危機管理、対策 豆知識

自宅避難に必要なものや備蓄の量は?災害に役立つ豆知識も7つ紹介!

こんにちは。

今回は、「自宅避難に必要なものや備蓄の量は?災害に役立つ豆知識も7つ紹介!」というテーマです。

 

自然災害は、いつ襲ってくるか分かりません。

そうは言っても、日ごろ私たちは「平和ボケ」してしまっていて、災害対策といってもどこか他人事。

しかし、事が起きてからでは遅いのです!!

突然やってくる緊急時に備えて、自分自身はもちろんのこと大切な家族も守りたいものですね。

いざというとき役に立つのは、日ごろの「危機管理」と「情報」がものをいいます。

豆知識を知っているのと知らないのとでは大ちがい!

そして最近では、避難生活はできれば「自宅避難」が望ましいとされています。

それはなぜでしょうか?

そこで今回は、自宅避難に必要なものや備蓄の量、そして災害時に役立つ豆知識を7つお教えしたいと思います。

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自宅避難が望ましいとされる理由

家の浸水や倒壊の危険など、自宅に居続けることが困難な場合を除いて、最近推奨されているのが「自宅避難」です。

避難所の仮設トイレは衛生状態が悪く、また離れた場所にある場合も多いため、トイレを我慢して体調を崩す人がたくさん出ます。

また、避難所ですと体育館や大部屋で他人と生活するわけですから、騒音や悪臭などのトラブルも続出するといいます。

それを考えますと、避難所まで物資や情報を得るために足を運ぶ必要こそあるものの、自宅で家族で避難生活を送った方が精神的にも肉体的にもメリットが多いといえます。

小さなお子さんやペットがいる場合でも、なき声を気にせず過ごせますね。

ただし、家屋の倒壊や浸水の恐れがある場合には自宅避難は危険なのでやめましょう。

自宅避難に必要なものと備蓄の量

自宅避難をなるべく快適に、かつ余裕をもって生活するためには、最低限7日分の蓄えがあるのが理想です。

必要最低限の物品と量は以下のとおりです。

①7日分の水と非常食⇒1日に必要な飲用水の量は、料理用も含めて1人あたり約3L。4人家族の場合、1週間で84L。2Lのペットボトル42本分(家族形態によって違いがあるので、参考程度に)

②温かい食事を確保するためのカセットコンロとボンベ(約15本)

③7日分の携帯トイレ(約70枚)もしくはトイレに流す用の雨水や風呂の水をペットボトルに入れて備蓄

 

④照明になるLEDランタン3台以上(リビング、トイレ、キッチンなど)

⑥口腔ケア用のウェットティッシュ(4人家族で100枚入り数個)、液体歯磨き(数本)⑦

⑦水のいらないシャンプー(数本)

⑧十分な量のごみ袋、新聞紙、サランラップ(何かと役に立つ)

⑩消臭スプレー(数本)

⑪石油ストーブ(灯油も)

⑫赤ちゃんがいる場合は7日分のオムツ、おしりふき、粉ミルクなど

⑬ペットがいる場合は7日分のフードやトイレシートなど

 

知ってると役に立つ災害時の豆知識7つ

①ペットボトルランタン

懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを置くと、光が乱反射して周囲が明るくなります。

牛乳を少し入れると、より明るくなります。

懐中電灯の上に置けない場合は、ペットボトルを横から照らすだけでも効果があります。

火を使わないので、小さなお子さんがいても安心です。

水でカップ焼きそばができる

カップ焼きそばに、麺が浸る程度に水を入れ20分程待てば、焼きそばが作れちゃいます。カセットボンベが底をついた・・・なんてときでも助かりますね。

③缶入り乾パンで即席離乳食

缶を器がわりにして水や牛乳などを入れて乾パンを浸すと、10分ほどで完成します。

お年寄りや体調がすぐれないときにもいいですね。

ただし、お腹を壊しているときや牛乳が口にできない赤ちゃんは、水を使用しましょう

新聞紙スリッパが重宝する

新聞紙は、じつに様々な用途で使うことができます。

折りたたんで「新聞紙スリッパ」を作ることもできます。

ガラスの飛散などで足をけがしないようにするため重宝します。

作り方は以下の記事を参考になさってください。

⑤新聞紙で暖がとれる

新聞紙には保温効果がありますので、上から羽織ったり腹巻にしたり、掛布団にも新聞紙があるだけで全然違います。

また、足元が冷える場合は靴下の上から新聞紙を巻いて、さらにその上から靴下を履くと体温が落ちず温かさが保てます。

簡易トイレが作れる

①便器にゴミ袋(45L程度)を二重にかぶせる。

②クシャクシャにした新聞紙をゴミ袋の中に敷き詰める。

③あれば、消臭効果のある「おがくず」や「猫砂」などを入れる。

④消臭スプレーをそばに置いたら完成。

※排せつ物をどれくらいの頻度で片付けるかはご家庭の考えによると思いますが、長時間放置するのは衛生上望ましくありません。

※汚物が入ったゴミ袋は、基本屋外に保管しておきます。風に飛ばされないよう対策を。

断水だが排水できる場合のトイレの流し方

備蓄しておいた生活用水を、約バケツ1杯で流します。

このとき、トイレットペーパーは流さずゴミとして捨てます

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おわりに

やはり避難所生活となると、長くなればなるほど色々な 面で支障が出てきそうですから、家が無事であるなら私も「自宅避難」がいいです。

もともと他人がいると気を遣う性格なので、想像しただけで心身ともに衰弱しちゃいそうです。

現在家に備蓄しているものは、7日分は全然足りないので近々買ってこようと思います。

相当な量になりますが「備えあれば患いなし」そして「天災は忘れたころにやって来る」ですからね。

最近は、忘れられないくらい頻繁に自然災害が起きてしまっている現状です。

1日も早く蓄えを万全にして、突然の災害にも対応していきたいですよね。

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