暑くなる季節、スポーツドリンクやジュースを飲む機会が増えていませんか?
熱中症予防のために水分補給は欠かせませんが、甘い飲み物の飲みすぎには注意が必要です。
実は今、若い人や働き盛りの世代を中心に「ペットボトル症候群」と呼ばれる病気が増えているのです。
「ペットボトル症候群」は、ジュースやスポーツドリンクを日常的に飲み続けることで血糖値が急上昇し、重い健康被害を引き起こす病気です。
特に自覚のない糖尿病予備軍や、健康診断を受けていない人ほど発症リスクが高くなります。
そこで今回の記事では、よく飲まれている5つの清涼飲料水について糖分量を角砂糖に換算し、おすすめの予防習慣についてもご紹介します。
目に見える数字で「どれだけの砂糖をとっているのか」を実感することで、今後の選び方に役立てていただけたら幸いです。
もくじ
ペットボトル症候群 糖分量が危険な理由
血糖値が急に上がると体に負担
「ペットボトル症候群」は、清涼飲料水に含まれる糖分を大量に摂取することで、体が処理しきれずに血糖値が異常に上がってしまう状態です。
とくに液体で摂る糖分は、食事よりも吸収が早く、急激に血糖値を上昇させるのが特徴です。
主に、次のような変化が体に起きます:
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喉が異常に渇く
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トイレが近くなる(多尿)
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体がだるくなる
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頭が痛い、吐き気がする
放置すると、ケトアシドーシスという状態に陥り、意識障害や昏睡を引き起こすこともあります。
糖尿病の診断を受けていない人ほど、気づかずに重症化することが多いのです。
自覚しにくいまま重症化することも
特に問題なのは、初期症状が「夏バテ」「疲れ」と似ている点です。
喉が渇いているから水分を摂る、しかしその水分がまた糖分たっぷりのジュース…という悪循環に入ると、知らぬ間に体が限界を迎えます。
ヤフコメでも、次のような声がありました:
「子どもが毎日ポカリ飲んでいて心配になった」
「高齢の親がサイダー好きで、注意しても聞いてくれない」
「夏場にジュースがぶ飲みしてたら、倒れて救急搬送された知人がいた」
誰にでも起こりうる症状だからこそ、知識と意識が大切です。
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①ポカリスエットの糖分は角砂糖9個分
500mlに約31gの糖分
ポカリスエット500mlには、なんと約31gの糖分が含まれています。
これは角砂糖約9個分に相当します。
想像以上の量に驚かれる方も多いでしょう。
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WHOの1日糖分摂取目安:25~30g
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ポカリ1本:すでに目安オーバー
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運動時に飲むならまだしも、日常的に飲むのは危険
「なんとなく体に良さそう」と思って選びがちなポカリですが、常飲するには向いていません。
特に水代わりに飲むのは避けましょう。
②アクエリアスの糖分は角砂糖7個分
少なめに見えて油断は禁物
アクエリアス500mlの糖分量は約23.5g、角砂糖でいうと約7個分です。
ポカリよりはやや少ないですが、注意が必要なレベルです。
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糖分量は少なくても甘味は強め
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減塩タイプでも糖質カットではない
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「スポーツ後限定」での使用が理想的
ヤフコメでも、「塩分補給と勘違いしてアクエリアスを常飲していた」という声が複数見られました。
冷たくて飲みやすいぶん、飲みすぎやすいので注意が必要です。
③コーラの糖分は角砂糖17個分!
