こんにちは!
今回は、「猿投まつり2022の日程は?珍しい猿投山の菊石についても!」というテーマです。
愛知県豊田市の猿投神社では、毎年10月の第2土曜日と日曜日に猿投(さなげ)祭りが開催されます。
祭りでは棒や刀、かまややりなどが使われ、「けんかまつり」と言われたこともあったほど迫力があるんですよ。
また、猿投神社近くに位置する「猿投山」は霊山として知られ、とても珍しい球状花崗岩(菊石)があることで有名です。
そこで今回は、猿投神社の伝統的な秋祭りである猿投まつり2022の日程や情報と、珍しい菊石についてくわしくお伝えしたいと思います。
猿投まつり2022の日程
2022年の猿投まつりの日程は、
●日にち:2022年10月9日(日)
●時間:<本楽祭>午前 神事のみ開催
13:30~15:00 棒の手奉納
※2022年は試楽祭は開催されず、本楽祭のみ開催されます。
祭り情報
・場所:愛知県豊田市 猿投神社
・駐車場:無料15台
・アクセス
<車>
猿投グリーンロード「猿投IC」より北に3km
<電車>
豊田市からおいでんバス藤岡・豊田線(加納経由)約25分、猿投神社前下車
猿投まつりとは、どんな祭りなのか?
猿投まつりは、郷土芸能「棒の手」が勇壮に奉納されることで有名なお祭りです。
棒の手は室町時代から受け継がれてきた農民武芸で、猿投神社大祭(毎年10月の第2土、日曜日)にて地元の若者を中心に「棒の手演技」が奉納されます。
猿投棒の手は、昭和33年3月に愛知県民族無形文化財に指定されました。
棒や刀、やり、かまなどが使われ、あまりの迫力から「けんかまつり」と言われていたこともあったそうです。
これがのちに、五穀豊穣祈願で披露されるようになりました。
https://twitter.com/xxxseventopxxx/status/784981011578757120
ちなみに、毎年10月の第2土曜に試楽祭、第2日曜に本楽祭が行われ、試楽祭では幻想的な御興渡御と力強い「棒の手」の奉納が行われます。
本楽祭では、警固隊の入門に合わせた棒の手や巫女舞の奉納があり、これもまた見ものです。
※2022年は試楽祭は開催されず、本楽祭のみ開催されます。
猿投山の球状花崗岩(菊石)について
猿投山は、昔から霊山としてあがめられていた山で、山林には原生林が現在も多く残されています。
標高は629mで、展望台もあり一日中登山を楽しむことができるんですよ。
また「七滝遊歩道」には、昭和6年2月に天然記念物に指定された球状花崗岩(きゅうじょうかこうがん)別名「菊石」があることでも知られています。
菊石とは、花崗岩の中に4cmから8cmくらいの藍色をした球状の部分があるんですが、その球状の中心には有色鉱物が集まっています。
この有色鉱物の多い少ないで色の濃さが変わるんですが、多い少ないが交互に現れ放射線状に並び、断面がまるで菊の花のように見えることから、「菊石」と呼ばれ、尊ばれてきたんだそうです。
花崗岩の中には、こういったものは時々見られるそうなんですが、猿投山の菊石は肉眼で確認できるほど大きく、かつ形状も整っていて美しいものが多数存在します。大変珍しいもののようですよ。
とても貴重で珍しいものなんですね!
猿投山の球状花崗岩にズームイン! pic.twitter.com/UvpOOLak
— Shoji Nishimoto (@aichi_granite) January 2, 2013
猿投山の山麓に猿投神社が位置していますから、機会があれば珍しい菊石を見に行かれるのもいいかと思います。
【おわりに】
伝統的な秋祭り「猿投まつり」は、口コミでも盛大で幻想的だと評判です。
刀ややりを使用するなんて、迫力満点ですね!
猿投神社には、あの有名なトヨタ自動車の社長なども参拝に訪れるんだとか。
なんだかご利益もたくさんありそうです^^
猿投山の菊石も、個人的にとっても興味があります。
いつかこの目で見てみたいと思います^^
ご都合がついたら、猿投まつりと猿投山に訪れてみてはいかがですか?