豆知識

コウモリ駆除に超音波は効果的?我が家が成功した方法を教えます!

はこんにちは!

今回は、「コウモリ駆除に超音波は効果的?我が家が成功した方法を教えます!」というテーマです。

 

夕暮れ時に空を見ていますと、「ん?蝶々?虫?」というような、黒い物体が飛んでいるのを見かけたことがあるかと思います。

それって、じつはコウモリなんですってね。

私は今まで、コウモリをなんとも思ったことはなく、自分とは違う世界にいるんだろうなという気でおりました。

ところが、あるときからその感情は崩れ去り、私たち家族とコウモリはとうとう出会うこととなってしまったのです!

なんと我が家に、コウモリが住みついてしまったのです(>_<)

そこで今回はコウモリの駆除方法について、超音波その他や、実際に我が家が撃退に成功した方法についてお伝えしたいと思います。

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コウモリが侵入してきやすい場所はどこ?

コウモリが侵入してきやすい場所は、

・シャッターや雨戸の隙間

・通気口

・換気口

・屋根(瓦)の隙間

・窓やドアの隙間

・室外機の配管と化粧カバーの隙間

などが挙げられます。

わずか1~2センチの隙間があれば、コウモリは容易に侵入することができてしまうんですよ。

コウモリ駆除に超音波は効果がある?

コウモリの駆除に超音波が有効だというのを、聞いたことがある方もいるかもしれませんね。

市販の超音波撃退装置は、22kHzから55kHzという高い周波数を出すことで、音に敏感なコウモリを駆除するというものです。
コウモリのみならず、ネズミやゴキブリなどの昆虫も寄り付かなくなるといいます。

もしそうなら、カメムシにも効くのですかね?個人的にはカメムシを寄せ付けなくしたいです。

しかしながら、コウモリには他の超音波をキャッチすると、自分の発信する超音波を変えて混乱を防ぐという能力があります。

ですから、一時的には混乱させることが可能ですが、覚えてしまうと難しいかもしれませんね。

また、超音波は直進するという特徴があるため、同じコウモリに超音波を当て続けるのが難しいんです。

そうは言っても、コウモリは学習能力があるため「この家は何だか嫌な家だな」と思ってくれたら、他の居心地の良い場所を探して去ってくれる可能性はあるのかもしれませんね。

コウモリ駆除に効果的な方法は何がある?

では、ほかにコウモリ駆除に効果的な方法には何があるのでしょうか?

それは以下の方法になります。

忌避剤を使用する

忌避スプレーや燻煙タイプの忌避剤は、市販で容易に手に入ります。

忌避剤・スプレータイプ

主に、シャッターや雨戸などの隙間、換気口、通気口などの狭い空間に使うのに適しています。

コウモリが嫌がるハッカ油を使用しており、強烈なニオイがありますので取り扱いには十分気を付けてください。

取り扱い説明書をよくお読みになってくださいね。

 

 

 忌避剤・燻煙タイプ

燻煙タイプの忌避剤は、バルサンのような煙上の忌避剤で、主に天井裏や屋根裏などの広い空間に置くのが適しています。

ネズミ用のものがおすすめで、スプレータイプと同じくハッカ油が含まれております。

こちらも、取り扱い説明書をよくお読みになってください。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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侵入口をふさぐ

コウモリは、先にも述べましたが1~2センチのわずかな隙間からでも侵入が可能です。

なかには、ほんの少しだけ浮き上がった屋根の瓦の隙間から侵入していたケースもあったほどです。

もしも、コウモリの侵入口が分かっているようでしたら、その部分を金網や防鳥ネット、シーリング材などでふさぐという方法があります。

その後に忌避剤を使用するなどすれば、より効果的だといえます。

しかし侵入口をふさぐ方法は、ふさぐ時期を間違えてしまいますと、大変なことになってしまいますからご注意ください。

中に子供が残っている場合がある

侵入口をふさいでしまうのはいいのですが、もしもまだ飛べないコウモリの子供が中に残っていた場合、子供たちはいずれ死んでしまいます。

そうしますと、じきに死骸から悪臭やカビが発生し、二次被害が起こってしまうのです。

そうならないためにも、侵入口をふさぐ時期は、コウモリの出産が多い初夏より前に行うのが鉄則です。よって、春ですね。

冬眠中も適していない

コウモリは、11月~3月の間は冬眠時期に入ります。

この期間は餌も少ないため、コウモリは体力温存のためにじっとしていますから、この時期にふさいでしまいますと、当然コウモリたちを閉じ込めてしまうことになり逆効果となってしまいます。

