こんにちは。
今回は、「三浦春馬支援の第1回目支援内容が発表。内訳金額の提示は義務なし?」というテーマについてです。
5月7日、アミューズは公式ホームページにて「三浦春馬支援」に関するお知らせを行い、支援の第一回目としてラオスのラオ・フレンズ小児病院で使用される医療物資の購入および寄贈することを発表しました。
ついに寄贈がなされるのですね。
私も実際にアミューズさんの公式ホームページを読んでみましたが、具体的な医療物品の内訳は記載されていたものの、その金額の内訳の記載がまったくありませんでした。
『三浦春馬に関するアミューズの全ての利益』が、現在のところいかほどなのかも気になるところです。
そういった金額の提示は、とくにする義務はないのでしょうか。
そこで今回は、ほかの事務所の寄付金の記載欄と比較し、「三浦春馬支援」は金額の内訳を記載しなくてもいいのかについて、調べて考えてみました。
もくじ
三浦春馬支援の第1回目支援内容が発表
アミューズさんの発表によりますと、今回寄贈するのはラオスのラオ・フレンズ小児病院で、今年4月から来年3月までの1年間に使用される医療サプライ一式だとのことです。
医療物品の内訳は
①治療用物資(注射器、注射針、点滴療法用品、酸素療法用品、外科系処置用品など)
②検査用品等(脊椎穿刺針、新生児血液採取用針、心電図用極版、導尿チューブ、尿バックなど)
③感染予防用品(マスク、手袋、ガウン、キャップ、エプロン、バイオハザードボックスなど)
となっていました。
様々な物品を寄贈するのですね。
ラオスのラオ・フレンズ小児病院が少しでも潤うことを願っています。
詳しい内訳金額の記載がないのは普通のこと!?
とても素晴らしいことだとは思いましたが、やはり詳しい内訳金額や「三浦春馬支援」が具体的にいくらの収益にのぼったのかなども知りたいなと思いました。
今回のように、内訳金額やトータル収益を記載しないのは当たり前のことなのでしょうか。
ただ単に私が、「記載するのが当たり前」だと思い込んでいるだけだといけないと思い、ほかと比較できるようジャニーズ事務所さんの寄付プロジェクトのウィキペディアを覗いてみました。
ジャニーズ事務所さんが行っているMarching J(マーチング ジェイ)は、ジャニーズ事務所が2011年3月に立ち上げた東日本大震災復興支援プロジェクトです(ウィキペディアより)。
文字が小さいので下記に一部記しますが、ウィキペディアには
●5月4日、SMAPがシングル「not alone 〜幸せになろうよ〜」を配信限定でリリース。1ダウンロードにつき100円が、Marching Jを通じて被災地に寄付された。
●5月29日、東京ドームで『Marching J ジャニーズチャリティー野球大会2011』を開催。入場料4500円で4.5万人を動員し、総売上げから運営費を差し引いた額が義援金として寄付されることとなった。
●6月26日、嵐が東京ドームでチャリティーイベント『嵐のワクワク学校~毎日がもっと輝く5つの授業~』を開催。節電を意識したイベントは3日間5公演で約22.5万人を動員し、入場料4000円の売上げのうち約2億円をMarching Jを通じて被災地へ寄付すると発表された。
●8月17日、SMAPのベストアルバム『SMAP AID』が12月末までの期間限定販売を開始。Marching Jを通じてアルバム1枚につき200円が寄付され、オリコン2011年年間CDランキングによると年内に累計41.3万枚を売上げた。さらにSMAPは8月から9月にかけて5都市でファンミーティングを開催。うち4都市は入場料3500円の収益金全額がMarching Jを通じて寄付されることとなった。
●3月11日、東京ドームでMarching J最後の募金活動を開催、17.3万人のファンが来場した。震災からちょうど1年のこの日、1年間の募金総額が8億2655万3991円となったことが発表された。内訳は、募金活動で集まった2億5100万円、野球大会やワクワク学校などチャリティーイベントの収益3億円のほか、インターネット動画配信課金の収益金7500万円、チャリティグッズ2億円。
●3月25日、Marching Jの1年間の活動で集められた9億2077万8588円から、7億2000万円の目録が東北3県の各知事に手渡された。
