こんにちは。
今回は、「芸能人でパニック障害を公表した人は誰?Dragon Ash降谷建志氏も公表」というテーマについてです。
2023年11月2日、ロックバンド・Dragon Ashの公式サイトによりますと、Kjこと降谷建志さんがかねてからの体調不良により11月のライブハウスツアー5公演を開催延期することが決まりました。
また、あわせて降谷建志さんが「パニック障害」と診断されたことも報告しました。
最近ですと、人気YouTuberグループ『東海オンエア』のしばゆーさんもパニック障害を公表し、現在は活動を休止されています。
考えてみれば、芸能人や有名人の方たちはパニック障害を公表している人が多い印象を受けました。
ただこれは、芸能人や有名人が公の場で公表しているから多く思うだけであって、水面下では一般人も多く発症しているのかもしれませんね。
今回、降谷建志さんがパニック障害であることを発表されたのを知り、今まで芸能人・有名人の方々でパニック障害を公表した人が誰なのか気になったので調べてみました。
もくじ
芸能人でパニック障害を公表した人は誰?
全員ではありませんが、芸能人・有名人でパニック障害を公表した人をご紹介します。
星野源さん(歌手・俳優)
いつもにこやかな笑顔で、大勢の前でも堂々と素晴らしい歌声を披露している歌手で俳優の星野源さんは、学校でのいじめがきっけけでパニック障害になり、一時は安定剤を飲むほどだったといいます。
高校生のときには「不安神経症」を患い学校に行けないばかりか、家からも出られなくなるほどでした。
しかしその後、クレイジーキャッツの『だまって俺についてこい』という一曲に出会い、芸能活動を始めることとなりました。
YUIさん(シンガーソングライター)
シンガー・ソングライターのYUIさんは2014年3月5日、自身のブログでパニック障害の診断を受けたことを明らかにしました。
「ちょっと前からときどき過呼吸やめまいがあって病院で診察を受けたところ、パニック障害という病気だとわかりました」
「今は治療をしつつ少しゆったりと過ごさせてもらっています」
と経過を報告しています。
現在はご結婚され、4児の母となっているYUIさん。
目立った歌手活動はされていないようです。
KinKi Kids・堂本剛さん
KinKi Kids・堂本剛さんは、2023年9月9日放送のTBS『人生最高のレストラン』に出演した際、「2003年に10代の頃から過換気症候群やパニック障害を患っていたことを告白」と説明がありました。
旧ジャニーズ事務所に入所したことをきっかけに、14歳で奈良から東京に上京した当時を振り返り、「その時ちょうどだから、心壊し始めてる時ですね」と告白されました。
Sexy Zone・松島聡さん
Sexy Zone・松島聡さんは、以前から体調不良が続いていたそうですが、2018年11月にパニック障害であることを発表、治療に専念するため一時芸能活動を休止されました。
2020年8月からは、1年9ヶ月ぶりに芸能活動を再開しています。
「自分自身の体調とうまくつきあっていきながら、お仕事を頑張っていきます。そして自分自身にとって何よりも一番治療薬となるものは、ファンの皆さんの存在だということを改めてこの期間に感じることができました。その恩返しをたくさんしていけるように頑張っていきますので、応援をよろしくお願いいたします!」と決意を新たにした。
King&Prince・岩橋玄樹さん
King&Prince・岩橋玄樹さんは、小さい頃からパニック障害を患っていたといい、2018年11月にパニック障害であることを公表、治療に専念するため芸能活動を一時休止すると発表しました。
2019年2月に活動を一部再開するという発表があったものの、症状に波があることなどから、2021年3月31日にKing&Princeからの脱退と、旧ジャニーズ事務所を退所されています。
現在は生活の拠点をアメリカのロサンゼルスに移し、ソロアーティストとして活動されていますが、2022年12月にライブ配信にて「新しい病気になったみたい」と発言。
強迫性障害も患っていることを告白しています。
IKKOさん(タレント・美容家)
タレントで美容家のIKKOさんは、2001年39歳の時にパニック障害を発症しました。
繰り返す発作に苦しみながら、一時は入院もしつつ仕事を続けていたIKKOさん。