したがって、コウモリが冬眠から目覚める4月以降の春がいいですね。

高所は怪我のリスクが高い

コウモリが巣にする場所は、基本的に高い場所が多いとされています。

脚立を使って行うこともできなくはないですが、あまり慣れないことをしますと、転落して怪我をする恐れがあるため、無理は禁物です。

コウモリは殺傷してはならない

コウモリは、鳥獣保護法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)により、勝手に捕獲したり殺傷してはいけないことになっています。

これはコウモリに限らず、カラスや鳩、ハクビシンなどの野生動物や鳥にも該当します。

ですから、個人がコウモリを駆除する場合は

・追い出す

・侵入してこないようにする

しか方法はありません。

なお、都道府県知事に許可された人のみが狩猟免許を与えられ、罠をしかけたり捕獲したりすることが可能となります。

困った時はプロに任せるのが安心!

素人判断で駆除を行ってしまいますと、思わぬ怪我をしてしまったり、なかなか効果が得られなくてストレスが溜まったりしてしまいます。

自分たちで手に負えないほど困った時には、プロの力を借りるのも1つの手段です。

1年中相談を受け付けてくれている業者がほとんどですので、一度相談だけでもしてみるといいかもしれませんね。


コウモリ駆除の料金相場は?

業者や駆除範囲によっても様々だとは思いますが、私の住んでいる地域を調べてみたところ、害獣駆除は12800円~となっておりました。

コウモリに限ってですと、8000円~となっておりましたよ。

このくらいの料金で悩みから解放されるのであれば、是非ともお願いしたいものです。

ちなみに害獣駆除は、コウモリのほかにもネズミやアライグマなども含まれます。

コウモリが住みつくと、どんな害があるのか?

コウモリが家に住みついてしまうと、どんな害が生じるのでしょうか?

それは、以下のことが挙げられます。

糞尿の被害

コウモリは夜行性で、昼間は同じ場所にじっとしていることが多いため、同じ場所に糞尿をします。

そうすると、糞尿が天井などから染みだして来たり、糞が通気口からポロポロと落ちてきたり、または乾燥した糞の粒子が空気中に舞うことで、感染症の危険性も高まります。

また、糞尿による強烈な悪臭被害も深刻です。

ノミやダニの被害

コウモリの体にはノミやダニが寄生していることが多いので、家にノミやダニが発生してしまう危険性があります。

騒音の被害

バタバタとした羽音や、キーキーとした鳴き声による騒音の被害もあります。

夜行性ですので、昼間は比較的おとなしいのですが、人間が寝ている時間帯にうるさいので余計に害と言えるでしょう。

我が家のコウモリ駆除成功体験談

数年前の話になりますが、我が家の2階のトイレの換気扇にコウモリが住みついてしまったんですΣ(゚Д゚)

じつは、2階のトイレの換気扇はだいぶ前から壊れていて、動いていませんでした汗

はじめはまったく気が付かなかったんですが、ある日2階のトイレで用を足しているときに、換気扇から「カサカサッ」と音がすることに気が付きました。

私の背では換気扇の中が見えませんでしたので、イスを持ってきて見てみたところ・・・

無数のコウモリたちがギューギュー詰めになって換気扇にいるではありませんか!!!(゚д゚)!

