こんにちは!
今回は、「ガガンボ対策!寄せ付けない意外な方法や駆除方法は?」というテーマです。
よく家の周りにいる、蚊の大きくなったような姿をした、フワッフワと飛ぶ虫を見かけることがあるかと思います。
「ガガンボ」または「カトンボ」といわれている虫なんですが、脚が髪の毛のように細くて長くて、個人的には苦手な虫です(>_<)
好きという人は、あまりいないのではないでしょうか。
そこで今回は、ガガンボ対策としまして、寄せ付けない方法や駆除の方法についてお伝えしたいと思います。
もくじ
ガガンボ対策!寄せ付けない方法は?
洗濯物などを干しておりますと、ベランダや外壁にガガンボがとまっているのを見かけることがあります。
部屋の中にまで入ってきたら大変!
寄せ付けないためには、どんな対策をしたら良いのでしょうか?
以下に挙げてみましたよ。
水回りの排水溝を掃除する
ガガンボは水が多い場所に発生すると言われており、風呂場などの排水溝を掃除していないと寄ってきてしまうんですよ。
排水溝の汚れを取り去る薬剤を使って徹底的に掃除したところ、効果てきめんだったという情報もありました。
もしも、風呂場などにガガンボが多発していて困っている場合は、試してみる価値ありです。
※虫注意
デカいガガンボおった!w pic.twitter.com/1WPv0Qphmc
— 中島ボブ (@NakajimaBob) May 15, 2020
玄関や窓の近くの照明に注意する
ガガンボは光に寄ってきます。
開け閉めの多い玄関や窓の近くに照明がありますと、開けた拍子にガガンボが入ってきてしまう恐れがありますので、照明には注意してください。
室内の光が漏れないよう、遮光カーテンに変えてみるなど工夫してみてください。
また、照明を蛍光灯からLEDランプに交換すると、ガガンボが寄ってこなります。
すべての虫に効果があるわけではありませんが、ガガンボには有効なんですよ。
これは、虫は日ごろ、太陽や月の光を頼りに飛ぶ方向を決めていると言われており、蛍光灯は微量な紫外線を放出しているため虫が寄ってくるのです。
対してLEDランプは、紫外線の量が蛍光灯と比べて約200分の1しか放出していないため、虫が寄ってきにくいんですよ。(LEDランプの種類によっては、紫外線がほとんど含まれないものと、含まれるものがあります)
ちなみに、ガガンボ以外にも効果がある虫は、
・蛾(メイガ、コウモリガ、スズメガ、トビケラ)
・ハエ
・セミ
・カメムシ
・カミキリムシ
・コガネムシ
・スズメバチ
・アブラムシ
・カマキリ
・ユスリカ
・ウスバカゲロウ
・ウンカ
などで、反対に効果がない虫には、
・蚊
・ゴキブリ
が挙げられます。
効果がある虫の種類が多いのは魅力的です、やってみる価値はあります。
ガガンボの生態
そもそも、ガガンボってどんな特徴をもった虫なんでしょうか?
蚊のように刺すのなら危険ですし、やはり生態を知っておくのは大事ですね。
特徴
体がもろい
ガガンボは双翅目ガガンボか科に属する昆虫ですが、その大きな見た目の割に体はもろく、寿命も10日くらいと短いのが特徴です。
種類が多い
種類はじつに15000以上いるといわれており、日本に生息する種類だけでも700以上はいます。
なかでも、「ミカドガガンボ」「ベッコウガガンボ」「キリウジガガンボ」が日本ではよく見かける種類になります。
別名も多い
別名はたくさんあり、
・カトンボ
・カゲロウ
・アシナガトンボ
・ショウジハリ
・大蚊
などと呼ばれています。
また外国では、その外見から「Daddy long legs(足長おじさん)」などと呼ばれているんですよ。
活動期間
ガガンボの活動期間は、種類によっても多少違いますが、たいてい春先から夏にかけての暖かい時期が活動期間となります。
オスはメスより早く成虫になり、メスが成虫になるのを待ちます。
そして、成虫になって交尾をして死ぬまでの期間が大変短いのです。
体のもろさ同様、命も短くはかないのですね。
ガガンボは刺さない
ガガンボは蚊を大きくしたような姿をしておりますので、一見人間を刺すイメージを持たれがちですが、ガガンボの成虫の主な主食は花の蜜などですので、人間を刺すことはありません。
見た目でいいますと、「ジカバチ」や「アメバチ」のようにガガンボに似ている虫がいますので間違われやすいのですが、ガガンボによる虫刺されはありません。
ガガンボの駆除方法
先にも述べましたが、ガガンボは体がもろいので、少し叩いただけでも脚が取れたり体が粉々になってしまうほどの衝撃が加わります。
もちろん、市販の殺虫剤でも簡単に駆除することができます。
飛ぶスピードもフワフワとゆっくりですので、蚊やハエなどと比べると比較的駆除しやすいかと思います。
しかし人間を刺したり襲ってくることはありませんので、もしも我慢ができるのでしたら追い払うくらいにしてもいいと思います。
短い命ですしね。
どうしても我慢できない方は、ガガンボは見た目に反して簡単に息の根を止めることができるということをお伝えしておきます。
おわりに
いかがでしたか?
ガガンボは見た目は大きくて強そうにも見えるのですが、じつはその体は大変もろく、寿命も短いということが分かりました。
また、蚊や蜂などのように人間を刺すことがないということも分かりましたね。
そう考えると、ガガンボはあのビジュアルでけっこう損しちゃってるような気がしました。
花の蜜を食べて飛んでいるという点では、蝶々とさほど変わらないのに、あの見た目が災いして「気持ち悪い」「怖い」と言われてしまうのですからね。
とはいえ、ガガンボの幼虫は地域によっては稲を食い荒らしてしまったり、工場では異物混入の原因となってしまっているようですので、そういった場所では害虫として駆除されているそうですよ。
私は、ガガンボの見た目がどうしてもダメで拒絶感があったのですが、今回ガガンボのことを調べてみて何となく感情が変化しました。
「好き」とまではいきませんが、今度ベランダで見かけた時はよく観察してみたいと思います。
では今回はこのへんで。
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