その日も生放送の仕事中に発作に襲われそうになりましたが、主治医にお願いして紙に書いてもらった「大丈夫、大丈夫」という文字を見て自分自身に言い聞かせることで、無事に生放送を乗り切ることができたといいます。
さらには、発症から約3年がたった2004年、番組スタッフからかけられた「楽しんでくださいね」という言葉で不思議と肩の力が抜け、笑顔が増えていくことに。
ほんのささいなことですが、この出来事が今後パニック障害と向き合う上での大きな力となっていったそうです。
中川家・剛さん(お笑い)
お笑いコンビ・中川家の剛さんは、コンビ結成から5年後にパニック障害を発症しました。
当時は"パニック障害"という言葉もなく、周りから『サボってるんじゃないか?』などと言われることもあったとか。
ご自身も急に襲ってくる不安や動悸にとまどったそうです。
発作は漫才中に起きることもあったといい、その際は相方であり弟の礼二さんがモノマネなどしてつないでいました。
周りが心配してくれるなか、明石家さんまさんだけは対応が違っており、剛さんに「パニックマン」とあだ名をつけてイジリまくってきたそうです。
最初は周りと違った切り口にビックリしたものの、荒療治的な対応が新鮮だったそうで
「その頃からすごく体も調子が良くなってきた。今考えるとさんまさんのおかげ」
と感謝されているそうです。
森昌子さん(歌手)
歌手の森昌子さんは、2006年6月15日に発売された自伝本「明日へ」の中で、48歳のときにパニック障害を患っていたことを告白しています。
2005年2月に自宅で倒れて緊急入院したときには“自●未遂か”と騒ぎになりましたが、じつはこのときはパニック障害の発作が原因だったと説明されています。
その後に離婚しましたが、パニック障害を患っていた48歳の時には更年期障害も発症、のちに「更年期うつ病」も発症されました。
また、同じ時期に子宮筋腫の手術や子宮頸癌のための子宮全摘出手術など、様々な苦難を乗り越えてこられました。
長嶋一茂さん(元プロ野球選手・タレント)
元プロ野球選手でありタレントの長嶋一茂さんは、読売巨人軍の現役選手だった30歳のとき、花火大会を見物中に突然パニック発作に襲われました。
その後は飛行機や新幹線に乗れなくなったり酷い眩暈やうつ状態など、辛い心身状態が続いたと言います。
しかし現在は「おおむね健康」といえる心身を取り戻しつつあります。
自身が導き出した、パニック障害体験者ならではの『リアルかつ具体的、実践的なパニック障害克服法』として、本も出版されています。
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高木美保さん(女優・タレント)
女優でタレントの高木美保さんは、女優として活躍していた20代のときに、パニック障害とうつ状態、自律神経失調症を患いました。
芸能界特有の不規則な働き方が発症のきっかけだったと説明しており、当時は医療に頼らず何年も苦しんだといいます。
結局一番効果的だったのは
「田舎に引っ越して仕事を休むことでした。休む!」
「休んだら、思った以上に良かったです」
といい、田舎に引っ越して仕事をセーブし、ストレスが軽減したことで症状が改善されたそうです。
大場久美子さん(女優)
女優の大場久美子さんは平成11年6月、母の葬儀翌日に突如パニック障害を発症しました。
それから10年間はパニック障害を共にする生活だったといいます。
「正式に診断されるまで約4年、原因がわからず苦しみました。当時はあまり知られていない病気でしたので、公表できず、仕事を続けていました」
10年かけてパニック障害を克服したことを公表すると大きな反響があり、同じように苦しんでいる人の力になりたいと思い、2009年に心理カウンセラーの資格を取得しました。
田中美里さん(女優)
女優の田中美里さんは、2000年12月に23歳でパニック障害を発症しました。
当初は芸能活動を3カ月間休止し、一時は女優生命の危機とまで噂されました。
きっかけは2000年春のNHK時代劇「一絃の琴」の収録の際、今までの演出とはイメージが全く違う演技を要求され、セリフが出なかったり動けないという状況に陥ってしまいました。
それから体調不良は徐々に悪化していき、一時は入院するも訪室する看護師にも恐怖を覚えるようになり、自宅療養に切り替えたことも。