至近距離で覗いてしまったこともあり、あまりに驚いてイスから落ちそうになりましたよ。

よくよく見てみると、トイレの床には黒い小さな物体が落ちていました。

そうです、コウモリの糞です(ノД`)・゜・。

急いで旦那さんに報告し、それからありとあらゆる方法を試してみました。

タバコの煙を換気口めがけて吹きかける

旦那さんはタバコを吸うので、換気扇めがけてタバコの煙を吹きかけてもらいました。

やはり煙はイヤだったようで、コウモリたちは慌てて逃げていきましたよ。

トイレの電気を常時つけっぱなしに

またコウモリが戻ってきたときに、居心地を悪くするために、トイレの電気を常時つけっぱなしにして、常に明るい状態にしました。

コウモリは暗い場所を好みますから、ずっと付けておけば「ここはイヤな場所だ」と思うはず!と思い、実行しました。

シャカシャカした音を聞かせる

コウモリはシャカシャカした音が嫌いと知りましたので、厚手のビニール袋を換気扇の前でシャカシャカさせながら、暇さえあればコウモリたちに嫌な音を聞かせました。

逃げて行ったすきに、糞尿を片付ける

コウモリは、自分や仲間の糞尿がたくさんある場所を「安全で良い場」だと思う習性があり、また戻ってきてしまうんだそうです。

そこで、コウモリが逃げて行ったすきに糞尿の掃除をしました。

ちなみに消毒には、アルコール(エタノール)や次亜塩素酸が有効だそうですよ。

我が家は糞尿をおおよそ取り除いた後、エタノールを含ませた布で念入りに拭いて消毒を行いました。

糞尿を片付ける際は、必ずマスクとゴム手袋を着用してください。

寄生虫やウイルスなどがいて危険だからです。

ゴーグルも着用すれば、なお安心ですね。

換気扇を修理した

上記のことを行ったあと、極めつきとして壊れていた換気扇を修理しました。

勢いよくファンが回り出し、それからというもの二度とコウモリたちが戻ってくることはありませんでした。

駆除した経験から感じたこと

コウモリの駆除を経験してみて感じたことは、怖いし不衛生!ということです。

我が家はたまたま数が少なかったので無事に追い出すことに成功しましたが、これがたくさんだったらと思うと、到底無理だったでしょう。

衛生状態も、比べ物にならないくらい酷かったかもしれません。

そう考えますと、やはり無理はせずにプロの業者に頼んだ方が賢いのかもしれませんね。

そもそも家屋に住みつくコウモリの生態は?

日本には約30種類以上のコウモリが生息していますが、私たちの家に住みつこうとするコウモリは、たいてい「アブラコウモリ」といわれている種類のコウモリです。

アブラコウモリは、コウモリ亜目ヒナコウモリ科に属するコウモリで、別名「家コウモリ」とも呼ばれており、ほぼ日本全国に生息しています。

大きさ・色

アブラコウモリの体の色は茶色~黒褐色で、幼獣の頃は成獣よりも色が黒に近いのが特徴です。

大きさは体長約4~6センチ、体重は約5~10グラムと非常に小柄です。

だからわずかな隙間からでも侵入が可能なんですね。

活動時期・時間

アブラコウモリの活動時期は3月下旬の春~秋で、11月~3月頃までは冬眠をします。

そして夏場が一番活動が活発とされており、7月はじめ頃に子供を産みます。

たいていは、1匹のコウモリが3匹ほど出産します。

また、アブラコウモリは夜行性で、昼間は巣でおとなしくしており、日没後になると活動をし始めます。

とはいえ、夜行性と言っても夜通しずっと活動しているわけではなく、活発に飛び回るのは日没後の2時間程度だといわれています。

食べ物

アブラコウモリは、主に蚊やユスリカなどの小さな昆虫や甲虫を捕食しています。

俗にいう「血を吸うコウモリ」は日本には生息しておりません。

蚊などを食べてくれるという点では益獣なんですがね。。

集団で生活する

アブラコウモリは、家族を中心とした群れをなして生活するため、多い時には100匹以上が家に住みついていたΣ(゚Д゚)

なんてことも珍しくありません。

群れをなして生活しているのはメスと幼獣のみで、オスは単独で生活することが多いというのも特徴の1つです。

クロオオアブラコウモリが繁殖中!?

これは2020年5月1日の某記事に載っていた情報なんですが、日本国内ではまだ報告例が少なく、レッドリストで情報不足とされている「クロオオアブラコウモリ」が、北海道札幌市内で繁殖していることが分かりました。

これまでの日本での報告例は15匹しかなく、繁殖が確認されたのは今回が初めてです。

クロオオアブラコウモリは、翼を広げると25センチほどになります。

ちなみにレッドリストとは「絶滅のおそれのある野生生物のリスト」という意味であり、「危険生物」という意味ではありませんよ。

しかも在来種ですので、中国やコロナとは関係ありません。

誤解されることがありませんように。。

レッドリストの生物の繁殖が確認されたのは、喜ばしいニュースのような気がいたします。

おわりに

コウモリは接点がなければそんなに害はないのですが、自分の家に住みついてしまったとなると、話は別です。

我が家の場合はトイレの換気扇内でしたので、騒音はそれほど聞かれませんでしたが、糞が落ちてくるので気持ちが悪かったです。

すぐに追い出したので、ニオイはそれほど気になりませんでしたよ。

忌避剤は市販でも買えますし、もしも自分たちで駆除することが困難な場合は、思い切ってプロに任せた方が悩みが一気に解消されると思います。

くれぐれも、コウモリの個体や糞尿を素手では触らないでくださいね!

あなたの家のコウモリが、早く退散してくれますように。

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投稿者プロフィール

ベビーカステラ
元看護師です。
現在は在宅ワークにて、過酷な看護師生活に終止符を打ちました。
世の中のなぜなに?や、ホットな耳より情報をお届けしています。

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