こんにちは。
今回は、「マイナ保険証トラブル10割負担なくすよう対応?それはそれで現場は混乱必至」というテーマについてです。
健康保険証と一体化した「マイナ保険証」のトラブルは後を絶ちませんが、いったん医療費の10割を請求されたケースが相次いだことに対して加藤大臣は、6月中に対応策を周知する考えを示しました。
また、今後このようなトラブルが起きた際には患者の負担が本来の「3割」などで済むよう、対応できるようにもしたいとのことです。
今現在の時点でもかなりの件数でトラブルが確認されていますので、今月中と言わず一刻も早く対策をお願いしたいのと、『今後このようなトラブルが起きた際には患者の負担が本来の「3割」などで済むよう対応』って不可能なのでは?と思いました。
もくじ
マイナ保険証トラブル10割負担なくすよう対応?
(前略)加藤大臣は健康保険証と一体化した「マイナ保険証」で、医療費の10割を請求されたケースが相次いだことを受けて、今月中にも対応策を周知する考えを明かしました。
トラブルの背景ついては、カードを読み込む端末の故障やシステムへのデータ登録が完了出来ていなかったケースなどがあったとしています。
加藤大臣は今後、こうしたトラブルが起きた際にも患者の負担が本来の「3割」などで済むよう、対応できるようにしたいとしています。
配信記事
引用:「マイナ保険証」医療費“10割請求”相次ぐ トラブル背景には「機器端末の故障」や「データ登録が未完了」など(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
ヤフコメの反応は?
医療関係者です。
意味がわかりません。
資格を確認できない以上10割負担は当たり前です。本当に資格ない人に3割しか請求しなかったら医療機関は70%ただ働きを強要されるわけです。
技術料ならまだしも、薬など納入価の3割しか受け取れなければどうなるか想像つくでしょう。
皆さんが思ってるより医療機関の財政って火の車です。
もちろん患者さんは気の毒です。でも悪いのは国です。
1日でも早くマイナ保険証がなくなることを祈ってます。
健康保険証の資格確認もできないのに、3割負担は医療現場としてはあり得ないです。
患者がすでに無効になった保険証を持ち込むことはいまでもあります。マイナ保険証になると保険証自体に健康保険情報が記載されているわけではないです。現場の混乱は目に見えています。どうしても、マイナ保険証に移行したいのであれば、もう少し時間をかけてこういったトラブルがなくなってからにすべき。日医、日歯、日薬はもっと厚労省に強くいうべきです。
>加藤大臣は今後、こうしたトラブルが起きた際にも患者の負担が本来の「3割」などで済むよう、対応できるようにしたいとしています。
どうせ現場に負担を押し付けるんだろ
こんなの解決方法は簡単で、「医療についてはマイナカードではなく従来の保険証をつかってください、システムが完全になるまでマイナカードはつかわないでください」これで問題解決
なんでこんな簡単なことができないのかね?
本当に無資格だった人が3割負担で済んでしまう事にならないか。
国民皆保険の性質上、無資格者は存在しない前提に立ったものだが、健康保険料を納めてないなど本当に無資格の者をきちんと選別する必要がある。
本当に加入してる人には10割負担を回避する方法は必要だが、加入してるしてないをきちんと判別して本当に加入してなければ10割負担を求める事も必要だろう。
医療事務です。保険証が確認できない以上は、保険適応にはできないです。もし退職して保険証がなかったとか実は保険証が変わっていたとか…レセプトでかかり戻ってきたり修正再提出など労力がかかります。早く正常になるようにするか、出来ないならオンライン資格確認を無くすべきでは?
今月中では遅いのでは?マイナ保険を紐付け開始の前に想定し決めておくべきことではないのか?
ドコモ、AU、NTT等いずれも大規模なシステム障害が起きている、災害時等もある。保険証が廃止されれば一斉に多くの利用者も出てくることが予想される。一旦保険証廃止は延期し、紐付け解除できるようにシステム変更すべきだ。
保険料を納めているのに、保険給付が受けられないでは言語道断。
であれば、何のために保険料を納めているのか、馬鹿らしくなる。
保険料を納めた者には、その旨の証書を保険者が発行してあげねばならない。
本来はそれが、保険証である。
保険契約や保険関係の成立を曖昧にするのが、マイナ保険証である。
国が責任を負わない無責任なマイナカードは必要ありません。
生命に関わる健康保険と連動させるのは反対です。すでにマイナカード作成している人の中で反対であれば、返納して下さい。
作らないか返納か、これしか反対の意思表示をする事ができません。
ネットワークがなんらかの原因で使えないってなったらと思うとゾッとします。
アナログでの処理は遅いしデジタル化した現代に合わないかもしれないけど、アナログに勝るいつ何時でも使える印籠はないのです。
だったら、国が10割になるように補填してくれないと。慈善事業じゃない。特に薬局なんて0(無)からサービスを提供してるのではない。保険組合と患者から支払ってもらう費用のほとんどが薬代なのに、何割かでも取りっぱぐれる事態ともなれば途端に経営の危機。
一般利用者が不利益を受けないように、不利益は医療機関が受けてね。
という対策。
国の責任は一切なし。
マイナ保険証を使わせることで利潤が発生する仕組があって、きっちりとそれが与党内に回ってくるんでしょうね。
それはそれで現場は混乱必至では?
冒頭でも言いましたが、『今後このようなトラブルが起きた際には患者の負担が本来の「3割」などで済むよう対応』って不可能なのでは?と思いました。
まず一つは、トラブルで無効扱いになってしまっている人と本当に無資格の人を、どうやって確認するのか?
「私はこれまで3割負担でした」という患者の言葉を信じて対応する??
そんなことしたら、絶対に嘘を言う人も出てきますよね。
今は現行の保険証がありますからそれを見て確認するんでしょうけど、持参していなかった場合はどうなるのかなど、考えれば考えるほど疑問がわいてきます。
2つ目は、3割で済むように対応って、そりゃ患者さんは有難いでしょうけど医療現場は色々な意味で大混乱になりますよ。
いったん医療機関が負担して、あとで申請して返してもらうのか!?
そんな二度手間なことしていたら、余計な仕事が激増してしまいそうです。
私は医療事務のことは分からないのですが、しかしクリニックで働いていたとき事務さんの人手が足りないからということで、私達看護師もレセプトの手伝いをしたことがあります。
あくまでもお手伝いで、チェックや仕上げは事務さんがおこなっていましたが、医療行為を点数化する作業はめちゃくちゃ大変でした。
私が慣れていないから余計にそう感じたのか、大昔のことなので今はもっと便利に点数化できるのかもしれませんが、とにかく大変だったという記憶があります。
それに加えて、患者が3割で済むよう何らかの対応をすることになれば、医療機関はパンクしてしまうのではないでしょうか。
現場に丸投げだけはしないでいただきたいです。
そして最終的にいつも思うのは、現行の健康保険証でいいやん、、、ということです。
来年の秋までに現行の保険証は廃止するとのことですが、一体どうなることやら。
では今回はこのへんで。