こんにちは。
今回は、「コロナ詐欺相談が急増中!その許されぬ詐欺内容とは?」というテーマです。
新型コロナウイルスの感染者が毎日のように増え続けるなか、悲しいことにここ日本では、新型コロナウイルスによる「便乗詐欺」が相次いでいると言い、相談件数も急増しているんだそうですよ。
どうしてそんなことが思いつくのか理解に苦しみますが。
そこで今回は、実際に起きたコロナ詐欺の内容や、不審に思ったときの対策についてお伝えしたいと思います。
もくじ
実際にあったコロナ詐欺の内容とは?
①「水道管にコロナウイルスが付着してます」詐欺
水道局の職員を装った男が住宅を訪れ、「水道管に新型コロナウイルスが付着している」と嘘を言って、水道管の取り替えや洗浄の費用をだまし取ろうとしたんだそうです。
水道局員だと言われて名刺を渡されたら、一瞬本当かと思ってしまいますが、水道管にコロナウイルスは真っ赤な嘘だそうですので、お気を付けください。
幸い、不審に思った住民は支払いを断り、警察に相談したことで今回の詐欺が発覚したようです。
新型コロナウイルスに関する不審な電話も相次いでいることから、警察は、詐欺などの被害に遭わないよう注意を呼びかけています。
また、群馬県太田市の会社には、政府の関係者を名乗る人物から「新型コロナウイルスに関して助成金が下りる」などと連絡があったようです。
いずれにせよ、そのような重大な事柄を、個別に言って回るわけないですもんね。
被害がなくて、本当に良かったです。
②「マスクが無料です」詐欺
50代女性のスマートフォンに「マスクを無料送付します。確認をお願いします」と記載されたURL付きのショートメッセージが届いたそうです。
国民生活センターは「アクセスすると不正アプリがインストールされたり、個人情報を取得されたりする可能性がある」と注意を喚起しているとのことですので、ご注意ください。
昨今のマスク不足を逆手に取った許されない行為ですね。
⇒マスクを手作り!縫わずに簡単にハンカチで作る方法を画像付きで紹介
③「金の相場が上がります」詐欺
突然自宅を訪れてきた業者を名乗る人物から、「現在、中国経済がガタガタになっており、金の相場が上がることは間違いない」と言われ、金の購入を持ち掛けられたそうですよ。
たとえ相場が上がることがあったとしても、バカ高い金額を要求される可能性がありますから、ご自分の判断でよく考えた方が賢明かと思います。
ほかにも
・「ウイルスに関する大切なお知らせがあるので、これから自宅に向かう」などという、不審な電話があった。
・厚生労働省の職員を装い、「費用を肩代わりするので検査を受けるように」と言われた。
・おなじく厚生労働省の職員を装い、個人情報を聞き出そうとしてきた。
などという連絡があったという相談が、相次いでいるそうです。
詐欺?不審に思ったらどうしたら良いのか?
今後、さらに色々な手口で詐欺をしかけてくる可能性が否めませんので、少しでも不審に感じた時は、消費者ホットライン「188(いやや!)」番に連絡し、ご相談くださいとあります。
※188番とは、最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等を案内してくれる全国共通の3ケタの電話番号です。
また、自分1人で即判断しないで、家族や友人に相談するのも手だと思います。
相手は「早くしないといけない」などと煽ってくるかもしれませんが、一呼吸おいて誰かに相談するようにしてみると良いですね。
1人暮らしの場合でも、「もうすぐしたら子供が遊びに来るから相談してみる」「今から電話で相談してみる」などと言って、こちらは1人ではないということをアピールしましょう。
⇒コロナウイルス感染、かからないために行かない方がいい場所とは?
おわりに
混乱している世の中をいいことに、また新手の詐欺が発覚してきましたね。
情けないというか、とても残念な気持ちです。
こんな詐欺に引っかからないよう、1人1人が気を付けていく必要がありますね。
とくにお年寄りは、情報が入りにくい環境の場合もありますので、詐欺のターゲットにされないよう、より一層注意する必要があるといえます。
自分の親にも、さっそく注意を呼びかけようと思いました。
どうか、お気を付けくださいね。