こんにちは。
今回は、「コロナウイルスは猫にも感染することが判明!予防策は5つ?」というテーマです。
2020年3月27日、ベルギーで飼い主から猫に新型コロナウイルスが感染したという事例があったことが分かりました。
猫を飼っているご家庭ではショッキングな事例ですね。
私も猫を飼っておりますので、とても怖いと思ってしまいます。
そこで今回は、新型コロナウイルスが飼い主から猫に感染しないための予防策5つについてお伝えしたいと思います。
もくじ
コロナウイルスは飼い主から猫に本当に感染するのか?
今回報告されたのは、新型コロナウイルスに感染したベルギー女性の家で飼われていた猫についてです。
女性に感染の症状が現れ始めた1週間後に、猫にも感染の症状が現れました。
主な症状は、嘔吐・下痢・呼吸困難だったといいます。
その後検便をしたところ、便中から新型コロナウイルスが確認されたんだそうです。
以前、飼い犬から陽性反応が出たことは知っていましたが、まさか猫にも反応が出るとはビックリです。
人間から動物に感染するかどうかはまだ証拠が十分ではないとのことですが、香港で飼い犬の感染報告が2件、ベルギーで猫の感染報告が1件あったことで、動物愛好家にとっては気が気じゃない現状になってきたと思われます。
人間から動物に感染するリスクについても、はやく解明されるといいですね。
できれば動物の種類も知りたいです。
新型コロナウイルスを猫に感染させないための予防策
①自分や家族が感染しないこと
新型コロナウイルスを猫に感染させないためには、まずは何はなくとも自分や家族が感染しないことが最も重要です。
ウイルスを家庭に持ち込むことがなければ、飼い猫に感染するリスクも低くなります。
そんなことは分かり切ったことですが、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大状況を見ておりますと、決して他人事ではなく大変危機的状況だといえますよね。
ですから、いま一度感染しないための予防策を見直し、これ以上感染者を増やさない努力が必要です。
⇒コロナウイルス感染、かからないために行かない方がいい場所とは?
②飼い主の顔や手を舐めさせない
人間の手は、私たちが思っている以上に不潔です。
外出先から帰ってきて、よく手洗いせずに猫を撫でたり、手を舐めさせたりするのは危険だといえます。
また、顔や髪の毛にもウイルスは付着していますので、顔も要注意です。
髪の毛を毛づくろいしてくれる猫の場合は、髪の毛も舐めさせない方がいいですね。
⇒手洗い15秒2回が効果的という根拠は?おててポンが大人気の理由も
③飼い主が触る機会が多いものをアルコールで消毒する
ドアノブや引き出しの取っ手、携帯の画面やリモコンなど、日ごろ飼い主が触る機会が多いものをアルコール消毒すると効果的なんだそうです。
触る機会が多いものには、ほかにも電気のスイッチやトイレの水を流すレバー、パソコンのキーボードなどがあると思います。
私は1日1回、アルコールティッシュを使ってそういった所を重点的に拭いていますよ。
④定期的に部屋の換気をする
猫はあたたかい部屋が大好きですから、換気をしてしまうと部屋が寒くなってかわいそう・・・と思ってはいけません。
定期的に部屋の換気をすることで、ウイルスやハウスダスト(ダニの死骸や糞、ペットの毛、カビや細菌、衣類の繊維くずなど)を外に排出することができます。
2か所以上窓を開けて空気の流れを良くし、1回5分~10分でいいので定期的に行いましょう。
⑤飼い主と隔離する
これは、万が一飼い主が新型コロナウイルスに感染してしまった場合ですが、そのような事態のときは猫と完全に隔離した方が良さそうです。
もしも1人暮らしで、そんなことは現実的に無理!という場合には、餌やりやトイレ掃除などの最低限のお世話のみをして、あとは別の部屋で過ごしましょう。
ワンルームの場合は・・・マスクをして、なるべくスキンシップを避けるしかないですね。
寂しいのは分かりますが、猫が感染してしまってから後悔するよりはマシだと思います。
おわりに
新型コロナウイルスは「新型」というだけあって、まだまだ解明されていない事柄がたくさんあります。
人間から猫に感染する確率がどうなのかも、まだ未解明の段階ですが、実際に感染した事例が起きた以上、愛猫家にとっては見過ごせないですよね。
私も手洗いやうがいなどの基本的な予防策はもちろんのこと、部屋の換気やついでに掃除も徹底し、なるべく感染のリスクを抑えていきたいと思います。
大切なペットを守るためにも、もちろん自分自身や家族を守るためにも、皆で予防策を行っていきましょう。