「1ダウンロードにつき100円」や「アルバム1枚につき200円」、「3日間5公演で約22.5万人を動員し、入場料4000円の売上げのうち約2億円をMarching Jを通じて被災地へ寄付」など、かなり詳しくて分かりやすく記載されているなという印象を受けました。
では、アミューズさんがされてるチャリティーはどういう記載がされているのでしょう。
「Act Against AIDS」をウィキペディアで見てみました。
Act Against AIDS(アクト・アゲインスト・エイズ)は、音楽業界を中心に力を合わせ展開してきたエイズ啓発運動。略称は『AAA』。
1993年7月20日に設立、2020年7月20日に活動終了(ウィキペディアより)。
●収益金は国内外のHIV感染者・患者への支援やエイズ基礎知識の啓発資料の制作費などにあてられ、26年間25ステージのトータルで、2億9224万1690円を寄付
●コンサートの収益金や会場での募金は、国内外のエイズ啓発活動、支援活動へ寄付された
●「今後の三浦春馬に関するアミューズの全ての利益は、三浦春馬基金(仮称)を2020年内に立ち上げ、本人の遺志を継ぎ、これまで携わってきた「Act Against AIDS(現:ACT AGAINST ANYTHING)」の活動を通してラオフレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てる。
以上、このように記載がされておりました。
どうなんでしょう、私の個人的な意見としては、全体的にモヤっとしていて詳しい内訳や金額が分からないなという印象を受けました。
しかしアミューズさんは、「新型コロナウイルス感染症対策支援金」の報告と題し、下記のように中間報告をされていました。
6,512,297円
8月31日付:5,951,884円
9月30日付:161,820円
12月15日付:84,027円
3月15日付:314,566円
こちらは1円単位まで詳しく記載がされていましたよ。
また、
2020年9月のシアターテイメントNEWS記事には、
これまで26回の活動で支援させていただいた金額は総額308,153,688円(2018年寄付額:17,771,619円)で、
主に国内でのAIDS啓発活動やルーマニアでのHIV感染孤児への支援などのために寄付
とありましたので、ウィキペディア以外には詳しく載っているのかもしれませんね。
「三浦春馬支援」は詳しい内訳金額やトータル収益を記載する必要がない!?
ちなみに、「三浦春馬支援」というウィキペディアはありませんでした。
今回、アミューズさんの公式ホームページには、三浦春馬支援に関する詳しい金額の内訳や、これまでのトータル収益などの記載がなされておりませんでしたが、これはそもそもする義務がないものと思われます。
なぜなら、「基金」ではなく「支援」だからです。
公益財団法人『パブリックリソース財団』のホームページによりますと、基金の場合は、活動報告書や基金の活用状況などが、財団から毎年寄付者に送られてくるとありました。
また、予期せぬことに使われることがないよう、ほかの寄付金と明確に区別もされるようです。
しっかり管理されているという印象ですね。
一方「支援」はといいますと、調べたかぎりでは報告義務等などはないようですので、『三浦春馬支援』に詳しい内訳やトータル収益の記載がなくても良いということになりますかね。
とはいえ、「新型コロナウイルス感染症対策支援金」は"支援"なのに1円単位までしっかりと中間報告がされていましたよね。
なぜ春馬さんの「三浦春馬支援」は、ざっくりとしか書かれていないのか、、そこは疑問に感じました。
おわりに
とにもかくにも、以上のことから今回のアミューズさんの発表は、とくにおかしいわけではなさそうだということが分かりました。
しかし、春馬さん関連の商品をいくつも購入している一ファンとしては、たとえ義務がなくても詳しい内訳やトータル収益が知りたいなと感じましたよ。
だって普通に考えて、「私が買った商品の金額もちゃんと寄贈に使われてるのかな?ていうか、具体的に寄贈額っていくら?」って思っちゃいますもん^^;
実際にたくさんの商品を購入していますから、それくらいは言ってもいいかなと思っています。
いつかアミューズさんにお尋ねしてみようかな。
では、今回はこのへんで。
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