが、ウイルスの場合は宿主から離れると長くは生存できないのではないでしょうか。
ノロウイルスやアデノウィルスは別格のようですが。
「細菌は適度な湿度と温度、栄養があれば生存・増殖できます。だから食中毒菌などは弁当箱の中で増殖するのです。しかし、ウイルスは人や動物の細胞内でしか生存・増殖できません。咳やくしゃみなどで体外に出たウイルスは、誰かに感染して細胞内に入らない限り生き残れないのです」と語るのは、横浜相原病院(神奈川県横浜市)の吉田勝明院長です。
では、人に感染できなかったウイルスはどうなるのでしょうか?
「人や動物の体から出たウイルスは、一定の時間を過ぎると不活化(ふかつか)する、つまり死滅します。寿命を迎えたと言っていいでしょう。その寿命はウイルスによって違い、短いものもあれば、驚くほど長いものもあります」(吉田院長)
どちらにせよ、マスクを何日も使い続けるのは内側・外側ともによろしくない環境になってしまうと思います。
以前、スーパーに行ったとき、駐車場を歩いていた年配の女性がマスクを落とし、マスクは風に吹かれて何メートルも道路を転がっていったのですが、女性はそのマスクを拾うと何のためらいもなく着けて店内に入っていきました。
なんのためのマスクなんだろう、、、清潔という概念は!?そんなことを考えさせられた瞬間でしたね。
私はこれからの季節は、乾燥予防で人が多い場所ではマスクを着用すると思いますが(コロナ禍以前から秋冬はずっとそうしてきました)、不織布にしろ布マスクにしろ、使ったらその都度交換したいと思います。
無論、落とした時にも。
では今回はこのへんで。