こんにちは!
今回は、「夏用マスクおすすめの生地は?縫わないマスクに保冷剤を入れた感想!」というテーマです。
日本では、今まで5月になってもマスクをするという機会があまりありませんでしたね。
重度のアレルギー体質や医療従事者の方は例外ですが、たいていの方は暑い季節にマスクを着用することになれていないかと思います。
いくら新型コロナウイルスの感染予防のためだとはいっても、マスクによって熱がこもって気分が悪くなってしまったり、熱中症を起こしてしまっては元も子もありませんよね。
そこで今回は、夏用マスクにおすすめの生地のご紹介と、縫わない手作りマスクに保冷剤を入れて過ごしてみた感想をお伝えしたいと思います。
夏用マスクおすすめの生地は?
まずはじめに、夏用マスクにおすすめの生地ですが、もちろん好みもあるかと思いますので一概には言えませんが、夏におすすめということは
・軽い
・清涼感がある
・通気性、吸水性が良い
このような点が重要になってきます。
ですから極端なことをいえば、アクリルやウール、フリースなどは暑苦しいので不向きですね。
ということで、以下に夏におすすめの生地を挙げてみました。
ローン素材の生地
ローン(lawn)素材の生地は、もともと夏用のブラウスやシャツなどにも使われている生地です。
薄くてなめらか、手触りがサラッとしていて清涼感がありますので、夏用のマスク生地としておすすめできます。
洗濯するときはネットに入れて洗濯をし、必要ならアイロンをかけてご使用ください。
60番手の糸を使用したローン生地は、薄地の平織物で織り目の密度が高めでやや張りがあります。
しなやかで肌触りが良く、服地にもよく使用されているんですよ。
下記の生地は、自然と人に優しい銀イオンの力によって抗菌・防臭効果があります。
なんと、洗濯を200回以上してもその効果は99%以上衰えることはないというから驚きです!
夏の暑い時期、汗のニオイやそれによる菌の繁殖も抑えられそうですね。
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ダブルガーゼ
ダブルガーゼとは、名前のごとくガーゼ生地を2枚重ねて、1枚のガーゼ生地に仕立てられたものをいいます。
綿や絹、麻などの天然素材が使われていますので、化学繊維とは違い優しい肌触りで安心です。
ガーゼ素材は通気性や吸水性が良いため、汗をかいてもベタベタせずに使用することができます。
また、使えば使うほど生地の柔らかさは増していき、肌になじんでいくのも特徴だといえます。
ダブルガーゼには、主に以下の種類があります。
綿麻ダブルガーゼ
綿に麻がミックスされているダブルガーゼです。
麻を少しミックスすることで、綿100%より涼しく、麻100%より柔らかい生地となります。
水分の吸湿や発散に優れていますから、汗をかいても蒸れることが少ないです。夏場も大活躍ですね。
この綿麻ダブルガーゼの良い点は、冬は保温効果がありますので、年中問わず使用できる点にあります。
強度もしっかりとあります。
リネン(麻)ダブルガーゼ
リネン(麻)を2重織りにしたダブルガーゼです。
2重織りにした生地は空気を含みやすいため、夏の暑い時期には吸湿・吸水性を発揮して肌触りをサラッと保ってくれます。
シルクダブルガーゼ
シルク100%のダブルガーゼです。
シルクは人の肌成分に近いたんぱく質由来の生地ですので、使用すれば吸湿性・吸水性・発散性はもちろんのこと、美肌効果も期待できます。
また、使い込むほどに自分の肌になじむような柔らかさとなめらかさが増します。
綿ダブルガーゼ
綿100%のダブルガーゼで、使えば使うほど柔らかくなって肌になじみやすくなります。
通気性・吸水性に優れており、肌にも優しいのが特徴です。
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アイスコットン
アイスコットンとは、肌の熱を取ってくれる接触冷感機能を持つ自然素材100%の生地です。
肌から水分(汗)を吸い取って、生地に「毛細管現象」を引き起こすことで、水分の蒸発・発散性を高め、冷感効果を起こしてくれるんですよ。
※毛細管現象とは・・・重力に関係なく、繊維と繊維のすきまのような細い空間を液体が浸透していく現象のこと。
今までは、ポリエステルなどの化学繊維生地が接触冷感素材として主流でしたが、アイスコットンは天然の自然素材で作られていますから、肌に優しく、また汗の蒸れによる肌荒れも防いでくれます。
触り心地は、ガーゼのような優しい触り心地です。
本格的に暑くなるころには売り切れていることが否めませんから、必要な場合には今のうちからチェックされることをおすすめします。
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リネン(麻、亜麻)生地
リネン(麻、亜麻)は速乾性に優れており、水分の吸水性や発散性にも優れていますから息苦しくなりにくく、サラッとした付け心地で夏場でも快適です。
また、ほかにも以下の良い点があります。
・雑菌が繁殖しにくく、防臭や抗菌効果がある
・生地の目が詰まっているため、防塵効果が高い
・使えば使うほど柔らかくなり、肌になじむ
・耐久性がある
麻というと「硬い」イメージがあったのですが、マスクにできるほど快適な生地だったんですね。
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縫わないはんかちマスクに保冷剤を入れた感想!
針や糸をまったく使わない「縫わないはんかちマスクの作り方」については、こちらをご覧ください。
⇒縫わないマスクの作り方!ハンカチとゴムだけで子供でも超簡単!
この方法で作ったハンカチマスクの中に小さな保冷剤を入れて、数時間過ごしてみましたよ。
天気は曇り、そんなに暑くはない日でした。
室内で保冷剤入りマスクを装着して、数時間過ごしてみました。
今回使用した保冷剤は硬いものでしたので、マスクに入れる場合は柔らかいタイプがよろしいかと思います。
その方が、顔にもフィットしやすく広範囲にひんやり感を味わえると思います。
途中、ピンポイントで冷たくなってきましたので、肌とハンカチの間に薄いガーゼを挟みました。
そうすることで心地よい冷たさとなり、蒸れることなく快適に過ごせましたよ。
ただ、保冷剤の大きさが小さいので、長時間冷たさを保つことはできませんでした。
しかし、真夏の暑さを少しでもしのぐには良いかなと思いましたよ。
よって、縫わないハンカチマスクに保冷剤を入れる場合には、以下のことを注意するとより快適に使用できるかと思います。
・保冷剤は、ソフトタイプを使う
・あまり大きい保冷剤だと重みがあるため、なるべく小さい物を使用する
・冷たさはお好みだが、あまりに冷たく感じるときは、間にガーゼやペーパータオルなどを挟むと良い
なにしろ好みは人それぞれだと思いますので、冷たさや保冷剤の大きさはご自分の好みで決めてくださいね。
可能なら、保冷剤の替えがあれば交換できるのでいいですよね。
パッと見、「保冷剤入ってるだろ」という見た目にはなりませんから、個人的にはこれからの時期活用しようかなと思っています^^
おわりに
まさか暑い時期になってもマスクが必要になりそうだとは、誰も予想していなかったのではないでしょうか。
私は医療従事者ですが、それにしたってプライベートの暑い時期にまでマスクをすることはありませんでしたからね。
少しでも涼しげで、蒸れを防いでくれるマスクを着用して、暑い時期のマスク着用を乗り切りたいものです。
そして、一刻も早い新型コロナウイルスの終息を願っています。