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戸籍を抜いたらどうなる?三浦春馬さんは戸籍を抜く必要があったのか

こんにちは。

今回は、「戸籍を抜いたらどうなる?三浦春馬さんは戸籍を抜く必要があったのか」というテーマについてです。

 

2020年7月18日に俳優の三浦春馬さんが30歳という若さで突然お亡くなりになり、ファンはもちろんのこと多くの人たちが今もなお悲しみに打ちひしがれています。

そして、日々三浦春馬さんのことを調べているなかで、どうしても引っかかっていることがありました。

それは「2017年頃に戸籍を抜いていた」ことです。

はじめは亡くなったショックもあり、その事実を知っても「相当思い悩んでいたんだな」「よっぽど親と絶縁したかったんだな」としか思いませんでした。

しかし、頭が冷静になってきたときにもう一度考えたとき、沸々と疑問点がわいてきたのです。

そこで今回は、戸籍を抜いたらどうなるか、また三浦春馬さんが戸籍を抜いた本当の理由は何なのかについて考えてみました。

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法的に親子の縁を切ったり関係を断つことはできるのか?

よくドラマなどで「お前とは親子の縁を切る!勘当だ!」などというセリフがありますが、日本では原則として法的に親子の縁を切ることはできません(特別養子縁組の成立を除く)。

ですから、意図的に距離を置いて会わないようにしたり音信不通にすることはできても、法的に見れば親子の縁が切れるということはないのです。

戸籍を抜くことは可能?抜いたらどうなる?

本来は、「戸籍を抜く」という言葉ではなく「除籍」になります。

先ほども述べたように、親子の縁を切ることは法的に不可能であるため、戸籍から完全に抹消することはできません。

しかし、現在の戸籍において見た目から消す(現在戸籍から除籍)ことはできます。

ただし、除籍をして見た目からは消したとしても、「原戸籍」には記載され続けます。

子が除籍する場合

子が除籍する場合、20歳以上の子であれば「分籍」の手続きをすることで、親の戸籍から外れることができます。

ただし、一度分籍すると、二度と元の親の戸籍には戻れないのでご注意ください。

また、子が婚姻すれば、親の戸籍からは離脱することとなります。

<分籍とは>

分籍とは、親との戸籍を分けることをいいます。

20歳以上であれば誰でも手続きが可能であり、1人で新しい戸籍を作ることができます。

基本的には、子が親の戸籍から離脱する際に使用されます。

自分1人だけの戸籍なので、筆頭者は当然自分になりますし、新しい本籍地も転籍と同じように日本全国好きなところを選ぶことができます。

また、分籍届をした本人だけが苗字を変更することも可能になります。

ただし、何度も申し上げていますが、分籍してもそれで親との縁が切れるということではありませんので、戸籍法上親との関係は何ら変わりありません。

親はもちろんのこと、兄弟や祖父母なども含めてすべての関係は、分籍してもしなくてもそのまま変わることはないのです。

したがって、分籍しても相続権を失うわけでもありません。

ただ変わるのは、「本人が筆頭者になること」「本籍地や場合によっては苗字を変えることができる」ことです。

しかし、筆頭者になったからといって他に影響することは通常ありませんし、本籍地や苗字が変わっても親子関係がなくなるわけでもありません。

分籍する理由は親子間の不仲など理由はさまざまでしょうが、役所で担当していた人の話では、分籍の手続きをしに来る人は非常に稀だそうで、年に数件あるかないかくらいの割合のようです。

親が除籍する場合

親が戸籍の筆頭者である場合は、その戸籍から外れることはできませんし、筆頭者の変更もできません。

とくに父親が筆頭者である場合、その戸籍から自分の名前を消すことは、どの手段においても不可能であるといえます。

婚姻状態にある夫婦も、戸籍を分けることができませんが、例えば筆頭者ではない配偶者は、離婚した場合は離脱することができます。

三浦春馬さんは戸籍を抜く必要があったのか?

文春の記事によると、三浦春馬さんは2017年頃、仲良くしていた友人に「親は結局はお金のことばかり。今はとにかく両親と関わりたくない」「もう頭にきたから、地元の役所まで行って籍を抜いてきた」とあります。

また、亡くなる1か月ほど前には、それまで名乗っていた継父の姓から、元々の姓である「三浦」に戻していたといいます。

上記の記事の内容が事実であるならば、除籍した原因は親子関係にあるといえますね。

しかし、ここで疑問が生じます。

頭脳明晰だった三浦春馬さん。

たとえ戸籍を「分籍」したとしても、法的に親子の縁を切ることは不可能であり、結局は連絡を絶つことくらいしか断絶の方法がないということは、三浦春馬さんは当然ご存知だったと思われます。

しかも、三浦春馬さんは本当に断絶したいほど親を憎んでいたのでしょうか?

 

これを見ている限り、私にはどうしても親を憎んでいるとは思えないのです。

それでもあえて戸籍を抜いた理由は何なのか!?

あとから冷静になって考えてみると、三浦さんの取った行動がよく分からないのです。

 

戸籍を抜いた(分籍した)のが2017年(週刊誌情報)。

事務所が管理するマンションに引っ越ししたのが1年半くらい前なので2018年?(週刊誌情報)。

ちなみに、死亡診断書を受け取れるのは3親等までの遺族ですが、委任状があれば代理人でも受け取りが可能です。

また、死亡診断書および死亡届を役所に提出できるのは、

・同居の親族

・その他の同居人

・家主、地主または家屋もしくは土地の管理人

となっています。

三浦春馬さんは一人暮らしでしたから、家屋もしくは土地の管理人(事務所)でも提出可能ということになりますね。

・・・なんでしょう。

なんだかすごくモヤモヤしています。

姓を「三浦姓」に戻したのも、何か意図があってのことでしょうが。

おわりに

三浦春馬さんの訃報に関しては、ほかにも納得できない点がいくつかあります。

「人の噂も七十五日」とはよく言ったものですが、三浦春馬さんの件に関しては、七十五日を過ぎても更にヒートアップしているような気がしますね。

最近では、三浦さんだけではなく芸能人の不審〇が後を絶ちません。

たった2ヶ月のあいだに、4人もの芸能人が不審〇ですよ。

それなのに、テレビも週刊誌も友人たちも、誰1人として「絶対におかしい!」と声を上げる人はおらず、皆だんまりなのも気味が悪いです。

一体、テレビ業界や芸能界で何が起きているというのでしょう。

本当の事が知りたいです。

では今回はこのへんで。

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