こんにちは!
今回は、「文鳥の寿命の平均は?長生きさせる方法や注意点をご紹介。」というテーマです。
愛らしい風貌で首をかしげ、かわいい声でピッピと鳴く文鳥。
私は以前、文鳥を飼っていたことがあるんですが、飼うまでは正直文鳥がこんなにかわいいだなんて、まったく知りませんでした。
頭が良くて甘え上手。
気は強いけれど、私たち家族にたくさんの笑いと幸せを運んできてくれました^^
かわいい文鳥は、立派な家族の一員です。
そんな愛鳥には、1日でも長く生きてもらいたいですよね。
そこで今回は、文鳥の平均的な寿命と、長生きさせる方法や注意点についてくわしくお伝えしたいと思います。
もくじ
【文鳥の平均寿命は?】
文鳥の平均寿命は、約7~8年といわれています。
種類は4種類で、どの種類も寿命はほぼ同じといわれていますが、なかでも「桜文鳥」が比較的丈夫だといわれています。
なかには平均寿命を大きく超えて、10~12年以上生きる文鳥もいるといわれていますよ。
もともとはインドネシア原産の鳥で、寒さに弱く暑さには比較的強いとされています。
インドネシアのほかにも、インドやアメリカ、ハワイなどにも定住しており、日本でいうスズメのように民家の庭先でも見ることができます。
【文鳥を長生きさせるために必要なこと】
温度調節をしっかりと行う
文鳥は寒さに弱く、場合によっては寒さが原因で死んでしまうこともあります。
ですから、文鳥にとって快適な温度を常に設定し、管理していくことが重要になってきます。
一般的に、文鳥が活発に活動できる温度は22~28度だといわれています。
文鳥によっても個体差があると思いますが、30度くらいまでなら平気だともいわれています。
<春~秋>
春や秋は朝晩の気温差がありますので、とくに注意が必要です。
ケージにヒーターを設置し、温度が下がる朝晩もしっかりと保温してあげてくださいね。
温度管理が心配な方は、サーモスタットも併用するといいかもしれませんね。
設定外の温度になると自動で付いたり消えたりするので、より安心かと思います。
壊れていないか、定期的にチェックしてくださいね。
<冬>
冬は、昼間はヒーター、夜間はヒーター+ブランケットを掛けて保温していました。
エアコンをつけっぱなしにするのならいいですが、そうでなければヒーターのみでは寒いと思われます。
ちなみに文鳥は乾燥にも弱いので、湿度も気にしてあげてください。
暖房をつけっぱなしにしていますと、かなり乾燥します。
温度計・湿度計は必需品です。
<夏>
夏は、我が家ではエアコンを28度設定にして、ほぼつけっぱなしにしていました。
真夏の室内は、暑いと35度以上になるときもあるため、家族が皆出かけるからと言って、間違ってもエアコンを切ってしまわないように注意してください!
いくら暑さに強いと言っても限界がありますし、ペットショップや家で生まれた文鳥は、いわば「温室」で育てられた鳥です。
インドネシアなどにいる野生の文鳥とはワケが違いますから、大事に育ててあげてください。
そのほかにも、直射日光が当たらないかどうか、エアコンの風がダイレクトに当たらないかなども気をつけてくださいね。
ストレスを溜めないこと
文鳥はストレスを負うことで、寿命が早まることもあります。
ですので、日ごろからストレスが溜まらないような環境を整えてあげましょう。
<エサは殻付きが望ましい>
文鳥の餌には「殻付き」と「殻なし」とがあります。
たしかに殻なしの方が、汚れないから掃除もラクなんですよ。
殻付きだと、いたる所に飛び散りますからね^^;
しかし文鳥は、自分の口で上手く殻を剥いて食べる行為を楽しんでおり、それがストレス発散にもなっています。
それを知ってから我が家は、殻付きのみを買うようになりました。
よく見てみると、一生懸命口の中でエサを転がして、上手に剥いて食べている姿もかわいいんですよね。
殻よけに関しては、うちはケージの下1/3に透明のシートを巻いたのと、段ボールで殻受けを作ってケージの下に置いておきました。
ないよりあった方が、確実に殻を受けてくれていましたよ^^
<水浴び器を設置する>
文鳥はきれい好きな鳥で、水浴びを好んですることで有名です。
ですので、いつでも好きなときに水浴びができるよう、ケージ内に水浴び器を設置すると良いでしょう。
とはいっても、ケージの中だと場所を取ってしまいますし、水も糞やエサで汚れてしまいそうですよね。
そこで我が家では、ケージの外に取り付ける水浴び器を設置していました。
水も汚れないから衛生的にもいいし、屋根付きなので水浸しにもなりません。
下記の水浴び器は、大変便利でしたよ↓↓
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文鳥さんも大変気に入っており、1日に何度も水浴びしていました^^
水は最低でも1日1回は替えてくださいね。万が一糞などが入っていたら、その都度です。
ちなみに、寒そうだからといってお湯にするのは厳禁です。
お湯だと、体を守っている羽の油分が落ちてしまい、逆に風邪を引いたりして体調を崩してしまいます。
<1日1回は放鳥をさせてあげる>
1日1回、数十分でいいのでケージの中から出して、放鳥させてあげましょう。
放鳥は、文鳥にとって「散歩」です。
ストレス発散にも絶好の機会ですね。
ただ、放鳥の際には
・窓やドアが閉まっているか確認
・家族に、放鳥させることを伝える
・危険な物を片付ける
これらの事に十分注意してください。
文鳥は体が小さいので、不慮の事故が多いんです。
事が起きてからでは遅いので、十分に注意してから放鳥しましょう。
清潔な環境を整える
エサと水は毎日取り替え(場合によっては数回)、ケージ内もキレイに拭いて清潔を保ちましょう。
また、1か月に1~2回はケージを丸ごと洗い、日光で殺菌消毒するといいです。
エサ入れなどを洗う時は、洗剤の使用は厳禁です。
どんなによく洗い落としたとしても、人間には分からないほどに残った洗剤すらも、文鳥にとっては危険だからです。
水洗いで十分ですよ。
【おわりに】
愛らしくてかわいい文鳥との幸せな時間が、1日でも長く続くよう、日頃からお世話をしっかりと行っていきたいものですね。
我が家は上記のことを、1日も怠ることなくやりましたよ。
「我が家」といっても、私がほぼ99%やってましたが^^;
それでも文鳥さんは、ある日お気に入りのブランコから飛ぼうとしたさい脚を踏みはずし、怪我を負いました。
その脚の怪我が原因でだんだん動けなくなり・・
ついにはエサを食べる元気もなくなって、私たち家族が起きてきたことを確認したのち、静かに息を引き取りました。
寿命は関係ない、永遠の命は存在しないんだということを知りました。
文鳥さんと過ごした時間は、今でも私たち家族の宝物です。
今回の記事が、少しでもお役に立てれば嬉しいです。