こんにちは。
今回は「ジャニーズからのスポンサー離れが加速?企業別の対応と解決策」というテーマについてです。
2023年9月7日、ジャニーズ事務所の記者会見が行われ、東山紀之新社長やジュリー氏からの話、記者からの質疑応答など、じつに4時間以上にものぼるものとなりました。
いまや日本のみならず世界でも注目を浴びるほどに発展してしまったこの問題ですが、ジャニーズ事務所に所属するタレントを今後CMなどで起用するのかどうか、スポンサー企業は対応に四苦八苦しているようですね。
そうなってしまったのは、ジャニーズ事務所の新たな新体制にも原因があるのでは?と思いました。
タレントの方々が仕事がしにくくなるのは気の毒ですから、所属タレントにとっても良い解決ができればいいのですが、、
もくじ
ジャニーズからのスポンサー離れが加速?対応に苦慮する企業も
ジャニーズ事務所所属タレントのCMへの起用を見送る企業の動きが広がりを見せている。大手企業4社が既に表明。「検討中」は少なくとも15社以上に及ぶ。同事務所と広告契約を結ぶ企業は100社規模。ジャニーズ離れがドミノのように進むとも指摘されるが、決めるに決められない企業側の事情も透けてみえる。
配信
引用:継続か、見送りか…ジャニーズ所属タレントCM スポンサーは対応に苦慮(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
ヤフコメの反応は?
上記の記事に対して、世間からはどのような反応があったのでしょうか。
一部ご紹介します。
ジャニーズの社名が残るなら、所属タレントのCMはダメ。いくら「タレントに罪はない」としても、そのCMで契約料はジャニーズ事務所の収入になり、ジャニーズ事務所を支持することになる。社名変更が改革の第一歩だと思う。ファンの支持があっても世間は支持しない。
タレントファーストで考えているのであれば、役員を外部から受け入れての総入れ替え、株式の全売却、社名変更で完全に過去と決別するという意思を打ち出していれば、世の中は好意的に受け止めたかもしれませんが、可能な限りこれまでの体制を維持するという雰囲気がある状態では、世間は納得しないと、反省しているという風にはとらえないと思うので、これからの活動も厳しくなっていくのではないかと思われます。
ウチの会社は50年近く欠かさずジャニーズのタレントを起用してきた。付き合いという側面もあり、売れる前のタレントでも事務所の言われるままに契約してきた。
ただ数年前、「ここはヤバい。いったん取引を止めよう」と言い出した人がいて、すったもんだの末、契約を更新しないことに。
ジャニーズ事務所は居丈高な態度が悪評で、本音ベースでは宣伝担当もかかわり合いがなくなってホッとしたらしい。
今の状況を考えると、長い付き合いを絶とうと提案した人はファインプレーだったな
今までのような絶対的な存在では無く、その他のタレントさんと平等に扱えばいいと思う
今まで自分の力で努力して結果を残しているジャニーズもいる、そういう人は価値がある
しかし、何でもかんでもジャニーズの時代は終わりにしたらいい
もちろん忖度してただけのジャニタレもたくさんいるから、そういう人はフェイドアウトって形で切ってもいいんじゃないかな、芸能界って実力社会だからね
ジャニーズを使おうとする企業の広報に聞きたいのが、逆になぜジャニーズにこだわるのか、ジャニーズじゃないといけないのかという点。
ほかの著名人でも、役者の卵でも、もっと言えば社員やエキストラでも別にいいよね? ジャニーズを使わなくてもいいCMを作れる企業だってあると思うし、現にそういったCMもある。
企業の広報には、今回の問題がどれだけ重大なことなのか考え直してほしい。
だから、会社を解散しなければいけない。
こんな大問題が明るみに出たら、普通の会社であれば、すぐに倒産に追いやられる。たとえ、その従業員が被害者である可能性があったとしてもだ。これだけの問題なんだから仕方ない。
だからこそ、同族経営で所属タレントを新社長にするなんてことではなく、新しい会社として外部の取締役を入れ、新しい体制でスタートすることが絶対必要。100人以上にも及ぶ被害者を出した会社に金を払うなんてあり得ないし、そんな会社の商品は買いたくもない。
懸命に頑張るタレントを守るためにも必要なことだと思う。
ジャニーズ事務所を介さず個人契約なら継続したいと表明している会社もありますよね。
ある程度売れているタレントは移籍や独立を視野に入れれば良いだけでは?ジャニーズの冠を被っていることはこの先足枷にしかならない。特に海外活動を考えている人はジャニーズのままでは絶望的だと思う。
スポンサーが手を引けば、メディアの対応も変わる。個人個人のタレントが頑張ってきたのは事実だろうから、先のことを考えて冷静な判断をするしかないね。
起用しないとファンが不買運動をする危機感があるのでしょうか。他のタレントを起用したら、そのファンが買おうと思うかも知れない。
タレントに罪があるかどうかは別として、自分は正直まだ名も変えないその事務所に居続けることが人として正しいのかどうかと考えてしまう。そのタレントたちがCMに現れるたびに心が苦しくなる。せめて他のタレント事務所に変わったら、気持ちもおさまってくるのかも知れない。
でもだから企業がCM契約を解除するのはありがたい。
企業別の対応
ジャニーズ事務所所属タレントの今後のCM起用や契約更新について、動きを見せた企業は以下の通りです。
●東京海上日動火災保険⇒現行の契約を更新しないことを決定
●日本航空:適切な対応が取られるまでの起用見送りを表明(性加害問題が報道された2023年3月以降、タレントを使っていない)
●キリンホールディングス:現在の契約満了をもって今後起用しない宣言
●アサヒグループホールディングス:更新はせずCM差し替えなどを順次行っていく
●コーセー:今後の事務所の改革や取り組みを確認
●森永製菓:ガバナンス(企業統治)強化の実現が必要と
広告契約を結ぶ企業は100社規模で、現在の時点で「検討中」としている企業は15社以上にのぼるそうですから、他の企業の今後の動きにも注目していきたいと思います。
ちなみにモスバーガーは、ジャニーズタレントのCM起用を継続するようですね。
スポンサー離れを最小限にする解決策はなかったのか?
ここからは個人的な意見になるのですが、スポンサー離れを加速させず最小限にするためには、やはり社名を変更するのが一番のような気がします。
今の社名ですと、思いっきり渦中の人の名前が使われていますから、社名を聞くたびに思い出してしまったりタレントたちの好感度にも影響するかもしれない。
そうすると商品のイメージにも関わってきますから、スポンサー側も迂闊に起用できなくなりますよね。
もしもまったく違う社名になって一新できたとしたら、世間の目も企業の目も違ってくる気がしました。
もう一つは、新社長はジャニーズとは関係のない外部の人が良かったのではないか、ということです。
同族経営ではなくなるものの、なぜ大御所ジャニーズタレントの東山紀之氏が新社長に就任することになったのか。
見る人によっては、長年ジャニーズにいた人ということで「同族の息がかかっているのではないか?」「体制はそれほど変わらないのでは?」と思ってしまう人も少なからずいるはずです。
そうなると、あまり良い風には映らないし東山氏もやりにくいのでは?と思いました。
東山氏、今いろいろ言われていますが心労からなのか目の下のクマが酷くてやつれている印象でしたね。
もしも外部からの人間を新社長に就任させたとしたら、それこそ社内も一掃・一新できる気がするし、イメージも違ってくると思います。
これからどうなっていくかは見守るしかありませんが、ジャニーズ事務所のタレントさんたちには踏ん張ってもらいたいものです。
では今回はこのへんで。