こんにちは。
今回は、「トイレットペーパーないはデマだったのになぜ品薄が続いているのか?」というテーマです。
「中国のトイレットペーパーの工場が止まり、日本にトイレットペーパーが入ってこない」などという一部のデマによって、日本中が躍起になってトイレットペーパーを買い占める異様な光景が、ここ数週間見られました。
しかし、デマを流した張本人は謝罪を行い、「そっか、トイレットペーパーがなくなるのはデマだったのか!」と分かったはずなのに、いまだに品薄状態が続いているのはなぜなんでしょうか?
そこには、日本人特有の性質も関係しているようですよ。
そこで今回は、なぜいまだにトイレットペーパーが店頭にないのか、その理由についてお話したいと思います。
もくじ
トイレットペーパーがないのはデマだったのに、なぜ今も品薄が続いているのか?
そもそも日本のトイレットペーパーは、ほぼ国内産であり、日本には在庫も材料も十分にあるということがニュース等で分かりました。
ネットでデマを流した人物も、しばらくしてから謝罪をしております。
⇒トイレットペーパーは在庫も材料もある!デマの当事者が謝罪!
しかし、やっと安堵したのも束の間、それから何度かスーパーやドラッグストアに行ってみたものの、トイレットペーパーの品薄状態は依然改善されておらず、しかも皆こぞって残り少ないトイレットペーパーに群がっておりました。
どうしてこのようなことになるのでしょうか?
それには、下記のことが挙げられるようです。
①トイレットペーパーの入荷が間に合わない
スーパーやドラッグストアでは、一度に入荷できる商品の数が決まっているため、極端に大量のトイレットペーパーを入荷するのは難しいそうなんです。
ですから、たとえ「お一人様一点かぎり」と個数制限したとしても、需要が多ければ多いほどすぐに売り切れてしまうというわけなんですね。
お店側でも、「本当に必要なお客様以外は、一週間ほど購入をお待ちください」と呼び掛けている店もあるようです。
まだ家にストックがあるのなら、一週間や二週間購入するのを控えるだけで、需要と供給のバランスが戻ってくるのではないでしょうか?
②日本人特有の性質が関係している
日本人といえば、
・シャイでおとなしい
・礼儀正しい
などと言われることが多いと思うのですが、このほかにもある日本人特有の性質が、今回のトイレットペーパー品薄問題を加速させている気がします。
集団になじむ文化がある
日本人は、皆と同じことをして集団になじもうとする習性があります。
「右にならえ」「出る杭は打たれる」などというように、他の人がトイレットペーパーを必死に買っているのを見ると、自分も買わないといけないような気になってしまい、結果まだストックはあるのに買ってしまう・・・
このような現象が日本全国で起こり、トイレットペーパーがいまだに品薄になっているのではないでしょうか?
時間を守る・せっかち
日本人は時間にきっちりしており、電車が数分以上遅れようものならニュース沙汰ですよね^^;
その「時間通りに」「いつも通りに」という思いが、トイレットペーパーを買わせてしまっている気もします。
いつも通りに生活できなくなったら大変!
そういった焦り・せっかちさも関係してそうですね。
きれい好き
日本人は他の国と比べて、かなりきれい好きであることも特徴的です。
私の身内は外国に住んでいたことがあるんですが、その国では石けんで手も洗わないし、もちろんうがいやマスクなどしたこともない。
シャワーは一応あるが、節水の関係もあって5分以内とされ、顔や体はほとんど洗わなかった。
洗濯もしたりしなかったり、または一週間に一度まとめて洗う。
家の中は犬の毛がたくさん舞っていて、かといって空気清浄機があるわけでもなく、その中で普通にご飯を食べていた。
そんなかんじだったといいます。
それを思うと、日本人は隅から隅までよく洗い、湯船にまでつかり、石けんで手洗いやうがいも怠らない。
清潔さを追求する機器もたくさん存在しています。
その「きれい好き」な性質ゆえに、トイレットペーパーがなくなってしまったら、拭くものがない!不潔になってしまう!
と危機感を感じてしまうのではないでしょうか。
トイレットペーパーの代用は、探せばいくらでもあります。
なくなったらなくなったで、何とかなるわ!と思える人が増えれば、徐々に品薄も緩和されていくような気がするのですが。
おわりに
トイレットペーパーをいつもより少しだけ節約し、本当に欲しい時にだけ買いに行くようにすれば、またいつもの日本に戻ると思うんですがね。
一部の人だけが気を付けても効果がないと思われますので、皆で呼びかけあって日本全体で取り組んでいけたらいいですよね。
トイレットペーパー問題もさることながら、コロナウイルスの感染問題が早く終息することを心から願っております。
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