こんにちは。
今回は、「新型コロナはパンデミックだとWHOが表明、日本は今後どうなるのか?」というテーマです。
2020年3月12日未明(日本時間)にWHO(世界保健機関)が記者会見し、新型コロナウイルス感染症の感染拡大について「パンデミック(世界的な大流行)」との認識を示しました。
これに伴い、日本国内での流行具合や政治判断によって、学校の一斉休校やイベントの自粛がさらに長期化する可能性が出てきたというのです。
一体日本は、子供たちは今後どうなってしまうのでしょうか?
もくじ
なぜ新型コロナウイルス感染症はパンデミックとなったのか?
記者会見でWHOのテドロス・アダノム事務局長は、「COVID-19は今やパンデミックであると言える」との認識を示しました。
これは感染拡大をコントロールできなくなり、国境を越えた大流行で世界中の誰もが感染の脅威にさらされていることを意味しています。
また会見でテドロス・アダノム事務局長は、「過去2週間で中国以外での感染者数が13倍に増え、今後さらに感染者や感染が確認される国の数が増えると予想される」と説明しました。
その上で、歴史上初めて制御できる「パンデミック」になるとして、さらに感染拡大の防止に努めるよう各国に伝えました。
WHOが「パンデミック」と表明したのは2009年の新型インフルエンザ以来で、コロナウイルスとしては初めてです。
記者会見でもあったように、114カ国で報告された11万8000症例のうち、90%以上が中国、イタリア、イラン、韓国の4カ国に集中しており、そのうち中国と韓国では現在流行が減少しているそうです。※3月12日現在
しかし、これはあくまでも報告されている数であり、実際はコロナウイルス感染に対して報告をしていない国があったり、感染対策が難しかったり、または元々の栄養状態が良くなかったり、医療提供体制が整っていない国も多くあります。
日本のような医療が発達している国でも、患者が医療機関に殺到してしまいコントロールできなくなると、医療崩壊を起こしかねないといいます。
たしかに、いまや世界中で猛威を振るっていますからね。
新型ということで特効薬やワクチンもないため、余計に感染が広がりパンデミックとなったということでしょうか。
子供たちの休校やイベント自粛はどうなってしまうのか?
WHOが「パンデミック」を表明したことで、学校の長期休校や大規模イベントの自粛要請がどこまで続くのか、緩和の判断が難しくなってきたといいます。
学校再開のめどは4月の新学期からと予定する学校が多いとのことですが、果たして予定通り再開できるのでしょうか。
万が一、学校再開が延期されるようなことになれば、子供たちの身体や精神的なリスクがとても心配です。
体力面・勉強面・精神面と、休校によって二次被害が及ばないか親としてはとても心配なところです。
春の高校野球も、異例の中止となってしまいましたね。
苦渋の決断とはいえ、青春を捧げてきた高校球児のことを思うと、胸が締め付けられる思いです。
また、現在イベント関係やテーマパークが軒並み自粛や休園に追いやられています。
今後もこれらが長期化するようなことになれば、日本の経済にもさらに大きな影響が出てくる危険性が否めません。
今後の状況を見守ることしかできないのが、とても歯がゆいのですが。
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私たちにできることはあるのか?
私たちにできることは、「感染を広げないこと」「冷静な対応をすること」が必要になってくると思われます。
感染対策も、厚生労働省などが示してきたことを続けることしかありません。
感染対策は主に、
・石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒を心がける
・人が集まる風通しが悪い場所にできる限り行かない
・屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときは注意する
・十分な睡眠をとる
などが挙げられています。
日本ではここ数日、経済の大きな減速が伝えられていましたが、WHOは健康の保護のほかに、経済的および社会的混乱の最小化、人権の尊重の間でどうバランスをとっていくかが重要だとしています。
1人1人が冷静になりながらも危機感を持ち、「自分は大丈夫」だという根拠のない概念は捨て去り、日本または世界全体で協力して感染対策に取り組む必要があるのではないでしょうか。
おわりに
2009年の新型インフルエンザのときにもかなりの混乱を招きましたが、今回の新型コロナウイルスはさらに問題が深刻化しており、世界規模で大混乱を招いています。
日本でも前代未聞の休校措置や春の高校野球開催中止、大型テーマパークの長期休園など、稀に見ない緊急事態が起こっていますね。
まさか、ここまで猛威を振るうとは、誰が予測できたでしょうか?
感染専門のエキスパートの方々は予測していたかもしれませんが、少なくとも私たち一般市民はどこか他人事で、「そのうちおさまるわ」くらいに軽く考えていた人が大半だと思われます。
しかしこのような事態になってしまった今、他人事では済まされません。
いま一度感染対策を見直し、自分たちができる対策から取り組んでいく必要があるといえます。
再び平和な日本、安全な世界に戻ることを願っています。いや、願うだけではなく、取り組んでいきます。
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