清涼感に騙されないで
コカ・コーラ500mlに含まれる糖分は56.5g。
角砂糖に換算すると、なんと約17個分です。
炭酸のスッキリ感に惑わされがちですが、砂糖のかたまりと言っても過言ではありません。
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1本で2日分の糖分を超える
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血糖値が一気に上昇しやすい
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肥満や虫歯だけでなく、内臓にも負担
ヤフコメでは、「コーラは嗜好品で、飲んでも週1回にしている」「飲んだ後に喉が余計渇く」という声も。
確かに美味しい飲み物ではありますが、毎日の習慣にしてはいけません。
④サイダーの糖分は角砂糖16個分
ジュースと同じ感覚で飲むと危険
サイダーは爽快感があり、子どもから大人まで好まれる飲み物です。
しかし、500mlで約55gの糖分が含まれており、角砂糖約16.7個分と非常に高い糖質です。
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炭酸飲料全般に言える危険性
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水分補給ではなく「甘味嗜好品」と認識するべき
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子どもが好むからこそ親が知っておく必要あり
ヤフコメでも、「子どもが運動後に飲んでるのを見て焦った」「自販機のラインナップが甘い飲み物ばかり」といった声があり、家庭内での注意喚起が必要と感じられます。
⑤オレンジジュースの糖分は角砂糖12個分
「体にいい」と思って飲みすぎ注意
オレンジジュース500mlには約40gの糖分が含まれており、角砂糖約12個分にあたります。
果物由来だから体に良いというイメージを持ちがちですが、糖分はしっかり吸収されます。
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果糖も血糖値に大きく影響
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食物繊維が少ない分、吸収は早い
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健康に良いと信じて飲み続けるのが逆効果に
ヤフコメでも「果汁100%だから大丈夫と思っていた」との声が見られ、誤解の多い飲み物だとわかります。
ビタミンは魅力ですが、量には十分気をつけましょう。
ペットボトル症候群を防ぐ4つの習慣
1,水やお茶を選ぶようにする
最も安全なのは無糖の水やお茶です。
麦茶、ほうじ茶、ルイボスティーなどがおすすめです。
2,スポーツドリンクは必要なときだけ
発汗が激しい運動時や屋外作業時には役立ちますが、日常的に飲むのは控えましょう。
3,にがり水で手軽にミネラル補給を
水分補給は水やお茶が基本ですが、にがりを数滴加えることで、熱中症やペットボトル症候群の予防にも役立ちます。
にがりには以下のような体にうれしいミネラルが含まれています:
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マグネシウム:筋肉のけいれんや疲労感の防止
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ナトリウム:汗で失われた塩分を補う
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カリウム・カルシウム:体の電解質バランスを整える
我が家でも愛用しているのが、こちらの「白松 浜御塩の海水にがり」です。
マグネシウム含有量が多く、国産で味もまろやかなため、子どもにも安心して使えます。
コップ1杯に2~3滴、水筒には5~7滴が目安。
味噌汁やコーヒーにも手軽に入れられます。
クセがなく、日常的に使いやすいのが嬉しいポイントです。
🔻筆者も愛用中のおすすめにがり
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ジュースをやめたいけど、水だけだと味気ない…そんな方にぴったりの自然派ミネラル補給法です。
※入れすぎるとお腹がゆるくなることがあるので、説明書きをよく読み体に合った量を調整してください。
④体調変化に気づいたら医療機関へ
喉の渇き、倦怠感、頻尿といった変化があれば、念のため医療機関を受診し、血糖値等をチェックすることをおすすめします。
【まとめ】ペットボトル症候群 糖分量は身近な危険
甘い飲み物を飲みすぎることで引き起こされる「ペットボトル症候群」は、誰にでも起こりうる身近な病気です。
特に、スポーツドリンクやジュースを水分補給代わりに日常的に飲んでいる方は要注意です。
今回紹介した5つの飲み物には、想像以上の糖分が含まれています。
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ポカリスエット:角砂糖約9個
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アクエリアス:角砂糖約7個
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コーラ:角砂糖約17個
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サイダー:角砂糖約16個
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オレンジジュース:角砂糖約12個
数字で見ればその多さが一目瞭然です。
まずは「水」や「無糖のお茶」に置き換えるところから始めてみましょう。
「水だけじゃ物足りない…」という方へ
にがり水なら、体にもやさしく続けやすいです。
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投稿者プロフィール

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元看護師です。
現在は在宅ワークにて、過酷な看護師生活に終止符を打ちました。
世の中のなぜなに?や、ホットな耳より情報をお届けしています。
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