こんにちは。
今回は、「医療従事者はコロナワクチンが義務接種になる?自由より使命感なのか」というテーマについてです。
日本でもコロナワクチンの接種が2021年2月から開始され、病院や施設に勤務している医療従事者の方々が一足先に接種されましたね。
私も一応医療従事者の端くれなのですが、コロナワクチンの接種は断りました。
たぶん私を含め、2人のスタッフのみが断ったようです。
断るのは若干勇気がいりましたが、しかし納得ができないまま打つことは絶対に出来ないと思い、きっぱりと断りました。
そんななか、感染症専門医の忽那賢志医師が、気になる記事を書かれていましたので皆さんにもお伝えしたいと思います。
医療従事者はコロナワクチンが義務接種になる?
感染症専門医の忽那賢志医師が、以下のような記事を書かれていました。
医療従事者は新型コロナワクチン接種を義務とすべきか(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース
国内外で新型コロナワクチン接種をしていなかった医療従事者を含むクラスターの発生が報告されています。
医療従事者のワクチン接種が進み、病院内でのクラスター発生は減少していることが厚生労働省の調査から明らかになりました。
(中略)一方、ワクチン接種を受けていない施設職員が感染源となりクラスターが発生した事例も報告されています。
国内でも先日、ワクチン接種を希望していなかった看護師のうち12人を含む51人が感染し、うち17人が亡くなるという痛ましい事例が報告されました。
「病院の方針に強く反発する人たちがいることも理解できますが、病院側としては患者さんと職員を守らなければならないという使命があります。」
海外ではすでに、職員の新型コロナワクチン接種を義務付けている病院があるようですね。
上記の記事内容だけ読んでいますと、コロナワクチンは世界中でまん延している恐ろしい感染症に対する「救世主」であり、ワクチンを受ければ感染が免れ、また人に感染させることもない。逆に、接種しなければ感染させてしまいやすくなり、また自分が感染しやすくもなる、、、という風に聞こえます。
本当にそうなんでしょうか。
「ワクチン接種を受けていない施設職員が感染源となりクラスターが発生した事例」とありましたが、そもそもどうやってワクチン未接種者が感染源だと突き止めたのでしょう?
私は医師ではありませんので、さっぱり分かりません。
また、過去の記事で何度も書いているのですが、ファイザー株式会社の「特例承認に係る報告書」には、
●本剤の長期の有効性及び SARS-CoV-2 変異株に対する有効性については、現時点で得られている情報からは不明である
●現時点で本剤接種後長期の十分な安全性データは得られていない
●本剤の SARS-CoV-2 感染予防効果は、臨床試験では評価されていない。本剤を接種した場合であっても、感染拡大防止のため、密集、密接及び密閉の回避、手洗いや咳エチケット等の基本的な感染予防対策は継続して行う必要があり、この点は医療従事者及び被接種者にも伝えるべきである。
などと書かれていました。
直接文書を確認したい方は、こちらをご覧ください↓↓
また、ファイザー社製の「新型コロナワクチン予防接種についての説明書」にも、
『現時点では感染予防効果は明らかになっていません。ワクチン接種にかかわらず、適切な感染防止策を行う必要があります』と書かれています。
私はこれらの文書を読んだとき、「果たしてワクチンに感染予防効果ってあるのかな?」と感じました。
だって、感染予防に対する評価が臨床試験で行えておらず、「本剤を接種した場合であっても、感染拡大防止のため、密集、密接及び密閉の回避、手洗いや咳エチケット等の基本的な感染予防対策は継続して行う必要があり」
って、じゃあワクチンを接種する意味って何??(;'∀')
単純にそう思ってしまいましたよ。
ファイザー株式会社の「特例承認に係る報告書」は2021年2月8日の書類なので、その後に若干臨床試験が進んで評価ができてきたのでしょうか?
また、「海外臨床試験(C4591001 試験)は2020年 4 月より、国内臨床試験(C4591005 試験)は同年 10 月より開始され、2021 年 1 月 20 日時点でいずれも試験継続中である。」ということも書かれており、現在も試験継続中だということも気になりました。
厚生労働省の書類にはそのようにありましたが、このことについてテレビではちゃんと報道してくださっているのですかね。
国民には知る権利があると思うのですが。
私は最近テレビを全然見ていませんので分からないのですが、どうなんでしょう?
日本の医療従事者はいずれ義務接種となるのか?
忽那医師は、「いろんなご意見があると思いますが、前述の事例の発生を受けて国内でもこうした議論を進めるべき段階に来ているように思います。」とも言われていました。
海外の一部の病院のように、今後日本の病院や施設でも、医療従事者はコロナワクチンの接種が義務付けられるのでしょうか。
仮にそうなってきますと、アレルギーや基礎疾患などによってワクチンを受けられない医療従事者は働くことができなくなってしまいますし、さらには「ワクチンを接種しなくてはならないのなら辞めます」という医療従事者も多々出てくることが予想されます。
そうなれば、医療現場や福祉の現場が人手不足になる恐れも出てきますね。
どうなってしまうのでしょうか。
コロナワクチンはあくまでも任意
今のところコロナワクチンは、あくまでも任意であり希望する人だけが接種することとなっています。
もしも今後、それが撤回され医療従事者が「義務接種」となれば、無意味な争いが起こったり新たな問題が発生することは容易に想像がつきます。
それに、万が一医療従事者を義務接種にしたとなれば、いずれは何だかんだと理由を付けて、その他の国民も皆義務接種に、、、となりかねません。
そうなれば、私たちの「自由」はより一層奪われていくでしょう。
たくさん調べ、そのうえでコロナワクチンが必要だと感じた人は打てばいいですし、必要ないと感じた人は打たなければいい。
それぞれ別人格ですからね。
要するに、何が言いたいのかといいますと、「人には選択の自由があり、よってワクチンの義務接種は適当ではない」ということです。
忽那医師の言われていることも一部理解できましたが、私はそのように感じました。
では、今回はこのへんで。