今回は、「ココイチ値上げしすぎ?客離れの実態と5つの理由」というテーマについてです。
「ココイチの値上げ、ちょっと高すぎない?」
そう感じた人は多いのではないでしょうか。
実際、2024年9月以降、カレーハウスCoCo壱番屋(以下、ココイチ)では客足が落ち続けています。
その背景には、8月の大幅な価格改定が関係していると考えられます。
今回の値上げでは、看板メニューのポークカレー(ライス300g)の価格が最大76円上昇。
さらに、トッピングのほとんどが値上げされ、価格が全国一律に統一されました。
この変化が消費者にどう影響したのか、そして客離れの原因は何なのかを詳しく解説します。
もくじ
ココイチの値上げしすぎで客離れ?現状を解説
ココイチは、国内で最も店舗数の多いカレーチェーンです。
しかし、2024年9月以降、客足の減少が顕著になりました。
同社はその理由として、「配達代行やテイクアウトの注文数の減少」を挙げていますが、それだけが原因なのでしょうか?
考えられるポイントは以下のとおりです。
- 2024年8月の価格改定が影響している可能性が高い。
- ポークカレーをはじめ、ほぼすべてのメニューが値上げ。
- 地域ごとの価格差がなくなり、全国一律価格に。
- トッピングも平均13.5%の値上げで、総額が高くなる。
このような変化が消費者の行動にどう影響したのかを、次の項目で詳しく見ていきましょう。
ココイチ値上げの詳細|どれくらい高くなった?
ポークカレーの値上げ幅が大きい
ココイチの基本メニューであるポークカレー(ライス300g)は、以下のように値上げされました。
- 東京都・大阪府・神奈川県:591円 → 646円(+55円)
- その他の地域:570円 → 646円(+76円)
特に地方では、76円もの値上げとなり割高感が増しています。
全国一律価格に変更された影響
これまで、ココイチの価格は地域ごとに異なっていました。
しかし、今回の改定で全国一律価格になりました。
- 以前は地方の店舗では都市部より安かった。
- 値上げによって、地方の人も「都市部価格」で購入することに。
- 結果として、都市部よりも地方での値上げ幅が大きくなった。
「地元のココイチが急に高くなった」と感じた人も多いのではないでしょうか。
トッピングも大幅値上げ
カレーと一緒に注文されるトッピングも、50種類中45種類が値上げされました。
- トッピングの平均値上げ率:約13.5%
- 例えば、ロースカツは300円から340円に。
- カレー本体とトッピングを合わせると、かなりの価格差に。
これにより、気軽にカスタマイズを楽しむことが難しくなりました。
ココイチ客離れの5つの理由|影響は?
- ポークカレーの大幅値上げで割高感増
- 値上げ後の価格を見ると、ワンコインでは食べられなくなった。
- 「高級カレー」と感じる人が増えた。
- 全国一律価格で地方の客離れ
- 地方の人にとって、以前よりも値上げ幅が大きい。
- 都市部と同じ価格設定に不満を感じる人も。
- トッピング値上げでセット注文が減少
- カレー単体ならまだしも、トッピングを追加すると高額に。
- 結果として、「カレー単品で済ませる」「別の店に行く」人が増加。
- 他の外食チェーンと比べても高く感じる
- 松屋やすき家のカレーと比べると、ココイチは割高。
- 同じ価格なら、カレー専門店ではなく他の飲食店を選ぶ人も。
- 家で作るor別のカレー店に流れる人が増加
- 「この価格なら、自宅でカレーを作ったほうが安い」と考える人が増えた。
- 価格の安い他のカレー店に移る客も。
ココイチ客離れで世間の反応は?
ここでは、ヤフコメに寄せられた世間の声を一部ご紹介します。
米も食材も物価が上がってるから、値上げは仕方ない。他の店も上がってるし。
ただみんなもだと思うけど、カレーって安く食べれるものだと思うんだよね。高いとてが出しにくい。
それと、CoCo壱さんもそうだが具がないと寂しい。だからトッピングすると前から1000円超えてしまう。軽くカツ丼やラーメンセット超えてくる。
それで値上げは、庶民にはきついよね。
ココイチの値上げ分も大きいとは思いますが、レトルト食品の進化がすごいんですよね。それに価格帯も外食と比べると安い。
外食のカレーという選択肢の他に、ご飯とトッピングを用意すれば、お店で食べるようなおいしいカレーが自宅でゆっくり食べられるようになった。
価格を考えると、外で食べなくてもいいかな?と思うくらいです。
ネット通販もあるので、色々な種類のカレーが楽しめるんですよね。
色々なものが値上がりしてるので物価上昇自体は仕方ないと思います。
ただ、ココイチもコンビニもそうですが、値上げ比率が変。百貨店の弁当よりも高い、は流石にどうかと思いますよ。百貨店の弁当も多少値上がりしてますがそこまでではない。まあ仕方ないよね、と言えるライン。
価格設定にどういう要素が絡んでるのでしょうかね。
いろいろ言われてるけど、日本が相対的に貧しくなってきたため、世界経済と連動した急激な物価高では、一般庶民の皆さんの経済が立ち行かないだけのこと。
外食はもはや、金持ちの道楽になりつつあるんですよ。
高いから行かない ではなく 外食は高い がニューノーマルになってるだけのことだと思います。
物価高騰は仕方がないことですが、ココイチの値段設定はぼったくり価格だとおもってますので、材料費が上がっても十分な利益があるのではないでしょうか。
まぁマクドナルドみたいにどの時間もある程度客が入るような店ではないので、コアタイムだけの営業でもいいのかもしれませんね。
ココイチの今後は?客離れ対策はあるのか
このまま値上げが続けば、さらなる客離れが起こる可能性があります。
しかし、ココイチ側も手を打たないわけではないでしょう。
- 割引キャンペーンやクーポンの発行が期待される。
- 価格に見合うサービス向上(新メニューや特典)が必要。
- 他店との差別化を図り、「ココイチでしか食べられない価値」を提供することが重要。
など。
今後、企業がどのような対応をするのかが注目されます。
まとめ|ココイチの値上げは客足にどう影響した?
- 2024年8月の値上げ後、9月から客足が減少
- ポークカレーは最大76円の値上げ
- 全国一律価格となり、地方の負担増大
- トッピングも値上げされ、総額が高くなった
- 結果として、客離れが進んでいる可能性が高い
今後、ココイチがどのような施策を打ち出すのかが注目されます。
消費者としては、価格に見合った価値が提供されることを期待したいところです。
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