こんにちは。
今回は、「フタホシコオロギとイエコオロギの違いは?フタホシコオロギ食推進」というテーマについてです。
徳島大学のコオロギ研究グループは、次世代タンパク源としてフタホシコオロギに着目しており現在研究が進められているようですが、国もコオロギ食・昆虫食を推進しており、店舗や自動販売機、ネット通販などでも昆虫やコオロギ食が売られているのを見る機会が多くなってきました。
コオロギにも色々な種類があり、それまでは「ヨーロッパイエコオロギ」という名前をよく見聞きしたのですが、徳島大学のコオロギ研究グループは今回の研究で「フタホシコオロギ」に着目しているとのことで、フタホシコオロギがどんな特徴を持ったコオロギなのか気になりましたよ。
そこで今回は、フタホシコオロギとイエコオロギの違いなどについてご紹介したいと思います。
もくじ
徳島大学のコオロギ研究グループが次世代タンパク源としてフタホシコオロギに着目
元徳島大学学長でコオロギ研究の第一人者である野地澄晴氏は、コオロギの持つ様々な可能性に期待を寄せる。国もコオロギの研究を推進し、2050年までの成果創出を目指す「ムーンショット型研究開発制度」としてコオロギに関するプロジェクトを採択した。
(中略)次の課題は、昆虫を食べることに対する心理的ハードルの低い試作的な商品を製作することである。特に、子供用の食品が重要である。
ヒトの味覚の嗜好は、6〜8歳までに決定されるらしい。
(中略)実際に食の選択を決定する重要な要素は、幼児期の食事に依存するので、コオロギ食も幼児期から食べていただくことが重要である。さらに、栄養素・機能性物質から得られる「うれしさ」を明確にすることも重要である。
公開記事
徳島大学のコオロギ研究グループによれば、フタホシコオロギの特徴として
1.フタホシコオロギは飼育が容易で成長が早く、雑食であり、かつ、味にクセがないため食用に適する。
2.通年で繁殖・飼育が可能
を挙げています。
ツイッターの反応は?
上記の話題に対して、ツイッターではどのような反応があったのでしょうか。
一部ご紹介します。
幼少期からコオロギは食べ物と刷り込んで洗脳…狂気の沙汰だわ…
オカラでコオロギ育てるくらいならオカラを食べれば良いのでは
卯の花おいしいよね。
いや、僕が親なら絶対食べさせないよ
イナゴの佃煮ならまだ食べれそうな見た目してるし昔から食べられてるからいいけどコオロギは明らかじゃん
あかん見た目してる
なんでそこまでしてコオロギ食べなあかんの?
おいおい…地下アイドルがコオロギ食わされて緊急搬送された話忘れたのかね?
アレルギーでさぁ
あのなぁ虫を食べる利点(利点はないけど)を主張すんねんやったらリスクもちゃんと説明せえぇ
枠チンの時と一緒やないかぁ
リスクもちゃんと説明せえぇって子どもをターゲットにすなぁッ!!
えぇ・・・。
弁当持参させた方がよさそうだなぁ。
毎日かぁ、大変だなぁ。
ワクチンの時みたいに、「国が国民に毒を薦める訳がない。」という思い込みで、ためらいなく我が子に食べさせてしまう親御さんがいそうで心配です。
狂ってきた日本の常識。
コオロギだけは昔から食べない。
アメリカのテレビドラマを思い出す。『V』これらを推すのは異星から来た人々かも
今、コオロギ扱うとむっちゃ金貰えるんだな
だってこの人ら、子供や孫、親が
お腹空いたから食べよ〜
ってコオロギ食べてたら止めると思う
他人事だから欲に目がくらんでやってんでしょ
拒否できない小さい子供をターゲットみするための論理がこわい。
なら、おからの廃棄問題を先に解決して。
今から大量生産に向けてではなく、今現在大量に廃棄される物を安定消費する事を考えてください。
フタホシコオロギとイエコオロギの違いは?
爬虫類の生き餌として利用されることが多いコオロギは、主にヨーロッパイエコオロギとフタホシコオロギの2種類が定番で流通しているんだとか。
そのヨーロッパイエコオロギとフタホシコオロギの違いを分かりやすく書いてくださっている記事を見つけましたよ。
(見た目の違い)
イエコの体は薄茶色で心なしか可愛げがありますが、フタホシはほぼ黒に近い焦げ茶色で、ゴキブリ感が滲み出ています。(大きさの違い)
フタホシのほうがやや大きいです。というよりムッチリしています。とくにフタホシのメスはかなりの貫禄で成長するほどゴキブリ感が増し、虫が苦手な人にとってはかなり強敵かもしれません。
(鳴き声の違い)
イエコの鳴き声は高くさえずっている感じで、フタホシの鳴き声は太めで腹から鳴いている感じがします。(必要とする水分量の違い)
イエコは少量の水分しか必要としないため、水不足の過酷な環境でも生きぬくことができます。フタホシは水分を多く必要とし、水不足の環境では生きていくのが難しいようです。
(臭いの違い)
フタホシのほうが臭くなりやすく、定期的にメンテナンスしないとかなりの悪臭を放ちます。劣悪な環境のまま放置するとアンモニア中毒で全滅なんてことも。
フタホシに比べるとイエコの臭いは若干ましではありますが、それでもメンテナンスを怠ればやはり臭くなります。
コオロギの糞の臭いは与える餌に含まれるタンパク質によってかなり変わります。
(丈夫さの違い)
フタホシはかなり弱く、水分が不足するとすぐに弱ってしまいます。アンモニア中毒や感染症にもなりやすく、お世辞にも丈夫とはいえません。ただし、適切な環境下で飼育すればフタホシもちゃんと長生します。
一方イエコは水分や栄養が多少不足しても長期間生き延びることができるタフさを持っています。
(ジャンプ力の違い)
圧倒的にイエコのほうが良く飛びます。(動きの早さの違い)
圧倒的にイエコのほうが素早く俊敏です。フタホシは非常にのんびりとしていて、イエコに比べるととても簡単に捕まえることができます。
(攻撃性の違い)
フタホシのほうが肉食性が強く攻撃性が高いように感じますが、これには縄張りの広さが関係しているようです。イエコ・フタホシともにタンパク質が不足するとより攻撃的になり共食いをしやすくなるようです。
(栄養価の違い)
目立つ違いはエネルギーと脂質。フタホシは高カロリー・高脂質で、イエコはややヘルシーといった感じでしょうか。
ひと言に「コオロギ」と言っても、特徴はそれぞれ違うのですね。
勉強になりました。
そういえばヨーロッパイエコオロギに関してなんですが、2018年に内閣府の食品安全委員会がヨーロッパイエコオロギに対して注意喚起をしていましたが、
#拡散希望RT協力お願いします
内閣府がコオロギの注意喚起を
ひそかにしている。
広がれば、WEBの削除があり得るかもしれない。
魚拓推奨 pic.twitter.com/HH4P8qdwfk— tachikoma-musashi (@tachikoma_musas) February 13, 2023
1.統計して、好気性細菌数が多い。
2.加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。
3.昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
4.重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。
フタホシコオロギは大丈夫なんでしょうかね。
コオロギはコオロギですもんね。
そこらへんもしっかりと研究して、完全に安全だと断言できる段階になってから推進してもらいたいものです。
まあ、私は今後「100%安全です」と言われても遠慮させていただきますがね。
では今回はこのへんで。
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