女優・広末涼子さんが診断された「双極性障害」と「甲状腺機能亢進症」という2つの病気が、いま注目を集めています。
「なぜ暴れたの?」
「薬は使っていなかったのにどうして?」
と、逮捕当時から疑問を抱いていた方も多かったのではないでしょうか。
今回、診断が発表されたことで、事件の背景に精神的・身体的な不調が関係していた可能性が見えてきました。
一方で、
「病気なら何をしても許されるのか」
「責任はどうなるのか」
という声も数多く寄せられています。
今回の記事では、広末涼子さんの診断内容をもとに、それぞれの病気の特徴や症状、実際の行動との関連性、そして世間の声や今後の見通しまで、丁寧に解説いたします。
病気の名前を聞いたことはあっても、詳しいことは知らない方も多いはず。
誰でもわかるように、やさしい言葉でまとめました。
芸能人だけでなく、私たちの身近にも起こり得る話として、一緒に考えてみませんか?
もくじ
広末涼子が診断された病気とは
2025年5月2日、広末涼子さんの個人事務所が公式サイトで、「双極性障害」と「甲状腺機能亢進症」の診断を発表しました。
きっかけは、先月7日に静岡県で発生した交通事故です。
その後、搬送先の病院で看護師に暴力をふるい、傷害の疑いで逮捕されました。
釈放後の発表によると、広末さんは精神的に不安定な状態が続いており、入院を経て、2つの病気が見つかったといいます。
以下の点がポイントです。
- 診断名:双極性感情障害、甲状腺機能亢進症
- 現在は入院を終え、通院治療中
- 当面は芸能活動を休止
公式サイトでは、「病気だから責任はないという立場ではない」としつつも、「警察の調査には誠実に対応する」とのコメントを出しています。
プライベートの面でも波乱の多かった広末さん。2度の離婚や元夫との関係については、別記事でまとめています。
双極性障害とはどんな病気?
双極性障害とは、「そう状態」と「うつ状態」が交互にあらわれる病気です。
「気分の波が激しい」と言い換えると、わかりやすいかもしれません。
そう状態の場合
- テンションが高すぎる
- お金や行動が大胆になる
- 睡眠が少なくても元気
うつ状態の場合
- 何もしたくなくなる
- 気持ちが重くなる
- 自分を責めがちになる
原因としては、遺伝的な体質やストレス、ホルモンの変化などが関係するとされています。
症状が軽いうちは本人も気づきにくく、まわりも「性格の問題」と思ってしまうことが少なくありません。
実際にこの病気で芸能活動を休止・再開した方もおり、適切な治療をすれば回復も十分に可能です。
甲状腺機能亢進症とは何か
甲状腺機能亢進症とは、体の中の甲状腺ホルモンが必要以上に出てしまう病気です。
ホルモンが多すぎると、心も体も落ち着かなくなり、次のような症状が出やすくなります。
主な症状
- イライラしやすい
- 動悸や手のふるえ
- 急にやせる
- 暑がりになる(多汗)
精神的にも影響があり、不安感や怒りっぽさ、落ち着きのなさが強く出ることがあります。
特に女性に多く、20〜40代に発症することが多いとされています。
これらの症状は精神疾患と見分けがつきにくいこともあり、誤解を招く場合もあります。
広末さんのように、体調の変化が心の状態にも影響を与えるケースは決して珍しくありません。
広末涼子の行動は病気の影響?
広末涼子さんの逮捕当時の詳細な状況については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶広末涼子 傷害容疑で逮捕!同乗マネージャーは誰?正体不明で憶測5つ
広末さんは、事故後に搬送された病院で看護師を蹴るなどの暴力をふるったとされています。
当時の様子は、警察によれば「興奮しており、説明も要領を得なかった」とのことでした。
このような行動は、双極性障害の「そう状態」や、甲状腺機能亢進症による精神の高ぶりと一致する部分があるとも考えられます。
ただし、医学的な判断は専門医に任せるべきであり、ここでは可能性として紹介するにとどめます。
Yahoo!ニュースのコメント欄には、以下のような声が寄せられています。
同情・理解の声
- 「きちんと診断されてよかった」
- 「昔から不安定さは見えていた気がする」
- 「芸能人は人前に立つ分、無理しがちだと思う」
批判・疑問の声
- 「病気で暴力が許されるわけではない」
- 「後付けで病気を使って責任逃れしてるように見える」
- 「示談して釈放されたことに違和感」
どちらの意見にも一理あり、世間の分かれた見方がうかがえます。
重要なのは、病気の理解と社会的な責任を切り分けて考える姿勢でしょう。
今後の治療と芸能復帰の見通し
公式サイトの発表によれば、広末さんはすでに入院を終えており、現在は通院による治療を続けているそうです。
双極性障害も甲状腺の病気も、適切な治療を受ければ回復が期待できる病気です。
治療内容の一例
- 薬でホルモンや気分のバランスを整える
- 医師との定期的なカウンセリング
- 十分な休養とストレスの少ない環境
芸能界には、同じように病気を乗り越えて復帰した方もいます。
長く休養したのち、舞台やドラマで活躍しているケースも少なくありません。
Yahoo!コメントでも、
- 「まずはゆっくり休んでほしい」
- 「復帰のときは応援したい」
- 「病気と向き合った姿を見せてくれると嬉しい」
という声も見られました。
今回の件をきっかけに、病気に対する社会の理解が深まることも期待されます。
投稿者プロフィール

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元看護師です。
現在は在宅ワークにて、過酷な看護師生活に終止符を打ちました。
世の中のなぜなに?や、ホットな耳より情報をお届けしています。
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