正月

【おせち料理の意味】子供に伝えよう日本の伝統!!

お正月には家族や親せきが集まり、新年の幕開けを祝いますよね。

その時に欠かせないのが、おせち料理です。

 

おせち料理を食べると、「あ~、正月だなあ」という気分がより一層わいてきます^^

 

ところで、おせち料理のおかずには一つ一つ意味があるのをご存知でしょうか?

「知ってるよ!」という声が聞こえてきそうですが、細かくは知らないって方が多いんじゃないかと

思います。

 

そこで今回は、おせち料理の意味をおさらいして、子供さんにもビシッと教えることができるくらい

詳しくなっちゃいましょう!

 

 

 

スポンサードリンク

 

【 おせち料理の由来、歴史】

おせち料理の歴史は古く、日本人が稲作を始めた弥生時代(紀元前4世紀~紀元前3世紀中頃)に誕生

したといわれています。

 

奈良時代(710年~794年)から平安時代(794年~1185年)の頃になると、邪気を祓い

不老長寿を祈願する「節会(せちえ)」という名の宮中行事として行われるようになっていきました。

 

節会のなかでもとくに重要とされていたのが、以下の「五節会」です。

・1月1日 元旦

・1月7日 白馬(あおうま)

・1月14日、16日 踏歌(とうか)

・5月5日 端午(たんご)

・11月の辰(たつ)の日 豊明(とよのあかり)

 

 

この節会で神様にお供えしたものを「御節供(おせちく)」といい、それが後の「おせち料理」の語源

だといわれています。

 

江戸時代の頃(1603年~1868年)この行事が庶民に伝わると、1年のなかでもっとも大切で

めでたい節日の正月の料理を「おせち料理」と呼ぶようになり、現在の形へと確立されていきました。

 

おせち料理を重箱に詰めるようになったのは、明治時代(1868年~1912年)以降といわれて

います。

 

以前は、神様への感謝や報告として、その土地で獲れた食べ物をお供えしていましたが、徐々に食生活が

豊かになるにしたがって山海の幸なども取り入れる御馳走となっていきました。

 

現代では、正月の3日間くらいは女性も炊事仕事が休めるように、また買い物に行かなくて済むようにと、

日持ちするおせち料理を食べる風習になっていますが、本来の意味は違っていました。

 

正月には毎年、豊作や幸福をもたらす「年神様」という神様が各家にいらっしゃるので、神様がいる

あいだは物音を立てて騒がしくしないために、炊事仕事はなるべく控えるようにといわれていたそうです。

 

 

 

 

【おせち料理の決まり】

おせち料理は、なぜ重箱に詰めるのでしょうか?

 

それは「めでたさを重ねる」「福を重ねる」という意味があるからなんです。

見た目が華やかになるからと思っていましたが、そのような重要な意味があったんですね^^

 

また、重箱のそれぞれの段に詰める料理も決まっており、何でもかんでも好きに詰めてはダメ

なようですよ^^;

 

正式な段数は四段重ねですが、現在では三段重ねが多いようです。(四は「死を連想させ縁起が

悪いので、『与』の字が用いられています)

地域や風習によっても多少違いがあるかと思いますが、今回は三段重ねでの詰め方をご紹介します。

 

 

<一の重>

重ねた時に1番上にくる「一の重」は、祝い肴(いわいざかな)と口取りを詰めます。

口取りとは、甘めの料理のことです。

・田作り

・数の子

・黒豆

・昆布巻き

・栗きんとん

・紅白かまぼこ

・だて巻き

・たたきごぼう

・くるみ

 

など

 

 

 

<二の重>

二の重には、縁起の良い海の幸を中心にした焼き物と、日持ちする酢の物を入れます。

・鯛

・海老

・ぶり

・紅白なます

・酢だこ

 

など

 

 

 

<三の重>

三の重には、山の幸を中心に煮しめを詰めます。

煮しめには、家族みんなが仲良く結ばれるという意味や願いが込められています。

・里芋

・れんこん

・ごぼう

・たけのこ

 

など

 

 

 

 

 

【それぞれの料理の意味】

・田作り→豊作祈願の意味があります。地域によっては「ごまめ」と呼ぶことも。

 

・数の子→ニシンの卵は粒が多いことから、子孫繁栄の願いが込められています。

 

・黒豆→「まめ」に働けますようにという意味と、黒色が邪気を払い不老長寿をもたらして

くれるといわれています。

 

・昆布巻き(こぶまき)→昆布を「喜ぶ(よろこぶ)」にかけた語呂合わせからきており、

「養老昆布(よろこぶ)」と呼んで長寿の願いを込めています。

 

・栗きんとん→「黄金の塊」という意味があり、商売繫盛の願いが込められています。

 

・紅白かまぼこ→かまぼこは半円をしていることから日の出に似ているとされ、新しい門出に

ふさわしいといわれています。

紅は魔除け、白は清浄を意味し、日本ではおめでたいことの組み合わせとして「紅白」が古くから

使われてきました。

 

・だて巻き→大事な文書や絵の巻物に似ていることから、知識が増え文化が発展するようにとの

願いが込められています。

 

・たたきごぼう→やわらかく煮たごぼうを叩いて開く「たたきごぼう」は、開運の意味が込められています。

 

・くるみ→硬い殻に包まれていることから、「家を守る」という意味があります。

 

・鯛→「めでたい」の語呂合わせ。七福神の恵比寿様が持つ魚である鯛は、めでたい食卓にふさわしい

魚として使用されています。

 

・海老→海老は外見が腰の曲がった老人をイメージすることから、「腰が曲がるまで元気に長生きでき

ますように」という長寿の意味が込められています。

 

・ぶり→ぶりは、稚魚から成魚になるまで成長によって名前が変わる魚で「出世魚」といわれており、

立身出世を願う縁起物とされています。

 

・紅白なます→ニンジンを紅色、大根を白色として作り、紅白色でめでたさを表しています。

また、細く切ることで、お祝い事で使われる「水引(みずひき)」に見立てているといわれています。

 

・酢だこ→たこを「多幸」と書いて幸せが多い年でありますようにとの願いが込められています。

また、たこは茹でると赤くなり白い部分もあるため、紅白の色でおめでたいといわれています。

 

・里芋→子芋がたくさんつくことから、子孫繁栄の願いが込められています。

 

・れんこん→れんこんにはたくさん穴が開いているので「将来の見通しが良くなりますように」という

願いが込められています。

 

・ごぼう→細く長く地中にしっかり根を張ることから、「代々続くように」との願いが込められています。

 

・たけのこ→たけのこは成長が早く、天に向かって真っすぐに伸びることから、子供がすくすく成長

できるようにという願いが込められています。

 

スポンサードリンク

 

 

【あとがき】

いかがでしたか?

 

黒豆や数の子は何となく知っていましたが、ほかの物は知らなかったりうろ覚えだったり

^^;

おせち料理の歴史や重箱に詰める意味も知ることができ、これで子供にいろいろ聞かれても

即答できそうな気がします。

 

今はまだ母親が健在で、毎年おせち料理を振舞ってくれますが、いずれは自分が受け継いで

いかなくてはなりませんね。

今までは好きなおかずばかり食べてましたが(笑)、詳しく意味を知ると全種類食べなきゃ!

って思いますよね。

 

今度からは、ちゃんと感謝や願いを込めて、味わっていただきたいと思います。

 

母のように上手く作れるかは分かりませんが^^;

日本の大事な伝統を受け継いでいきたいと思います。

-正月

Copyright© 年中ハッピー!くらしに役立つ便利手帳 , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.