今回は、「フジテレビへのCM差し止めを決めた企業はどこ?撤退ラッシュの行方は」というテーマについてです。
2025年1月17日、フジテレビ社長の港浩一氏が、タレント・中居正広氏の女性トラブル問題に対しての会見を行いました。
その会見から一夜明けた18日、大手のスポンサー各社が次々とCM出稿を取りやめるという前代未聞の事態が起こっています。
これは局の根幹を揺らがす大問題なのではないでしょうか。
なぜこのような事になってしまったのか。
また、CM撤退を踏み切った大手企業はどこなのか。
ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
フジテレビへのCM差し止めを決めた企業はどこ?
調べてみたところ、2025年1月19日の時点でフジテレビへのCM差し止めを決めた企業は以下の通りです。
●トヨタ自動車
●NTT東日本
●明治安田生命保険
●アフラック生命保険
知らない人はいないと言っても過言ではないくらい、どこも大手企業ばかりですね。
場合によっては、今後も差し止めを決める企業は増えていくかもしれません。
<追記>
2025年1月20日現在、新たにCM差し止めを決めた企業は以下の通りです⇩
●花王
●資生堂
●セブン&アイ・ホールディングス
●第一生命
●日産自動車
●日本マクドナルド
●サッポロビール
●ローソン
●ユニ・チャーム
●ヤクルト本社
●日本コカ・コーラ
●アリナミン製薬
●東京電力ホールディングス
●KDDI
●スズキ
●大東建託
●JR東日本
●日本たばこ産業(JT)
2025年1月23現在⇒75社を超えた
フジテレビ大打撃!大手企業のCMが次々と差し止めに
タレント中居正広(52)の女性トラブルでフジテレビが緊急会見してから一夜明けた18日、スポンサー各社が同局へのCM出稿を取りやめ、次々と「公益社団法人ACジャパン」に差し替わる事態が起きた。
スポニチ本紙の調べでは、この日午後4時までに、番組CMなどを除いた全393枠のうち40本がACに変更。1割以上が差し替わった。
中でも午前6時から放送された情報番組「めざましどようび」では、14本が替わった。
特に番組内で午前6時44分から同局の会見について報じた後は全41枠のうち約3割に当たる12本が差し替わった。
2025.1.19記事
引用:フジテレビ CM撤退ラッシュ…18日は1割以上が「ACジャパン」に差し替え 根幹揺るがす一大事(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
ヤフコメの反応は?
今回のニュース記事を見て、ヤフコメではどのような反応があったのでしょうか?
一部ご紹介します。
各企業が一番問題視してるのは、社長が中居のトラブルを発生直後から知っていながら週刊誌に載った後も騒ぎが大きくなるまで加害者を使い続けたからじゃないか。
会社ぐるみで隠蔽してたようなもので、被害者の人権を軽んじコンプライアンスも機能してない会社だと判断されたのだと思う。
港社長の行動の結果、当然予想された事
それでも隠さざるを得ないと判断しているということ
今、フジテレビが隠していることが、明らかになっていない事も含め相当デカい爆弾なんだろうということが、容易に想像できる
N氏A氏X子さんの件だけには収まらないんだろう
基本的に隠ぺい体質は変わってないのだと思ってしまう
外圧と世論に押されてしぶしぶ会見を行ったのが、とてもオープンとは言えない会見会場や「回答は控える」の連発からもからも見て取れるのでは無いかな?
昔なら疑惑は疑惑のままで形だけの謝罪をしてれば、なあなあで済ませられたかもしれないけど、最近はスポンサーも敏感に反応するから、大手スポンサーのCM撤退は、大誤算だったのでしょう
大手に習って、中小のCM撤退が始まれば、テレビ局の存続の危機を意味するので、流石に本気になるとは思うけど、どこまで踏み込めるか見ものです
トヨタ一社だけでもかなりの大ごとでしょう。逆にCMを今後継続する企業は、フジに恩を着せようと考える企業がいるでしょうが考えが浅はかです。
今この問題内容なら「あそこの企業の幹部も接待を受けたことがあるのではないか?」との勘ぐりをされます。スピードは大事。大手はそのあたりをよく心得ているのでしょう。
問題の本質はなんだろうか。
今回の問題は中居個人の人間的資質のみならず、フジテレビという公共放送をする企業としてはありえない歪な倫理観が問われている。
その点をツッコまれれば苦しいので、定例記者会見の前倒しという名目で、応対媒体を制限したわけだが、結局のところ、会見上の社長答弁は、答弁になっていなかった。
こうなるとCM見合わせ、差し止められるという流れは当然になる。
フジテレビの報道体制、体質改善が明確にならないうちは、この流れは止まらないだろう。
なぜ次々とCM差し止めという事態になったのか
なぜこのようなとんでもない事態になってしまったのでしょうか。
それは前日におこなわれたフジテレビ社長の会見内容や、新たな疑惑が理由にあるようです。
●「会見を開く」と言ってもメディアを限り、"記者クラブ"のみにしたこと
●トラブルの核心に迫る質問に対しては「回答を控える」「ないと信じたい」など、終始煮え切らない回答だったこと
●会見前日に『女性アナウンサー上納接待疑惑』が浮上したこと
なかなか厳しい状況ですね。
昭和の時代はインターネットもまだそれほど普及しておらず、様々なことを隠蔽できたかもしれませんが、今は令和の時代。
私達のような一般人でも、ネットから容易に情報を知ることができる時代になりました。
放送業界はスポンサーからの広告収入が年々減っていると聞きました。
それなのに、トヨタなどの大手スポンサーが相次いでCMを差し止めすることになったのは、フジテレビにとっては存続に関わる一大事であると言えますね。
今後の動きにも注視していきたいと思います。
では今回はこのへんで。
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