そんな田中さんを救ったのは、信頼できる兄との同居と映画「みすゞ」の五十嵐匠監督だったそうです。
五十嵐監督は「あなたしかいないのだから、あせらずに」という手紙を田中さんに送り、回復を待っていてくれたんだとか。
スタッフの励ましもあり、徐々に体調は回復していきました。
現在は、女優業も私生活も「頑張りすぎず」生活されているとのことです。
大江裕さん(演歌歌手)
演歌歌手の大江裕さんは、デビューした翌年の公演中に突如発作に襲われ、パニック障害と診断されました。
一時は音楽が流れてくると動悸がして呼吸ができなくなったり、手に力が入らずマイクすらも持てなかったため、医師からは『パニック障害を治すには、歌手を辞めねばならない』とまで言われてしまったのだそうです。
悶々とした気持ちで家にひきこもっているうちに、うつ症状も出現。
そんなある日、自分を歌手として世に出してくれた師匠の北島三郎さんから呼び出され、北島さんの「付き人」として修業することになりました。
それが良いきっかけとなり、次第にパニック障害とうつ症状は軽減されていきました。
発症してから1年4か月後には再びステージで歌うことができ、2023年に無事15周年を迎えることができました。
釈由美子さん(タレント・女優)
タレントで女優の釈由美子さんは、2019年2月26日に自身のブログで、10代後半からパニック障害を発症していたことを告白しました。
いつ襲ってくるか分からない発作への不安や恐怖を乗り越え、30代になってからは
「いつの間にかお薬にも全く頼らなくてもよくなるまですっかり回復しました」
と綴っています。
安西ひろこさん(タレント・女優)
タレントで女優の安西ひろこさんは、2014年7月1日に放送された日本テレビ系「解決!ナイナイアンサー」に出演した際、10年以上にわたりパニック障害を患ってきた過去について語りました。
当時、ギャルのカリスマとして絶大な支持を受けていた安西さんは、2001年末に仕事場で突然倒れたことをきっかけにパニック障害と診断され、その後じつに7年間ものあいだ芸能活動を休止しました。
2008年にモデルとして復帰するも、無理が祟って再び芸能活動を休止することに。
2014年7月放送の「解決!ナイナイアンサー」では元気な姿を見せており、
「今は薬を飲むのをやめて、体調は万全」
「これから私、復帰します」
と笑顔で芸能界復帰宣言をされていました。
アン・ルイスさん(歌手)
歌手のアン・ルイスさんは、1990年代後半から一時芸能活動を休されていました。
その後、アメリカ・ロサンゼルスに移住してから6年後の2002年12月22日に記者会見を開き、芸能活動を休止していたのは「パニック障害」によるものだったと告白しました。
記者会見当日は、「マイクが怖いので囲まれたくない」と訴えられ、希望によりテレビは個別収録となり、会見での質疑応答は紙媒体だけという形がとられました。
パニック障害のきっかけとなった一つには、あの有名な曲「六本木心中」が大ヒットした以降、ハードな曲調への変化だったと言います。
ロックでド派手なイメージがアン・ルイスさんのイメージとして根付き、迫力あるパフォーマンスが話題になればなるほど、どんどんプレッシャーが大きくなっていったのだとか。
外見とは裏腹に内面は繊細な女性で、バラードなどの静かな曲も歌いたかったのかもしれませんね。
Dragon Ash・降谷建志氏もパニック障害を公表
ミクスチャー・ロックバンド・Dragon Ashの公式サイトが2日更新され、Kj(降谷建志)の体調不良により11月のライブハウスツアー5公演を開催延期すると発表された。あわせて、Kjが「パニック障害」と診断されたと報告した。
配信
古谷さんは少し前にMEGUMIさんと離婚されましたね。
その前から体調不良のニュースが流れていましたから、離婚のダメージも加わって余計心配になってしまいます。
パニック障害は誰でも発症する可能性があるものですので、自分は関係ないと思わずに日頃から無理をしすぎない生活をし、セルフケアをきちんとしていきたいものですね。
また、多くの芸能人のパニック障害の経緯を見てみましたが、たいていの人は良くなる何らかの「きっかけ」があったようですね。
環境を変えたり、行動を変えたりするのって大事なことなのかもしれません。
私も気を付けたいと思います。
では今回はこのへんで。