こんにちは。
今回は、「生活保護の申請から受給可否までの期間は?鰻が食べたいデモに何を思う」というテーマについてです。
2023年10月1日、「生存権を求める京都デモ」が京都市であったそうですね。
テレビを観ていないので全然知りませんでした。放送もしていなかったのかな?
憲法25条は「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を保障するよう政府に命じていますが、政府は生活保護費を大きく削っているとして、デモには生活保護の利用者と支援者100人が参加し、「たまには旅行に行きたいぞ」「たまにはオシャレもしたいぞ」「たまにはウナギも食べたいぞ」と路上で訴えました。
果たして、旅行やオシャレやウナギを食べることは「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」に該当するのでしょうか。
また生活保護の条件や、申請から受給可否が分かるまでの期間なども気になったので調べてみましたよ。
低所得でも必死に働いて納税している人がいる一方、生活保護って一体何なのか改めて考えさせられました。
もくじ
生活保護とは?
そもそも、生活保護とは何なのでしょうか?
生活保護とは、経済的に困窮している人に対し、国が当面の生活費を支給する公的扶助制度のことをいいます。
生活保護には使い道に合わせて8種類の扶助があります。
基本的に生活保護費として支給されるのは生活扶助であり、それ以外の扶助は必要に応じて加算される仕組みになっています。
・生活扶助
・住宅扶助
・教育扶助
・医療扶助
・介護扶助
・出産扶助
・生業扶助(商売を始めるための技能取得費用、作業着などの就職支度費)
・葬祭扶助
生活保護を申請してから受給可否までの期間は?
生活保護を申請してから、受給可否の審査結果の通知が来るまでの期間は、14日以内です。
審査結果の書類は、自宅に郵送されます。
ちなみに、生活保護を申請する窓口は「福祉事務所」です。
申請書を提出すると1週間以内にケースワーカーが家庭訪問に訪れ、住居状態や資産の有無などの確認があります。
また、同時進行で扶養調査と金融機関への調査も行われ、家庭訪問の結果と金融機関への調査結果などから、受給の可否が決定されます。
生活保護費が支給が開始されるのはいつ?
生活保護費が支給が開始されるのは、審査通過後、直近の支給日から生活保護費の支給が開始となります。
審査が通ったのはいいけれど、支給されるまでに時間がかかると困る人もいるでしょうから、わりと早く支給されるのはいいことですね。
生活保護を受給する条件は?
生活保護を受給する条件は、世帯収入が厚生労働省が定める保護基準に基づいて計算した最低生活費に満たないことです。
働いていても同居する家族と合算した収入額が最低生活費を下回る場合は、保護対象として認められます。
・最低生活費が厚生労働省の定める基準を下回っている
・病気や障害などが原因で働きたくても働けない
・生活費に充てる預貯金や土地などの財産がない
・年金制度や国の公的融資など他の制度を利用しても生活費が足りない
他にも持ち家や車を売却したお金、扶養義務者からの贈与、年金、保険金、退職金などもらえるお金をすべて活用しても生活が困窮していることが前提条件です。
ほかには、日本に永住権があることも条件となってきます。
生活保護受給者が「鰻が食べたい」デモ?
「生存権を求める京都デモ」が1日、京都市であった。生活保護の利用者と支援者100人が路上から訴えた。「たまには旅行に行きたいぞ」「たまにはオシャレもしたいぞ」「たまにはウナギも食べたいぞ」
※2023年10月19日配信
Xの反応は?
上記のニュースに対して、Xではどのような反応があったのでしょうか。
一部ご紹介します。
病気や怪我などで働けないから生活保護受給しているって「仕方がない」人達は除き、「デモに参加出来るレベルの健康体」なら働けるだろ。
生活保護を受けてない人で
旅行に行く金もなくて
鰻も食う機会に恵まれない場合は
「健康で文化的な生活」が出来てないとみなされて
生活保護を受給できますか?
理解力乏しいんだろうな…
そもそも「健康で文化的な生活ができる」って基準が旅行に行ったり鰻食ったりじゃないんだわ…
生活保護は最低限の生活で
贅沢したいなら働けって話だよな
そうじゃないと普通に働いているのバカらしいじゃん
たまに旅行したいなら、切符とコンビニでメシ買って安宿に一泊しよ。
たまにオシャレしたいなら、髪の長さを変えて古着屋に行こ。
たまにうなぎ食べたいなら、どっかうなぎがいる川かすき家に行こ。
まだ生活保護受けてない、低所得者からの提案でした。
必死に働いてても贅沢出来ない、しない、我慢してる人もいる。生活保護を受ける立場でそんな主張するというのはどれだけ厚かましいか理解しろ。
生活保護制度の改悪を辞めさせたいなら、「たまには鰻食べさせて」とか「オシャレさせて」って言うんじゃなくて、「3食食べさせて」とか、「清潔な衣服を着させて」って主張すればいいのにね。
勤労の義務を果たしてる者は、稼ぎから納税し、年金、保険料を払い、生活費を賄い、その余った極僅かなお金を貯めてやっと贅沢ができます。
その反面、生活保護者はその全てが免除され納税者から集めた税金により生活が保障されています。
贅沢は勤労者の特権です。
その特権が欲しいなら働い下さい
子供の頃、母子家庭で生活保護で育ちました。
人様のお力があって大人になれました。
お米を食べる事が出来ました。
申し訳なさと大きな感謝しか有りません。
贅沢させろなど言う、恥知らず恩知らずは許せません。
鰻が食べたいデモに何を思う
自分が持っている資産は生活保護の申請後に調査がおこなわれ、生活に必要ないと判断されると売却を勧められるのですが(貴金属や使用していない田畑など)、家具や家電、スマートフォンなどは日常生活を送るうえで必要だと判断されるので手放さずに済むそうです。
これを踏まえて考えますと、鰻を食べたりオシャレしたり旅行に行くのって、日常生活を送るうえで必ずしも必要なことではないですよね。
私は生活保護は受給していませんが、鰻を食べたのなんていつだったか思い出せないくらい食べていないですし、オシャレも美容院は半年に1回のみ、化粧品や衣類も安いものをドラッグストアや近所のスーパーなどで買っています。
旅行なんて、もう何年も行っていません( ;∀;)
私のほかにも、そういう方たちは大勢いると思います。
憲法25条が定めている「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」は、娯楽以外の"必要最低限に営む生活"の部分を指していると思うので、もしも『ウナギが食べたい』『旅行に行きたい』などと言ってしまったらそれは「最低限」ではないし、そういう娯楽に関しては自ら稼いだお金を使ってするのが当たり前だと思うのですが、どうなんでしょうね。
以上、個人的意見でした。
私もうな重食べたいな~~!
では今回はこのへんで。
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