こんにちは。
今回は、「サントリー社長が国民皆保険の民営化を提言?一般庶民はさらに窮地に」というテーマについてです。
2023年9月29日、サントリーホールディングス社長であり経済同友会の代表幹事を務める新浪氏は、東京都内の日本記者クラブで会見し、保険制度について「民間主導の民間が投資していく分野で、国民皆保険ではなく、民間がこの分野を担っていったらどうかと思います」と、制度の「民営化」を提言しました。
これに他して、SNSでは反対の声が多くあがっています。
仮にも国民皆保険が民営化になどなってしまったら、もう一般庶民は病院に行くことができなくなるかもしれません。
ちょっとした風邪やケガで数万円も医療費を取られることになったら、じゃあ大きな病気やケガの場合はどうなるの!?
恐ろしすぎますね。
もくじ
サントリー社長が国民皆保険の民営化を提言?
国民の関心は高く、X(ツイッター)では「国民皆保険」「サントリー」などのワードが一時トレンド入りしていました。
タレントのラサール石井さんも、サントリー社長の「国民皆保険の民営化発言」を危険視しています。
タレントのラサール石井(67)が29日に「X」を更新。サントリーホールディングス社長・新浪剛史氏による国民皆保険についての発言を〝危険視〟した。
経済同友会の代表幹事を務める新浪氏はこの日、東京都内の日本記者クラブで会見。保険制度について「民間主導の民間が投資していく分野で、国民皆保険ではなく、民間がこの分野を担っていったらどうかと思います」と制度の〝民営化〟を提言した。
この模様をリポストしたラサールは「出ました!! これが保険証廃止のそもそもの目的です。彼が思わず(保険証を紐づけるマイナンバーカード制度に関して)『納期』と言った訳がわかる。皆保険制度は死守しなきゃいけません」と投稿。
その上で「民間が保険を始めたらあっという間に外資がアメリカが入って来ますぜ。財界はハイエナ、アメリカというライオンのおこぼれを頂戴する」と、民間参入のデメリットを唱えた。
配信
※ラサール石井 新浪剛史氏の国民保険〝民営化〟に警鐘「アメリカが入って来ますぜ」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース
国民皆保険は国民全員に安い医療費で高度な医療が保障される制度ですが、新浪氏は同会見で
「病気になってから対処療法するのではなくて、死なない医療だとか病気が悪くなる医療から、元気でいられるための医療に切り替え、そのための医療制度、保険制度につくり変えていく(必要がある)」
と持論を展開しています。
X(ツイッター)の反応は?
上記の話題に対して、X(ツイッター)ではどのような反応があったのでしょうか。
一部ご紹介します。
本音出たーーー!やっぱりだ、おかしいと思った。情報ダダ漏れ失敗しても反対されても政府が血眼になって推し進めるマイナンバーカードの狙いは日本が世界に誇る【国民皆保険】だった!!
に、日本を売り飛ばす!?
国民皆保険を無くしたらアメリカみたいに保険料馬鹿高くて病院にもかかれなくなるぞ。
金持ちしか病院にかかれない国にしたいのかサントリーは。
私腹を肥やす為ならその他を犠牲にしてもいいって奴が多過ぎる。
あってあたりまえだから気づいてないひとも多いかもしれないけど、米国にはなくと日本のいいところはなんですか、って気かれたら、間違いなく”国民皆保険制度があることです”って答える
失って嘆くまえになんとかしましょう
ここ最近は医者に通う機会が多いけど、それでも安心して通えるのは国民皆保険があるからだよね。今後はストゼロを買うの止めようかな。ちょっと高いけど檸檬堂の方が美味いし、値段なら神戸居留地の方が安い。
綺麗事を言っているが、狙いは国民皆保険制度を破壊して保険制度を外資に売り渡すこと。日本の政財界はこれで莫大な「手数料」を得ることになる。いわば「売国手数料」である。
とりあえずサントリー不買が必要です。
国民皆保険は数少ない日本のよいところなのに…。医療で金儲けするために制度を壊そうとするのやめてほしい。
国民皆保険制度を壊したい輩がいるという事実を広めたい。
私利私欲。
世界的に希有な国民皆保険制度で国民は医療を受けやすい。
民間がになればアメリカ見たいに風邪の診療だけで数万取られて、とても病院なんて行け泣くなるっぜ
給与の低い日本に留まる最後の砦は、国民皆保険制度。高額医療費は大変助かる(これは医療関係者の努力も大きい)。それが無くなるのであれば、ただ給与が安く人権意識の低い国なので、優秀な人から海外に出ていく。
国民皆保険が民営化となれば一般庶民はさらに窮地に
「国民皆保険」ですべての国民が公的医療保障を受けられる。「公的サービス」でほぼすべての医療がカバーされ、最先端の医療も保険で受けられる。新薬も承認されればほぼすべて保険収載されるし新医療技術も保険点数がつく。
「フリーアクセス」が保障され、医療機関を自分で選ぶことができて費用は公定価格(診療報酬で医療の価格は統制されている)。すなわち、
・「医療の進歩に見合った高い水準の医療サービス」が
・「公的費用」で賄われて(=保険のきかない医療が〈ほとんど〉なくて)
・「所得の多寡に関係なく」「ニーズに応じた平等な医療」が
・「自分が選択した医療機関」で受けられる日本の医療は「奇跡の制度」
しかも、世界一の高齢国なのに国民医療費の水準はアメリカの半分、西欧諸国並みかそれ以下。こんな国はありません。日本の公的医療保険制度は、まさに奇跡みたいなものです。
もちろん日本の医療制度にもいろんな問題がありますし、大きな困難に直面していることも事実です。改革すべきことはたくさんあります。
壊すのはたぶん簡単です。でも、壊したらもう二度とこんな制度はつくれません。
引用:「国民皆保険」が崩壊すると何が起こるのか アゼルバイジャンにみる「医療階層化」の教訓 | ヨーロッパ | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
もしもこの先、国民皆保険が民営化されることになれば、間違いなく一般庶民は今までの医療は受けられなくなるでしょう。
私はあまり病院には行きませんし、どちらかと言えば民間療法で治そうとする方ですが、しかし場合によっては病院に行かなければならない状況の時もあると思います(酷いケガや皮膚病など)。
そういった時に毎回数万円も医療費がかかるとなると、どんなに酷くても一旦考えてしまうかもしれません、、、
結局は受診するとしても、その後の生活に間違いなく響いてきますよね。
日頃から通院している人や持病がある人などは、とくに大打撃なのではないでしょうか。
日本の数少ない良い所にことごとく目を付けて、無くそうとする動き。
上級国民の人たちだって、現在の国民皆保険の恩恵を受けているはずなのに、なぜこんなことを提言するのか。
もしかしたら上ではすべてが繋がっていて、とんでもなくオイシイものにありつけるのかもしれませんね。
だからと言ってこのような提言をするのはやめていただきたいです。
もうホント~~~に生活ができなくなります。
では今回はこのへんで。